パーソナルトレーナーが最低限知っておくべき15項目〜パーソナルトレーナーズ・バイブル(0)「パーソナルトレーナーの仕事と役割」
大阪〜神戸で活動して24年目に突入!パーソナルトレーナーのたかつです
スポーツトレーナー学院で校長をしたり、パーソナルトレーナーの寺子屋というオンラインサロンを運営しています。
こちらのブログはフィットネスの世界で働く方、働きたい方、NESTA等パーソナルトレーナー資格をお持ちでスキルアップ、キャリアアップを考えている方向けに書いてます
バイブルをまとめるにあたり・・・
パーソナルトレーナーとして現場に出ている人でも知識や指導能力にばらつきがあるのは当然です。
私は年間数十回の講座を通じて様々なパーソナルトレーナーと呼ばれる人にお会いする機会があり、その度にそのばらつきを実感するものです。
一定の経験を積む必要があるため当然なんですが、その際に、最低限こう言うことは理解しておいてほしいというラインがあります。当然、そこに到達しないないレベルで現場に出ている人もいるので、この際、まとめて見ようと思いシリーズ化して見ました。
セクション0:パーソナルトレーナーの仕事と役割
パーソナルトレーナーの仕事、その役割はクライアントが望むゴールに、安全で効果的で効率よい方法で導いてあげることです。最短でいくことでも、特定の方法で行うことでもなく、その人にあった内容を提供することで、その人の環境や体力にあったペースで進んでいくことです。
そのためには、動機付け→評価→運動指導→教育→照会ができる準備をしておく必要があります。
クライアントの側からみたら、自分の身体に興味を持ち知ること→正しい動作を習得すること→生活習慣を整え、運動習慣が身につくこと→トレーニングやダイエットに関するリテラシーが向上すること、が長期的なゴールになります。
トレーナーとトレーニー
パーソナルトレーナーになる人のきっかけは、自分自身がトレーニングやスポーツが好きで、結果的に人より動けたり自分の身体が変わった体験があり、他人にも教えたい、人の役に立ちたいという思いからになるでしょう。
それでトレーナーになれるわけですが、自分の承認欲求が強い、トレーナーなんだかトレーニーなんだかわからない人も時々見受けられます。トレーナーは他者へ指導、教育していくような立場でもありますので、上記の①自身の経験がある、②見た目に健康③トレーニングが好き だけではプロと呼べません。
プロのパーソナルトレーナーは、①科学的知見に基づいて相手のためになる指導、②他者とコミュニケーションがとれる、③ビジネスリテラシーとマインドがあり、④営業スキルを有している、ことまでできて一人前になります。
パーソナルトレーナーの仕事をまとめますと…
マクロには「営業」→「セッション」→「経理・経営」が必要です。営業してお客様をゲットできないとセッションは始まりませんし、事業をやっていけば売り上げや経費などお金の管理をしていく必要があります。
ミクロには「評価」→「設計」→「指導」で、これがセッションの中身になります。
評価のレベルを上げ、トレーニングプログラムを作成し、指導の腕を磨くことが必要なのは言うまでもありません。
パーソナルトレーナーの仕事は、パーソナルトレーニングで提供するストレッチやトレーニングの中身、結果を出させる技術、さらにはクライアントをモチベートし、教育していきリテラシーを高めてもらうことに加え、事業として売り上げをしっかり立てていくことまでを包括してみていく必要があります
パーソナルトレーナーの寺子屋・入門講座