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農家さん、JGAP始めてみませんか?(その㉟、7.1農産物の理解)

皆さん、こんにちは。
いつもご覧くださり、ありがとうございます。

本日から7章に突入です。
7章は生産工程におけるリスク管理となります。

この章は、JGAPを取り組む上で、一番時間が掛かる章となります。
ご自身の栽培方法、状況を明確にしてそれぞれリスク評価をしなければなりません。
結構な方がこの章で一度、挫折することとなります。
頑張って取り組みましょう!

さて、今日は7.1農産物の理解について解説していきますね。
要求事項はこちら↓

出典:日本GAP協会

管理点7.3のリスク評価の参考とするために、認証の対象となる農産物について、農産物の使用目的と利用者を想定して食品安全に留意すべき点を説明できる。

・・・ややこしい言い回しですね(笑)

つまり・・・
ご自身が認証を取得したい生産物の
①販売先
②食べられ方
を十分に理解しているか?ということです。

①販売先に関しては
ご自身の販売先がどこなのかによって、リスク評価を行う内容が変わるということです。
例えば・・・
直接ご自身が消費者に販売する方は、商法の関係で秤の校正が必要になります。
農協に販売される方は、残留農薬検査が抜き打ちで実施されることもある為、ご自身で検査を依頼する必要が出てくるわけです。

販売先が複数の場合は全てにおいてリスク評価が出来るように状況を纏めなければなりません。

②食べられ方に関しては
ご自身の生産物が生食なのか、加熱なのかによって変わります。
水の検査が必要な場合、不必要な場合もありますのでしっかりと見極めが必要です。

この7章に関しては正直、指導員の知識がある方が傍にいないとなかなかクリアしにくい項目です。
現地で販売先、食べられ方、栽培方法などを聞き取りをしてそれぞれに対して対応策を残さなければなりませんので。

一度、見てもらいたい!って方がいらっしゃいましたら、コメント欄に
『メールアドレスと現地確認希望と明記してください』
有償にはなりますが、ご訪問させていただきます(笑)

難しい内容ですが、情報を纏められたら34/113クリアです。
おめでとうございます。

次回は、7.2工程の明確化について解説していきますね。
引き続きお付き合いください。

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