トレーナーが学ぶときに大切な感覚。それは・・・
大阪〜神戸で活動して25年目に突入!パーソナルトレーナーのたかつです
スポーツトレーナー学院で校長をしたり、パーソナルトレーナーの寺子屋というオンラインサロンを運営しています。
こちらのブログはフィットネスの世界で働く方、働きたい方、NESTA等パーソナルトレーナー資格をお持ちでスキルアップ、キャリアアップを考えている方向けに書いてます
パーソナルトレーナーの学習環境
パーソナルトレーナーの皆様が学ぶ環境は多様化しており、また発信する方も多くなってきたことで様々な切り口で多くのことを得ることが可能な時代になりました。
オンライン化で遠方まで足を運ばなくとも受講できたり、アーカイブで時間の制約なくいつでも学習できたりとありがたい限りです。
一方、受講機会が増えることでたくさん情報を入れ、知識を得たとしてそれを現場での指導で生かしきれているのだろうか?という不安をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?また、しれば知るほどどれが正解なの?これでいいの?と次から次へと疑問が湧きなかなか指導で力を発揮できないなんてことはないでしょうか?
学びで大切な感覚はこれだ!
私が主宰するオンラインサロン(パーソナルトレーナーの寺子屋)のメンバーの方で、学びのコツというか、大切な感覚を掴まれてきた人がいるのでその方とのやりとりをご紹介したいと思います。
塾生「今日1日、鼻呼吸を意識して過ごしてみました。
自分では鼻呼吸をしてると思っていたのに意外と口呼吸になってたのに気付きました。
いつも夕方になるとドッと疲れて視界が少し曇って身体がだるくなるんですけどそれも今日はなし!
今まで自分は元気な方だと思ってたけど、全く違いました!
寺子屋に入って学ぶ前、自分のことを健康だと思っていましたが、お米食べだしてあれは健康的じゃなかったことに気付いたのと同じ感覚でした!」
私「本物の学びができるようになってきましたね」
塾生「そうなのですね! 呼吸の本は、大貫さんの本だけ読んでたんですけど、先生が紹介された「腰痛は頭で治す」という本を読む中で、鼻呼吸の話題があり、私出来てるの?って疑問に思ってきて「みんなの本棚」で紹介されていた本を買って読んで、意識してやってみたらこの違いが体感できたのです」
※みんなの本棚とはわたしが運用しているインスタアカウントで、パーソナルトレーナー向けに本の紹介をしています。
私「疑問に思ったら調べる。興味が湧いたら調べる。調べたら試す /わかる→できる→教えることができる というプロセスが学びには必要です」
このやり取りでのポイントは実践して気づきを得ること、誰かとの会話のやり取りで気づきを得たことです。
呼吸の本を読んで知識が身についた=わかった だけではダメで、実際にやってみて実感する=できた が必要で、この気づきが生まれた時が最大に伸びるチャンスなのです。
次のステップとして、人に教えてみてその教えたひとが「気づき」を得る。気づきを得た瞬間の「これか!」「いつもと違う!」といった感覚を生むことが指導ということになります。
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