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ワーママでバリキャリするには、何かを手放さないといけないのか?面談で違和感を受け、アンラーンする。

私は今、「働くママの気持ちがわからないからアドバイスが出来ない」と言われて、悶々と考えてしまう時間に突入しています。でもそれをそのまま終わらせてしまう事は、その対話があまりに無駄な時間になってしまうので、掘り下げてみました。

キャリアコンサルタントの人との面談

先日、職業訓練校のカリキュラムの1つである、キャリコンの方との面談が実施されました。もちろん先方の決められた担当者なので、こちらは特に指定が出来ません(どういった方が良いなどなど)。そもそも無料で受けさせてもらえるだけでも感謝です。

そこで、「ジョブカード」というものを提出してお話するのですが、上記のような衝撃的な一言を投げかけられました。
「働くママの気持ちがわからないからアドバイスが出来ない」(ご自身がお子様がいない(男性)から。独身かどうかまでは不明)
何気無い一言でしたが、正直その瞬間は「えー」となりました。
何と言いますか、「がっかり感」を得てしまいました。ちなみに、その面談の時間が夕方で無理やり自分が子供の送迎の時間を切り上げて、髪をかき乱しながらの面談になってしまい、「夕方の時間」が心へのマイナスな影響を与えたしれません。

そうです、勝手に何かに期待してしまっていたのは自分です。
そもそも、「相手」が私の将来について答えを持っているわけでは到底ないということと、答えは自分の中にしかないという事、改めて自覚したという事です。

という事で、また来月も同じように面談がある事が億劫だと思わずに、その方を、自分の展望を聞いてもらう第三者と思いなおす事にします(いや、最初からそうなんだけども)。

相手の感想と意見

・働くママのこれが現状なのですね(感想)
・あれもこれもは難しいのかもしれない
・先輩ママにアドバイス聞く事が1番かもです
・女性のキャリア支援側にまわったほうがいいかもしれない
・働いていた時に何に喜びを感じていたのか?

等の言葉を頂きました。と言いますか、今までそんな人たくさんいたでしょうに?と思いましたが、それはぐっと言葉を飲み込んで、最後のコメントに注目しました!

働いていたときの喜びはなんだったのか?

この言葉は、面談の中で、考えさせられた一言で、自分自身の方向性が定まっていないが故に、そういう「喜び」などにヒントが隠されているのだそうです。少し時間をおいてこれについては考えてみようと思います。(別記事にて)

ともあれ、そのキャリコンの方に、全部は叶えられないかもしれないですね(あれもこれもは難しい)。とも言われたので、そうかもしれないと一旦受け止め、自分なりに整理する事にしました。

何を手放そうか 
手放したくないものと手放すべきもの

一旦最低限の事をピックアップしてみました。

手放したくないもの

・子供との時間(家族)
・経済的余裕と安心(最低限の衣食住)
・仕事をして自立する自分
・健康維持の趣味(ランニング、ヨガ、等)

手放していいもの(手放すべきものに繋がる)

・スマホだらだら見る時間
・無駄になっている家事
・通勤時間
・求人検索(今ではないという意味)

意外とありました。手放せそうなものやコト。
同じような要領で、仕事(業種や職種)も整理してみようと思います。

・やりたい仕事(やってみたい仕事)
・やれるけど極力やりたくない仕事
・やれる、且つ求められる仕事

分類はこのような感じで(ここではは一旦省きます)。

少し見えてきたかもしれません。
でもまだまだキャリコンの方の言うように、あれもこれも、という感じは否めません(一旦今回は据え置き)。

ヒントをくれてありがとう→行きついた「アンラーン」

結果的に、キャリアコンサルタントの方との面談は、このように内省する時間をとる事が出来たので、感謝するべきだと思いました。
正直、面談が終わった後は、その面談の時間さえ、もったいないと思ってしまったくらいもやもやしていました。が、何故もやもやしたり、イライラしてしまったのかを棚卸する事で、見えてくる部分がありました。

結局は、そういう「違和感」を感じた時が、チャンス!という事です。

これも何かの引き寄せなのか?翌日に、職業訓練の学校の先生のお話で、「アンラーン」について教えてもらいました。(先生はWebが専門の方ですが、自分で会社もやっている経営者なので色々な事を教えてくださります)
アンラーンは、当たり前と思っていることが、実は当たり前ではなく、そういった不要なものや事を整理して、新しい物が入ってくる余裕を持つこと。そうやって学んでいく事が、「アンラーン」。先生曰く、日々感じる「違和感」が大切だそうです。

アンラーンが必要な人チェックリストだそうです。※1つでも当てはまるとしたら、アンラーンした方が良いとのことです!  ↓↓↓

①会社名や肩書を名乗らずに自己紹介するのは苦手(不安)
②携帯電話のアドレス帳に入っている連絡先のうち、半分以上が仕事関係者
③「うちの会社では……」が口グセになっている
④1カ月のうち、仕事関係者以外と会った人数は3人以下
⑤何かをしない言い訳に「仕事が忙しくて」とつい言ってしまう
⑥「今日は仕事に行きたくないな」と思う日がある(明らかな体調不良を除く)
⑦「以前はこうだった」「こういうときはこうするものだよ」とすぐに前例を持ち出す

出典:柳川範之、為末大著『Unlearn(アンラーン)人生100年時代の新しい「学び」』


これだ!と合致しました。

そして、今回の件を踏まえて、どんな相手でも、決して働くママの理解が無い方だったとしても、第三者(特にキャリアの専門の方)と話をする事は次に繋がる一歩であるということを学びました。

無駄な時間と思ったけど、やっぱり無駄な事は何もない、そう思いなおしました(40代という頑固頭です)

何かを手放さないといけないのか?

した方がいい、という私の結論に至りました。キャリアコンサルタントの方と話した時は、自分を否定されたような気がしてイマイチ受け止め切れていませんでしたが、改めて棚卸すると、大きな意はなく、そもそもの自分の手放して良いものを整理する事で見えてきました。ただ、何か大切なものを手放すのではなく、他の人や物で解決するものやコトは極力手放していってよいという気づきを得ました(私の場合です)。

これを機に、せっかくの貰えている時間(職業訓練での学びやキャリコンの方との面談など)は大切にしようと考え改めました。自分と全然違うジャンルや背景をお持ちの方とお話する事もたくさんの気づきがこれからもあると思います。

働いていた時に、何に喜びを感じていたのか?
また掘り下げてみようと思います。






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