反射的に気持ちを変える
自分アップデートにたくさんの時間をいただきました。
まだまだ、私の記事を楽しみにしてくれている人は少ないと思いますが…
また、読んでいただけて感謝しかありません。
ありがとうございます。
ドッグライフコンサルタントの佐藤です。
ここ数日、古典的条件づけってすごいよ~☺️
って呟いてましたが…
何がすごかったのかというと…
こんなのことがありました
うちのちび(上の子)は、結構キャパが広めでどこにいってもそれなりに過ごすことができます。
しかし、知らない場所や知らない人が多いところでは少し神経質になることもありました。
それが、先日まで私が参加していた犬連れでのセミナーでありました。
知らない場所で知らないワンコもいて知らない人もたくさんいた中で、私も講義に真剣になっていることも影響したのでしょう。
いざ、デモとなったときいつもなら案外パクパク食べるおやつも知らない人だったために怪しげに感じたのか口にも入れず…私のもとに戻ってきたりしてました。
あら?!こんなにセンシティブちゃんだっけ?と思うほど…
よくよく考えたら知らない人に取り囲まれ、見下ろされ、目の前には知らない外国人、ままはちょっと緊張しているし…
怪しまないわけがないって状況でした。
それに、ターゲットスティックを初めてだされて、顔の前にひょこひょこ出たり引っ込めたり…怖いよね😅
結局、その時はデモらしいデモは出来なかったのですがこれはこれでよい勉強になったのでした。
みんなでやってみよう
その後、みんなでクリッカーを使って行動を強化しようという話になりましたが、うちのちび(はるさん)の状況を見ると不安がよぎります。
おやつを食べなくて集中できない状況だったので…
それでも、やってみようと飼い主の私とワンコをつれていない人とペアでやってみたところ…
クリッカーがなった瞬間はるさんのスイッチが切り替わったんです。
集中し初めて、食べなかったおやつも食べるようになり目的の行動を強化できるようになりました。
クリッカーひとつでこんなにも切り替わるってすごくないですか?
なぜ気持ちが切り替わったの?
はるは、以前から家でクリッカーをやってました。
なにかにタッチするのもクリッカーで教えたりしてたんです。
はるにとってクリッカーは楽しい、美味しい合図になってたんです。
はるにとっては非日常だったセミナーもクリッカー音がはるの気持ちを不安感から救い上げたんですね。
声だけでは私の不安感がはるに伝わってしまっていたのかもしれません。
また、匂いに敏感な動物ですからどうしたの?という心配した感情やいつもならできるのにできない状況に焦っている匂いも感じ取ったのではないか?と思っています。
飼い主として自分がいつも平静でいられることが重要で、どんなときも不安から救い上げられる手段を持っていないといけないと改めて思いました。
古典的条件づけ
不安や緊張、恐怖から救い上げられる方法のひとつに古典的条件づけがあります。
例えば、名前はとても重要で呼ばれたら嬉しくなったり安心できるものでありたいですよね。
なので、名前を呼ぶときは必ず良いことが起きるときだけ。
名前を呼んで嫌なことしたりは絶対しないでください。
名前を呼んでただただおやつをあげる。
それを続けていると名前がとても良いものになっていきます。
でも、案外無意識に名前って呼んでるんですよね。
そこにまず気がついてもらう必要があります。
止まってほしいときも呼び戻しをするときも怒ったりするときも…名前呼んでませんか?
名前は良いものでないと不安や恐怖から救い上げられません。
この方法は、名前だけでなくいろんなもので応用できますので、犬に接するときに必要なものすべてを大好きなものにしてみてはどうでしょう。
例えば、手とか…
いろんな事をする手だからこそ、大好きになってもらいたいですよね。