アマ修斗デビュー戦
2019年12月に山口県宇部市で行われたアマ修斗で僕はMMAデビューをしました。
12月というと、自動車学校では繁忙期なので休みを取るのが大変でした。
どうにか有給申請して、試合当日の休みは取れました。前日と翌日は仕事しました。
試合に出ることは決めましたが、僕はまだまだ弱いので、戦績1勝以下の選手しか出場できないビギナー修斗というカテゴリにエントリーしました。
しかし相手が見つからず、
「僕より弱いアマシューターなんているのかな?」
とビビりながらもアマ修斗にカテゴリを変更することになりました。
そして試合前日に対戦表がでました。
相手選手を調べると、柔術紫帯(当時)でアダルトで優勝経験も持っている池田選手でした。
勝てるわけねーじゃんと思い、めちゃくちゃテンションが下がりました。本当に僕は格闘技に向いていない性格ですね。
そんな気持ちで闘って、あっさり負けました。
対戦いただいた池田選手、セコンドについてくれた千葉先生と松崎さんには本当に申し訳ないです。
そして、このアマ修斗の大会は後半に修斗グラップリングも行われました。
修斗グラップリングには、プロシューターの
松崎さん、大関さん、秋山さん、摩嶋さん等も出場されていて超豪華でした。
応援にきていた僕の奥さんは、僕の試合は2階の客席から観ていましたが、
秋山さんの試合は1階まで降りてきて特別リングサイドくらいの位置で観戦していました。
表彰式のあと、秋山さんにお願いして奥さんと握手してもらいました。
秋山さんの神対応ぶりにも奥さんは感動しておりました。
しかし僕は、気持ちの面も含め、自分の弱さに落胆していました。
もう格闘技辞めようかなーなんて考えていました。
すると会場にいた濱口さんから
「伸びしろあるぞ、鍛えてやるよ」
と、声をかけていただきました。
濱口さんは所属が違う僕のことをいつも気にかけてくれる方で、
今でも試合の前後でアドバイスをいただいております。
今よりも弱くて実績もなにもない僕に昔から
「見込みある、頑張ればプロにもなれる」
等といった前向きな言葉をかけてくれてました。スポーツに関してあまり褒められた経験がなかった僕にはその言葉がすごく励みになり、また頑張ろうと感じれました。濱口さんには強く感謝しています。