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農家さん、JGAP始めてみませんか?(その㊺、9.1労働安全の責任者の責務)

皆さん、こんにちは。
いつもご覧くださり、誠にありがとうございます。

9月も中旬を過ぎたというのにまだまだ暑い日が続きますが、体調にお変わりはないでしょうか?

私はというと、先週、今週と出張続きで若干疲れ気味ですが、気合で乗り越えたいと思います(笑)

さて本日より9章に入ります。
9章は労働安全管理および事故発生時の対応となります。
農家さん、結構軽視しがちな項目ですので、しっかりと勉強していきましょう!

では早速ですが本日の9.1労働安全の責任者の責務について解説していきますね。
要求事項はこちら↓

出典:日本GAP協会

今まで勉強したところにもありましたよね?
○○責任者の責務・・・

これがあれば、まずは
①日本GAP協会のHPを確認し、更新情報を取得する
②JGAP指導員から情報を取得する

がベースとなります。

ではこの労働安全の責任者が取り組む項目としてはどんなものがあるか?
③農作業安全情報センターや農水省のホームページから労働安全に関する情報を取得する

そして重要な項目として

④機械の説明書を用いて勉強をする

これが一番重要です。
過去に『機械の使い方はだいたいわかるから、説明書は捨てた』という方が いらっしゃいました。
だいたいって・・・(笑)

あくまで説明書は正しく安全に使うための教科書です。
これが無ければ、従業員にどのように説明するのでしょうか?
皆さんは捨てていないと思いますが、無い方は取り寄せて
全ての説明書を揃えてください。
(絶対です!)
廃版になった機械で説明書の取得が難しい方は、似たような機械(後継機)などの説明書を準備しましょう。

そして(4)農場内に応急手当をできる者を配置し、その者が5年以内に応急手当の訓練を受けていることが証明できること、とあります。
→地域の消防署での受講でも良いですが、こちら↓が便利です!

⑤消防庁が公開する応急手当WEB講習の受講
終了証も発行できますし、何より『無料』です(笑)
5年以上前の方はこちらで勉強しなおしてはいかがでしょうか?

(5)はご自身の農場の作業で必要な保護具、服装は準備してくださいということです。
⑥刈払機を使用する方は保護メガネや脛ガードがあれば良いですね

纏めると
①日本GAP協会のHPを確認し、更新情報を取得する
②JGAP指導員から情報を取得する
③農作業安全情報センターや農水省のホームページから労働安全に関する情報を取得する
④機械の説明書を用いて勉強をする
⑤消防庁が公開する応急手当WEB講習の受講
⑥刈払機を使用する方は保護メガネや脛ガードがあれば良いですね

以上が実施出来れば
46/113クリアです。
おめでとうございます。

次回は9.2事故の防止について解説していきますね。
引き続きお付き合いください。

また、弊社ホームページ内にもWEBでご相談できるサイトを立ち上げております。
下記、リンクからのアクセス、お待ちしております。


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