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農家さん、JGAP始めてみませんか?(その㉓、3.6使用者と労働者のコミュニケーション)

皆さん、こんにちは。
いつもご覧くださり、誠にありがとうございます。

さて、先日投稿したその㉑に関して少しだけお話を・・・
電車の座席を譲らない、日本はこんな社会だったか?という問いに関して
多くの反響をいただいております(笑)
ありがとうございます。

あまりにも生きるのに窮屈な社会、他人に興味を持たない社会・・・
本当に『日本らしさ』が無くなってると感じます。
『お・も・て・な・し』の文化は外国人だけではなく、隣の誰かに対しても必要なのではないでしょうか?

ギスギスした社会から少しでも好転するように、小さなことでも良いので『ありがとう』と言われるような行動をしたいと思います。

所信表明はこのあたりにして(笑)
今日は3.6使用者と労働者のコミュニケーションについて解説していきますね。
要求事項はこちら↓

出典:日本GAP協会

ほとんどの農家さんには労働組合は無いと思います。
では、労働条件、労働環境についてどう改善していくかというと
使用者と労働者で個別に
『面談しましょう』
となります。

経験がある方はわかると思いますが、
改めて面談の場で伝えるって結構な労力を使いますよね?

日本人は自分の意見を伝えることが非常に苦手です。
私も昔はそうでした。
しかし、ある時を境に自分の意見はしっかりと相手に伝えるべきだと認識しました。

そのある時とは・・・

去るサラリーマン時代、ある社内ゴルフコンペがありました。
当時の社長と部長、若い女性社員と同じ組だったのですが、その社長が昼休憩時に早くお酒を飲みたいものだから、同組の私以外の人が来ていないにも関わらずお酒を注文→乾杯もせずに飲み始めたことがありました。

ついついその時、社長に言ってしまいました(笑)
『同組の人が来るまで待つのがマナーなんじゃないんですか?』
『若い女性社員、待ってあげましょう!』

終わった・・・って思いましたね。
自分で何をやっているんだと(笑)

でもその社長は『そうだな・・・』って理解を示してくれました。
この時に、自分の考えは相手に伝えるべきだと、何も言わないのは黙認していることと同じ、よりよくしたいのであれば、相手に伝えることが必要だと。

この一件から私は、労働者として伝えることははっきりと言う、管理職者として面談する場合は言いたいことを引き出す努力をしてきました。

先日投稿したその㉒でも書きましたが、外国人研修生でも自分の意見は伝えます。
ここは日本、日本人が出来ないわけは無いです。

余談が長くなりましたが、要するに
①最低年一回は使用者と労働者で面談を実施する
②労働条件、労働環境に関してしっかりとお互い意見を述べる
③記録を残す
です。

記録表が必要な方は下記有料部分からお買い求めください。

この面談記録が出来上がれば、19/113クリアです。
あめでとうございます。

次回は3.7差別の禁止について解説していきますね。
引き続きお付き合いください。

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