Vol.2 リモートワークを想定してみよう!
事務局員のゆかりです。
現在私は、最近話題のリモートワークのような形態で仕事をしているので、その良さ、難しさと共に、自分なりの対応を共有してみたいと思います。
今回のテーマ:
リモートワークを想定してみよう!
ひとりで海外に駐在しているので、自由に行動を組み立てることができる反面、周囲にすぐに相談できる人がないので、判断が遅くなったり孤独を感じたりすることがあります。
それぞれちょっと挙げてみると…
<良い点>
・ PCを開けば仕事が始められるので、まとまった時間が取れなくても仕事ができる
・余計な中断を受けずに仕事ができる
・ Skype会議などは時間のメリハリがつけやすく、だらだらしなくてよい
<難しい点>
・特別なシステムがない限り仕事をしているかどうかは本人次第
・家が、寝室が、ベッドが、仕事場になり得る
・コミュニケーションを重視して仕事を進める職場では、キャッチアップが圧倒的に不利になる
ただ難しさは必ず存在するので、どうやって共存するのか、というのが大事だと思うようになってきました。
私の対処法をご紹介します。
1.情報収集する
日本では最近になって注目されていますが、海外ではかなり昔からあるスタイルだとか。アメリカでは同じ国内でも時差があるくらい、通勤自体がコストになりますしね。そもそもみんなで集まって仕事して情報を共有できるというのが「日本らしい」のだそうです(P. F. ドラッカーが2000年頃に指摘しています)。
関連する海外のサイトを翻訳したり、情報を集めているブログを見ると、リモートワークを実際に「する」人だけでなく、「環境」の整備も重要だ、ということがよくわかります。
こちらのサイトは参考になる情報が満載で、コミュニケーションがうまくいかずに落ち込んでいるときなどに自分の責任だけではない、と気持ちを切り替えることができました。
http://www.remotework-labo.jp/
社内にも協力者を増やすことが大事です!
2.人がいるところで仕事する
コワーキングスペースなど、フリーランスや起業家が集まるところに出かけていくのもひとつの気晴らしになります。オフィスで仕事をしていたら絶対に出会えないような、奇想天外(?)な人や、バイタリティのある人、また違う業種の人の働き方が見えるので、とっても刺激を受けます。コワーキングスペースにお金を払う余裕がなければ、カフェに行くだけでも、様々なスタイルで仕事をしている人がいることに気づけますし、「もしかしたら、あの人はあのPCから世界を動かしているのでは…?」なんて勝手な想像をするのもちょっと楽しいです。
3.ツールごとの役割と限界を認識する
離れたところからメールすると、情報が圧倒的に抜け落ちた状態でコミュニケーションすることになります。コミュニケーションロスはある程度仕方ない、と諦めることも大事です。なるべく丁寧さが伝わるように、と一生懸命メールの文章を考えたこともありましたが、メールで大事なのはシンプルかつ正確に情報が伝わることであると割り切ることにしました。一方で、報告書ではきちんと内容を充実させたり、Skypeの会議ではなるべく発言をするようにして、「伝わってないこと」と認識してもらったり。ツールによる役割と限界を認識した上で、使い分けていくことで、自分も相手にも負荷のかからない方法を模索していくことが大事だなと気づくようになりました。
まとめ:
難しいことも多々ありますが、それを克服しようとすることで気づくこと、新たに得られることもあります。「楽しんだもの勝ち」くらいの気持ちで広めていきたいです。
(写真は、先週訪れたスイス。岩ばかりの山に囲まれたところでは、これ落ちてこないかな?と、ちょっとした恐怖を感じました…)
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