世の中のポイントビジネスについて
世の中にはポイントサービスはあふれ返っている状況だ。
自分は、そこまでポイントに拘らないけれど、保有しているポイントは、ローソンのポイントだけでも4万ポイント以上、DoCoMoで10万ポイント以上、クレジットカードのポイントだけでも5万ポイント以上、Tポイントで5万ポイント以上とポイントで溢れかえっている。
これらは、当然ながら企業側にとってメリットがあるから実施されているわけだが、自分の場合、メリットを受けたいという心理よりも、損をしたくないから惰性で貯まっているって感じで、ポイントと言うのをほとんど使っていない。
基本的には、皆、そのポイントから派生するメリットを享受したいと思って使っていると思うが、このポイントビジネスって仕組みそのものが、とても良く出来ていると感心する。
企業側としても、ポイントサービスを利用してもらうことで、顧客の囲い込みや、パーソナルな情報を取得することが出来たり、メリットがあるからやっていると思うのですが、ポイントビジネスと行政の補助金などの仕組みって良く似ている。
商品の値段を見ると、商品の中にはポイントを付与した価格構成になっていて、ポイントを手にしても使わない人がいることを想定してビジネスが作られている。
企業にとっては「ポイント=自由に規制出来る自社紙幣」として考えた時に、資金を上手くプールしておける仕組みだと思う。
ちゃんと申請して支払いの時に「ポイント使います!」って宣言しないとポイントを使えないようになっているからね。
自分は、何故かローソンのポイントなんかでもレジで使ったことがない。
ごく稀に、お店の機械でポイントを使って、キャンペーンの商品を貰えるというのを使ったことがあるが、何か企業の在庫処分に乗っかているようで、魅力的な商品も少ない気がするので使ってない。
完全にポイントをプールしてしまっている人間だ。
まるで、行政の補助金や所得控除なんかと一緒で、申請してくれたら補助金や控除は出来るけど、申請しないと出来ませんっていう仕組みと同じ。
つくづく、日本の官僚は賢いと感心する。
今のサラリーマンが給料から税金を多めに天引きされて、会社員でもちゃんと確定申告で申請したら、お金が還付される仕組みはあるけど、ほとんどの人は申請せずにスルーする。
この仕組みを考えて、日本に根付かせた官僚は非常に優秀と言わざるをえない。
企業が実施しているポイントサービスも基本的な構造は、この仕組みの応用で、商品に上乗せされたポイント還元分の値段を支払っているが、付与されたポイントは申請しないと使えない。
ポイントカードでポイントをもらうのが、お得と感じていること自体が間違いで、お得と思わされているだけのような感じもする。
まぁ、いづれポイントをマイルなどに変換して使おうと思っていても、なかなか手続きがややこしくて、やらない状況が続いてる。
今度、一気に私と同様に、ポイントをプールしている人に向けて、もっとも効率の良いポイントのまとめ方なんかを研究してブログで公表してみても良いかもしれない。
最近調べたら、貯まりに貯まったローソンのポンタカードのポイント4万ポイントは、どうやら1ポイントは0.5マイレージになるらしい。
ということは、2万マイレージに変換出来てマニラまでの旅行往復に相当するらしい・・・こういう形で大きなものに変えるのが一番良いかもしれない。
ポイントビジネスについて、思うがままに私見を述べたわけだが、要は、ポイント制度っていう仕組みは良く出来たもので、それって頭の良い官僚が作り出した仕組みだよね。
やっぱ、官僚には優秀な人間が多いのは納得できる。
まぁ自分のポイントに関しては、もっと、良い交換方法があるか調べて、また発信してみようと思う。
長い、私見にお付合い頂きありがとう。
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