陽転と陰転とは
鑑定で物事を判断するとき、
わたしは善悪・いい悪いで判断しないことにしています。
10年前からずっとです。
ではなく、
自然か、不自然か、どうかでアドバイスするようにしています。
いい悪いの世界は偏っていると思ったからです。
算命学の星は、生かすも殺すも自分次第です。
同じ誕生日の人でも、結果が違うのは、どう生かせたか後天的にどう考え感じ、生き方に工夫があったか、で大きく変わるからだと思います。
周りの環境も含めて「運」もありますが。
運を作るのも自分なので。
同じ宿命でも、陰転と陽転があります。
たとえば、同じ貫索星でも陰転した貫索星と陽転した貫索星では違います。
なるべく自分の星を良く稼働させ燃焼させ、
陽転させていったほうがいいでしょう。
陰転した星は、マイナスの力が働きます。
例えば、宿命中殺者が陰転すると、環境が自分に全然合っておらず、病気がちになったり、やる気もなくなり、せっかく持った才能も生かせなくなります。
陽転すると、水を得た魚のように活躍することが可能です。
せっかく持って生まれた星を、陽転させて輝かせましょう。
それはあなたの腕にかかっています。
どう輝かせればいいのか?
それは、あなたが自分について深く知ることから始まるでしょう。
死ぬまで、自分の持っている星の才能を知らなかった。生かせなかった。
ではもったいないです。
唯一無二の可能性や才能をしっかりとこの世で生かし切り、
世の中や人さまに貢献できてこそ、陽転と思うのです。
自分も、周りも満足する。
それも大事です。
陰転しているのではと思ったら、まず自分の自然な姿を知ってください。
そして後天的にどう生きていけば軌道修正できるのか、も、考えてみてください。
世の中の常識にすべて当てはめないことです。
まずは自分の宿命を知り、宿命の自然、の姿に自分を合わせていくことで生きるのが楽になっていきます。
本当の自分と乖離した生き方の場合は、苦しいです。
陰転を陽転に変えることはできます。
いつでも、それは遅くありません。