32-ECサイトで独立しよう 商品を作り込む手法編(商品開発)
どうやって商品を作るか?
さてここまできて一番困る事を解決しておきましょう。 もしかしたら読者の方もここんとこ一番気になっているのじゃないでしょうか?
ECサイトもできた キーワードも考えた。コンセプトも完璧!けれども問題は商品をどうやって作るの?ってことですね。
もしあなたが、何かの職人であったとしたら。商品開発は心配することはないでしょう。商品開発についてはプロのはずです。むしろECサイトをどう作るかとかSEOをどう構築するか?デザインコンセプトはどうするか?ということに考えを巡らせたらいいのです。それは具体的には僕が今まで散々解説してきていますので後はその通りに実行すればいいと思います。 もしわからない事があったらGoogleで検索してみてください。手順は僕が解説した通りやればECサイトはできます。実際やっていくうちに ECサイトを作り込むには、もっと勉強がいると気がつくかもわかりません。その時にはとにかくGoogleで検索するかYOU TOBEで検索するかしてみてください。書籍を買うのは無駄です。なぜなら本が出た頃には情報が古くなっていると思って間違い無いです。
職人以外の人たちへのアドバイス
問題はあなたが、僕のようにデザイナーだったり、はたまた、美容師だったり、マーケットリサーチャーだったり、サイトビルダーだったり、と言う人たちで、物を魅力的にする事、販売、アドバンタイジング、は得意なんだけど、物を作ることはできない。そんな人たちはどうするか?ってことですね。 ここ肝心です。
たとえばビールです 「ビールなんて作れないじゃないか!」 と思うでしょう?それがそうでもないんですね。オリジナルビール ←たとえばここをたずねてみる。
シャンプーだったら オリジナルシャンプー ←ここに相談してみるとか。
僕の場合を紹介しましょう。 僕は30年前、大手メーカに勤めていました。そこで知り合った材料屋さんっていうのがありまして、どんな材料かというと、カバンなどの素材材料です。
カバンの材料←ここです ここの業者さんに鞄とか小ロットで作れる職人さん知りません?って聞いただけ。 何人か紹介してくれました。紹介してもらったら交流を始めて長くつきあうっていうのが僕のポリシーなので もう10年くらい何人かの職人さんと付き合っています。
そうやって自分の作りたいものがあったら自分のネットワークのアンテナを貼ってインターネットで調べたり、紹介してくれそうな人を訪ねたり、石鹸が作りたかったら石鹸の作り方 ←で調べてみるとか? あなたのスキルとネットワークを最大限に活かして、色んな人づてを使って、とにかく動き回ることです。そうしたらなんとなく道が見えてくるはずです。
物つくりに絶対に必要なこと7選
道が見えてきたら交渉しなければなりません。その時に話の内容として押さえておかないといけないことがあります。
1支払いのこと= いつ請求してもらって いつ入金するか
2単価はどうするか?= 経験がある人ならいくらで仕入れるのが妥当かわかります。全く経験ない人は市場と比べて購入単価を決めるか、詳しい人からしいれ単価を聴いてみるとかですね。 ただ忘れてはいけないのは あなたは小ロット発注しかできないはず。 大きなロットを受けている会社の値段は安いに決まっているということ。誰かのアドバイスの値段を鵜呑みにしてはいけません。
3LOTのこと= 一番小さな発注数をミニマムロットと言います ミニマムロットいくつくらいから作ってくれるのか? あまり大きなロットだとリスクがありすぎます。『こちらはお客なんだからなんでもやって当たり前』とだけは思わないほうがいいです。 大きなロットしかできない会社もありますの。こちらの要望の無理なことを言うのはむしろ、失礼に当たります。 ちなみに僕の場合 財布5個から作ってもらえる 仕事のある時もない時も。ずっと付き合ってきた職人さんです 職人さんというのは頑固な人が多くて、愛想が悪い人が多いのですが 熱心に情熱を語れば、やってくれるものです。一旦気に入ってもらえたら少々の無理は聞いてくれるようになります『お前に頼まれたら仕方がない』って言ってくれるようになったら、いいですね。
4金型や抜き型のこと=物を生産するということは同じ形を作らなければならないことがほとんどで、金型や抜き型を使います。それは安いものではないので どんな金型を使って幾らぐらいするのかは押さえておきましょう。僕のやっている縫製品の場合は手ぎりって型紙から一枚ずつ作る方法もありますが、量産で一枚一枚手切りで作っていたら 一体いくらの単価になるか想像するだけでも恐ろしいことになります。 なので通常は抜き型って言うのを作ります 型紙1枚につき1つの抜き型 抜き型は一枚3000円としても10枚あれば3万円です。そのほか、型っていうのは色々とありましてプラスティック型なんていうのは100万円を超えるものはザラです。 商品のデザインをする時にもその辺のコスト面を考えた上で開発しないと、いったいいくらかかるかわかったものではありません。
5パッケージをどうするか=おそらく工場や職人さんから直接買うのですから。パッケージやシャンプーボトルなどは自前で用意しなければなりません。商品を作ってお客さんから注文が来て、あっ!って気づいた時にはもう遅い! 案外これ盲点です。このように、オリジナルのパッケージを考えておかなければお客さんには商品だけを渡すわけにはいきません。
6デザインは誰が描くか?=いずれにしてもデザインはいるでしょう。誰が描くのか? 予算はどれくらいかかるか?計算しておきましょう。ちなみに僕の場合は自分でやるから無料です。デザインで必要な箇所 プロダクトのデザインサイト全体のデザイン写真の撮り方ロゴのデザインパッケージのデザイン などが一般的には必要ではないでしょうか。 プロのデザイナーやカメラマンに頼むのは極力避けましょう。デザイン料金はあなたが考えているよりもおそらく高価です。
7投資金額をどうするか= 僕たちは大手企業のように投資を何百万もかけてできません。また、かける必要もない。(お金をかけたい人は別にして)
とすると初めからそこのところも計算して、手の出そうな物を作るのです。
僕は技術的には縫製物と硬い物 をくっつけるのが得意なデザイナーなので例えば靴 鞄 財布 リュックなど作るのが得意です これらの商品はECSサイトの販売程度でしたら、初期投資があまりかかりません。 ロットが小さい。 金型大があまりかからない。素材が少なく買える。など、小ロットでできるところが魅力でした。作りたい物より、作れる物から逆算して自分のオリジナル商品を開発しましょう。
以上で僕の商品開発の取引についての解説は終わりです。 僕のサイトができたら leather goods labではさらに詳しくものの作り方の解説はしょうと思っています。是非またお立ち寄りください。