食べ物に勝るもの
食べ物は無条件に嬉しいものではありますけど、食べる余裕がないと食べられないのでそんな時のために取り組む必要があるのですが、そこの重要性は言われないことも多いですよね。
ドッグライフコンサルタントの佐藤です。
食べられない状況ってどんなとき
いくら食いしん坊さんでも食べられない状況ってあるものです。
お腹一杯かもしれない。
体調が優れないのかもしれない。
食べるより寝たいとか…
緊張しているとか…
めっちゃ怖いとか…
めっちゃ興奮しているとか…
色々ありますよね。
体調が優れないならまず病院にいきましょう。
眠たい、疲れているならきっちり休ませてあげた方がいい。
健康的でというのであれば…
気持ちを落ち着かせたり集中を切るためのアクションを起こす必要がありますよね。
みなさんならどのような方法とりますか?
おやつを使いますか?
もし、おやつを使うならどのように?
おやつって使い方がとても重要なんですよね。
で、今日はおやつを食べないときですよね。
おやつを食べない状況で一点に集中して緊張していたらどうしますか?
集中を切るためにすること
声をかけたり、とんとんと刺激を与えてみたり、前にたってみたり…
もしかしたらリードショックや引っ張ったりしてるかな?
このときに、犬がどう思うか?が鍵なんですけどね…
より興奮したり…逆ギレ?したりしてませんか?
イライラしたり…特に前に立って視界を遮るときなんて右往左往してうざいって思われてることもありそうですね~
そんなときのために備える取り組みを日頃からやっておきましょう。
その状況にならないとできないのではなく、前にたつことがあるのであれば、なんでもないときに犬の前に立っておやつをあげたらいいんです。
名前を呼んでおやつの要領で…
犬にとってはゲームです。
飼い主の前に立ったら…もしくは、飼い主が犬の前に立ったらおやつをあげることを繰り返していたら…
前に立たれることがうざいことではなくて嬉しいことだったり、おやつの前触れになる。
ここまでできてやっと、集中したときに「前に立つ」が犬にとってうざいものではなくなるんです。
名前にしてもそうですよね。
その名前が犬にとってどのようなものなのか?
嬉しいもの、安心できるものでなければ集中を切るものにはならないんです。
嫌なことが起こるかもしれない名前ではなく、いいことしか起きない名前に作り上げるからいざというときに力を発するんです。
そして、飼い主さんの存在も同じように…
このような取り組みをしていると飼い主さんの存在自体が安心できたりリラックスできたり嬉しかったり…
犬にとって優先すべきものになっていきます。
飼い主さんが好きだけど…
犬たちは飼い主さんが大好きです。
何をされても好きなんですよね。
嫌いになれないんです。
だから、罰を使ってもなんとかなっちゃう犬って多いんですよね。
なんとかなるからいいというのでは犬たちが不憫だなぁって思うんです。
それにそういう生き方って楽しくないですよね。
せっかくこの世に生を受けたなら楽しかったと思ってもらいたい。
飼い主さんも大変だったけど犬がいた時間を懐かしむ経験を重ねられたらいいなぁって思います。
話があっちゃこっちゃですけど…
食べ物に勝るものを作ることはできます。
それを作るには食べ物が必要です…というか食べ物が犬にとっても飼い主さんにとっても分かりやすいです。
そして、安心できる時間や場所、飼い主さんが必要です。
とりあえず、名前を呼んでおやつをやってみてください。
行動は求めません。
これが難しいようですけど…
アイコンタクトもおすわりもふせもさせなくていいです。
パブロフの犬で出てきたベルの音のようにおやつの前に名前を呼ぶだけです。
ただそれだけ…
とりあえず、名前を呼んだらただおやつをあげてください。
ただでおやつをあげることに抵抗を感じなくなるまで…
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