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2024年TSUNAGU食堂準備編:「“学び”の理論(インストラクショナルデザイン)を、親子の関係構築に活かしたい!」

こんにちは!リープのエマです。

先日、地域貢献課題に取り組むSWITCH株式会社(神奈川県 横浜市/代表取締役 松澤寛之氏)が主催する「TSUNAGU⾷堂」に参加いたしました。

社会を構成する一員として、「リープのサービスを地域社会でも活かしていきたい。私たちの"学び"をアウトプットすることで少しでも多くの方のお役に立ちたい」という想いで活動をしてきました。

地域の皆さまとの繋がりを実感することができ、私たちにもとても貴重な機会となっている「こども食堂」。

今回は3回目の参加ということで、去年よりさらにレベルアップした時間を皆さまにお届けできるように、リープ社員一丸となって準備を進めてきました。

▼過去2回の活動内容はこちら

もちろん、去年のこども食堂でも大人気だったブンちゃんは今年も張り切って準備をしました。

この記事では、2024年のTSUNAGU食堂への参加にあたって、リープのメンバーがどのような想いで準備してきたかについてご紹介します。

アウトプットから「対話」と「振り返り」をするプログラムを企画

私たちリープは、日頃からインストラクショナルデザインやリフレクションを促す学びのためのコーチングといったサービスを提供しているので、そういった切り口から今回のこども食堂でのプログラムを企画したいと考えていました。

企画していく中で、⼈材育成においてポイントとなる 「主体性を引き出す」仕組みを、今回の親⼦の学びに応⽤したらどうかな?というアイデアがあがりました。

そのアイデアは、初めから答えを用意するのではなく、こどもの自由な発想でアウトプットをする。子ども自身がアウトプットしたものに対して、言語化して他者に伝えることの楽しさを感じてほしいという思いから出たものでした。

また「なぜそのような表現をしたのか?」「その時のきもちは?」などの理由や感情を大人が引き出し、こどもがアウトプットすることで、自己理解やコミュニケーションに繋げてほしいと考えました。

そして最終的に「今年の思い出を絵に描いて、大人からこどもへ用意した質問をする」というプログラムにしました。

こどもたちがワクワクしながら絵で表現できるように、
ブンちゃんのオリジナル台紙を用意しました!

実際に用意した投げかけ

・何の絵を描いたの?どうしてこれを描いたの?
・自分なりに工夫したことはなに?この絵で特に気に入っているところはどこ?
・その時はどんな気持ちだった?また、その子どもの気持ちを聞いて、お母さん・お父さんの気持ちは?
・次は何をしてみたい?次は何に挑戦してみたい?

うれしかった!楽しかった!というような声がたくさん聞こえてきました。

振り返りを促進するには、コーチングの手法が最適

経験学習理論に基づくと、振り返りが重要です。子供たちの経験を学びに変えるには、振り返りをご両親がサポートすることで多くの学びに転換されます。

それを実現するには、コーチングの手法が最適です。
コーチングの三大原則は「双方向性」「継続性」「個別対応」です。

▼コーチングの三大原則について、詳しくはこちらの記事をご覧ください

今回は、その中の一つの「双方向性」に着目しました。

「あなたがどうする」「こうしなさい」ではなく、2人で一つの目標に向かっていく、そういう対話のやり取りがあるのが双方向性となり、「親子関係の構築」の機会にすることが狙いです。

このとき双方向にコミュニケーションを行い、お互いの意見や考えを尊重し合うことが重要です。

ブンちゃんのオリジナル表彰状

プログラムの最後には親御さんからこどもたちに向けての表彰状を用意しました。
褒められる内容はひとりひとり個性があるので、自由に書き込める仕様にしました。「褒められた経験」がこどもたちの自己成長や自信に繋ってほしいという思いが込められています。

〝親子で楽しみながら自然体で学べる機会〟になるよう社員一同でアイデアを形にしました。そんな子ども食堂当日の様子は別の記事で紹介します。

ぜひそちらも楽しみにしてください!

【おまけ】今回も張り切っていたブンちゃん

TSUNAGU食堂には、ブンちゃんも登場し、ブンちゃんからも「今年の思い出」を発表してもらい、参加者の皆さまがリラックスしてより自由で柔軟な発想が生まれるような環境づくりを意識しました。

初めてブンちゃんがこども食堂に登場したときはたくさんのお友達に「ペンギン」と間違われてしまいましたが、今回のTSUNAGU食堂の皆さんのリアクションはどうだったのでしょうか??皆さんの反応は次の記事でご紹介しますね!


今回の活動は、2022年からリープ株式会社が継続してサポートを続けている『TSUNAGUプロジェクト』の一環として実施しているものです。

『TSUNAGUプロジェクト』についてはこちらの記事をご覧ください。


Written by エマ
リープ株式会社

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