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ゼロイチで新規SaaSプロダクトを立ち上げ。「福祉×スタートアップ」の可能性を切り拓くITエンジニア


Lean on Me(リーンオンミー)で働く社員へのインタビューシリーズ「Lean on Meのひと」第5弾。
今回はCX部プロダクトチームのマネージャーを務める浜田亮さんにお話を伺いました。
CEO志村氏の理念に共感し、ITエンジニアとして入社。
「Special Shift」の開発責任者であり、また社内の営業チームが利用する業務システム構築のディレクションも行う浜田さんの、仕事環境に対する考え方や課題解決への取り組みなどについて語っていただきます。

浜田亮さん プロフィール

幼少期からプログラミングに興味を持ち、東京でインフラ系エンジニアとしてキャリアをスタート。その後ITエンジニアとしてのキャリアを積む。
地元・岡山の会社に転職した後、フルリモートで勤務可能なリーンオンミーに入社。


「ゼロから作る」スタートアップへの憧れから入社

Q:幼少期からプログラミングに興味を持ったきっかけはなんでしょうか。

親もITエンジニアで、小さい頃から自宅にパソコンがある環境だったため、ずっとパソコンでゲームをしていたんですけど、そのうち「自分でゲームを作りたいな」と思うようになったのがきっかけです。
「RPGツクール」のような簡単にゲームを作れるソフトが流行っていたのを知らずに「C言語というのを覚えればゲームが作れるんだ」というのを調べて勉強し、小学校4~5年生くらいの頃に最初のプログラミングを作りました。今思えば大分険しい道を選びました(笑)。

Q:なぜスタートアップに興味を持ったのでしょうか。

これはおそらく「エンジニアあるある」なのですが、元手が無くても起業できるし、起業したい人が多い職種だと思うんです。
自分自身に関していえば「ゼロからサービスを作る」というよりは、熱い想いを持っている人をサポートしてサービスを一緒に作り上げていくことに興味を持っています。
そんななかで、前職のような既存のシステムを改善していくことよりも、新しいものを作っていきたいという思いが次第に強くなっていって。
スタートアップ系の会社で働きたくて転職活動をしていた時期に、志村さんが出演していたNewspicks「メイクマネー UNDER30」を拝見し、リーンオンミーの存在を知りました。

Q:様々な業界のスタートアップ企業の中で、特に「福祉業界」を魅力的に感じたポイントはありますか?

幼少期の頃はゲームを作っていましたが、実際に社会人として働きだしてからは娯楽的なものより「業務効率の向上」を目指すような、システムの力を活かすものに興味を持っていました。
あと、一般の営利企業だとRPAとかにけっこう投資をしていて、既に業務が効率化されているところも多いと思うんですけども、障がい福祉に限らず福祉業界というのはIT化が遅れているところがあります。
そういった点で、ゼロからシステムを作っていける可能性が高い福祉業界を選びました。

マネージャーとしての不安、開発者としての困難をチームで克服

Q:現在、プロダクトチームのマネージャーであり、社内の営業チームが使用する業務システム構築のディレクション等を務めておられますが、マネージャーに任命された時の心境を教えてください。

前職では一人で開発をすることが多く、開発チームで開発をした経験がなかったので、リーンオンミーに入って初めてチーム開発を経験しました。
入社して一年半くらい経った頃に「あなたがリーダーです」と言われたときには「僕にできるかなあ」という不安がありました。
今でもなんとか試行錯誤しながらマネージャー業務を行っています。

Q:マネージャーとして不安な気持ちのなかで、周囲からはどのようなサポートがありましたか。

基本的には上司と毎週1on1をしていて、そこでかなり不安は解消されましたね。その上司はエンジニアではないのですが、エンジニアのことをよく理解していただいています。エンジニア組織にも当てはまる形に翻訳してアドバイスをいただけるので助かっています。

Q:マネージャーとして成長した部分はありますか。

最初の頃はビジネス寄りの知識がほぼゼロでした。福祉業界に関しても、業界の中にいながらあまり分からなくて。
今所属しているCX部門では、動画を制作するクリエイティブチーム、エンジニアチーム、お客様サポートチームという3つのチームが集まって毎週会議をしています。
そこである程度お客様のことが分かったり、業界の知識が深まっていったというのが大きいですね。
チーム内に閉じこもるのではなく、セールス側とも開発側とも毎月連携を図る。組織が分かれていても横断していこうというマインドがリーンオンミーにはあります。

