札幌国際大学(チーム三浦由唯菜)、今年もカナダ🇨🇦のジュニア大会で優勝。
カーリングの2024-25シーズンはとっくに開幕している。日本国内でのプレシーズン大会を経て、日本選手権出場を狙うチームはカナダに武者修行とばかりに大挙して襲来している。女子では北海道銀行の調子が良さそうだが、まだまだ先は長い。
そして、ジュニアのチームもカナダに参戦している。札幌国際大学(チーム三浦由唯菜)も昨年に続いて出場、さっそく優勝のニュースが届いた。
2024 Cargill Curling Training Centre MJCT Fall Spiel(Morris Curling Club
Morris, Manitoba, Canada Sep 13〜15)
・Draw1
Yuina Miura
*5015 xxxx| 11
0100 xxxx| 1
Ella Keough (MB)
・Draw3
Yuina Miura
*3110 03xx| 8
0001 00xx| 1
Hannah Patton (MB)
・Draw5
Yuina Miura
0030 302x| 8
*1001 010x| 3
Bethany Allan(MB)
・SF
Yuina Miura
*1204 3xxx| 10
0010 0xxx| 1
Rylie Buchalter(MB)
・CF
Cassidy Dundas(MB)
*2010 020x| 5
0003 102x| 6
Yuina Miura
チーム三浦由唯菜は2023年にもカナダのジュニア大会で2大会優勝を遂げている。三浦は世界ジュニア選手権では3大会銀メダル以上を獲得、傑出した成績を上げている。このチームは、2026年に開催されるミラノ=コルティナダンペッツォ五輪の後は、日本のトップ争いに入ってくると思われる。
決勝の模様は、札幌国際大学カーリング部のYouTubeアカウントがチャットでライブ配信をしていたが、その試合ではサードに敦賀心羽子を入れていた。日本の日付けで9月16日の早朝に、新しい布陣を試したことを確認できただけでも、相当な儲けものだった。
リード 池田葉南
セカンド 佐久間優名
サード 敦賀心羽子
フォーススキップ 三浦由唯菜
フィフス 松永愛唯
この5人は、日本カーリング協会の24年度ジュニア強化チームA のメンバーに選出されているので、25年の世界ジュニアカーリング選手権で戦うチームということになる。そこを目据えたかのように、サードに新メンバーを入れてきたのはどういう意図だったのか。理由は定かではないものの、優勝という結果を新布陣で出したということは、今後は勝つための最良の選択をよりしやすくなるかもしれない。
このチームの母体は、北海道の名寄で結成されたJJクレッシェンドであり、リードの池田以外は幼馴染の不動の布陣で組んできた。そこに、楔を打ち込むように敦賀を入れてきた。このチームは密かに進化の途上にあると見るが、今回の優勝と新メンバーの組み合わせという小さな地殻変動がどんな未来をもたらすのか楽しみになってきた。
(敬称略)。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?