花屋で働いてみて
昨年の年末から、近所の花屋でアルバイトをはじめました。
今日は、10年以上、デスクワークや営業だった私が、花屋で働いてみた感想をつらつらと書いてみます。
なぜ花屋で働いているのか
以前からお花が好きで、フラワーアレンジメントも10年ほど習っています。将来はお花関係のビジネスをしたいとぼんやりと考えているのですが、花業界については、フラワーアレンジメント教室でしか知りません。
花業界のお仕事は、体力面や業界としても厳しいとよく聞きます。しかし、そこを知らないで花を好きと言えるのか?花関係のビジネスができるのか?と思い、花屋で働いてみることにしました。
本業との両立・スケジュール
今までの仕事も続けながらなので、結構大変です。
・平日:16時半まで在宅で仕事→15時~22時頃まで花屋
・休日:1日中or半日花屋
花屋に行く日は、このスケジュールになります。
本業もあり、シフトに入れる日は決して多くはない中、雇ってくださっている店長には感謝感謝です。
難しい、しかし幸福感もすごい
とにかく、難しい!
レジも、私が学生時代にアルバイトで操作していたレジよりもややこしく、まず花に値札もないので価格を手打ちという点でも大混乱です。
お客様から観葉植物の育て方を聞かれてオロオロ、花をうまく包めずあたふた・・・。
大変で、まだできないことばかりですが、花屋に花を買いにくるお客様の笑顔を見ると、幸福感に満たされます。
180円の花一輪から1万円の花束まで、どんな商品でもお客様を笑顔にできる花ってすごいなと、花の力を改めて感じました。
仕事の「楽しい」とは、どの部分を言っているのか?
花屋で働いてから考えるようになったことは、『仕事の「楽しい」とは、どの部分を言っているのか?』ということです。
花屋で働いて気が付いたのですが、接客や店頭に並ぶまでの花の処理、一つ一つの作業が、すごく楽しいのです。もちろん、水は冷たいし花と水の入った容器は重いしと、大変な面はあります。しかし、それも含めて、その作業自体が楽しいのです。
そこでふと、本業のことを考えました。本業で働く会社の目指す方向は私も共感しており、仕事も楽しいと感じています。しかし、その仕事を構成するWxcelやPowerPointでの企画書づくりなど、その作業1つ1つは楽しいか?好きか?というと、「No」です。
「仕事が楽しい」とは、いったいどういうことだろう?
今まで、「仕事を構成する作業1つ1つが楽しいかどうか」なんて考えたことがありませんでした。そこを考えずに、会社の雰囲気や方向性などで、漠然と「仕事が楽しいか?」を考えていました。
だからと言って、本業を辞めたいというわけではありませんが、10年以上社会人をしておきながら、こんな根本的なことを考えたことがなかったな、という発見でした。
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