Q:福祉業界でゼロからシステムを開発するにあたって、予想外の困難はありましたか。

最初は「単純な業務の効率化」ということばかり意識していたんですが、福祉業界は自治体から助成金をもらうことも多く、その仕組みが最初は複雑に感じました。
行政が決めたルールは存在するものの、それを運用している各都道府県などの自治体によって、細かい部分での微妙な違いが存在するので。
「Special Shift」に関しては、最初は機能がまだまだ完全ではない自覚もあり、想定通りの使い方をしてもらえないというのが課題でした。
営業担当との商談を通じて「こういう機能があったほうがいい」というフィードバックを積極的に回収してくれたところを、都度改善していったところが大きいです。
また、自分が思っていたのとは全然違う角度で現場の困りごとや課題をいただくことが多いですね。

Q:リーンオンミーでは組織が細かく分かれているからこそ、営業からフィードバックをもらって開発に活かすなど、お互いのコミュニケーションを大切にしているわけですね。

上司から「お互いに思っていることを言いなさい」と言われています。
「お客さんはこの機能が必要だから、それを開発してほしい」とはっきりと言わないとお互いに伝わらないから、と。

働きやすい環境の中で、1%ずつ泥臭く成長していく

Q:「ゼロから新しいシステムを立ち上げたかった」という希望がリーンオンミーで実際に叶っていると思いますが、そのことに対するやり甲斐と、逆に大変さを感じていることを教えてください。

「新規事業に携わりたい」と自ら手を挙げた面もありますが、消去法で選ばれたのかもしれないです(笑)。元々「やりたい」という希望は伝えていました。
今現在開発者がまだ足りてないため、よくも悪くも「自分に返ってくる」と思っていて。
「この機能が使いやすい」と褒められて、それがまさに自分の考えた機能だったりすると喜びを感じますし、逆に「ここは突き詰めなくていいかな」と思っていた機能の弱さを「使いにくいよ」とピンポイントで指摘されることもあります。
開発者の数が少ないので、機能の数は絞らないといけない、でも絞り過ぎたらお客様からの不満に繋がる、というのは大変なところです。

Q:浜田さんご自身は「昨日の自分を1%越えよう」というコアバリューを大切にしておられるとのことですが。

リーンオンミーが掲げるコアバリューのなかでこの「昨日の自分を1%越えよう」が一番好きなのは「1%でいい」というところなんですよ。
昨日の2倍の働き方をしろ、だと「無理だな」って諦めちゃうんですけど、「1%超える」くらいだったらできそうだなって思えたんです。
特にマネージャーになってからは自分自身でも着実に1%ずつ成長しているのを感じています。1日8時間という限られた時間のアウトプットの質を超えることを求め、そして評価してくれる職場環境だと思います。

Q:これからこの福祉業界に飛び込むエンジニアも増えてくると思いますが、SaaSエンジニアの先輩として「こういう人と一緒に働きたい」という人物像があれば。

エンジニアってどの業界でも「綺麗な設計」「綺麗なシステム」を作りたがると思うのですが、先ほど開発の苦労で述べた「自治体による微妙な違い」の話でも分かるように、福祉業界では個別にカスタマイズしなければいけない点があるなど、けっこう「泥臭いやり方」をしないといけない。
だからこそ、むしろそういう泥臭さが好きであったり、その泥臭さを乗り越えた先にある「自分の作り上げたシステムをお客様が喜んでくれる」達成感が好きという方にはめちゃめちゃ向いているし、お勧めしたいですね。

<房本さんの1日のスケジュール>

9:00 始業、メール・Slack・タスクチェック。
業務委託の方が土日に稼働することも多いため月曜朝イチ
のSlack確認が意外と多い…
9:30 Special Learning 企画会議の資料準備
10:30 SL開発定例の資料準備
11:00 SL開発定例
12:00 Salesforce開発定例
13:00 昼休憩
14:00 上長との1on1
15:00 翌日の企画会議の資料準備
16:00 Special Shiftの開発
19:00 終業

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・志村代表取締役note