2025年の探究一文字は「環」
今年の探究ドラゴンボール
皆様、あけましておめでとうございます!
年始に毎年の探究一文字を選んでいます。
2025年は「環」としました。
周囲の6個の漢字も含めた「探究ドラゴンボール」のメンバーも
昨年から結構入れかわっています。
環は丸く繋がる、循環するなどの意味があり、
人と人、人と自然、心と身体が柔軟に繋がり、
人、情報、金など様々なリソースがバランスよく循環しながらダイナミックに新しい価値を生み出していくイメージを表しています。
周囲の6つの漢字の意味
環を取り囲む6つの漢字には次のような意味を持たせています。
智 古の東洋哲学から最先端AI技術まで、これまでの叡智から学ぶ。
感 感性や共感。自然や人からのメッセージを感じ取る。
悠 落ち着きと広がり。焦ることなく広い視野を持ちながら進んでいく。
動 行動し挑戦する。高い波動でつながっていく。
創 新しい価値を創造する。
響 共鳴やつながりを。人と人、自然と人、異なる分野の間で
エネルギーを響き合わせる。
競争から共創へ
日本の社会や教育は、戦後資本主義や競争などアメリカ的な価値観に大きく
影響され、近年はその限界や綻びが出てきているように思います。
ケン・ウィルバーやユヴァル・ノア・ハラリといった
世界の知の巨人と言われる人たちも東洋哲学の重要性に着目し、
近年の西洋的価値観の底に隠れてしまった本来の自己とは?
といった問いを探究しています。
私も東洋哲学に関する本を読んだり、瞑想や太極拳を実践したりして
探究しており、その発想が今年のドラゴンボールに反映しています。
競争ではなく一人一人が輝き、つながり合う共創へ。
ラーンネットとしても目指していきたい姿です。
今年もどうぞよろしくお願いします!
ラーンネット・グローバルスクール代表
炭谷俊樹