東京科学大学MOTデュアルディグリープログラム
こんにちは
東京科学大学の博士課程に所属しているyoneです。
デュアルディグリー(DD)プログラム入学者選抜試験の合否発表がありました。
DDとは、色んな意味で使われていますが、
今回私が挑戦したのは、違う専攻の学位取得を目指すプログラムです。
東京科学大学(Science Tokyo)では、
「経営の分かる博士になろう」ということで
博士学位に加えて技術経営修士(専門職)学位(MOT:Management of Technology)を取得できる制度があります。
元々、理工学系(旧東工大)のプログラムでしたが、統合を受けて医歯学系からも挑戦できるようになりました。
会社に就職した学部同期と技術の話をしてると「大学の研究ってお客さまいないじゃん」と言われ、納得できる回答ができず…
ビジネスサイドのことを知ることで学術研究の重要性を改めて理解して、社会に還元していくことができるようになりたいと考え、MOTに興味を持ちました。
4月入学の試験は11月最終週にありました。
願書と口頭試問では「博士の研究課題と技術経営との関係性について」主に聞かれました。
正直、博士での研究と違うところを取り組みたかった自分としては、内容がとても薄い回答しかしなかったなというのが反省点です。
初っぱなに、「設問とは違いますが、こういうことをやりたいです!」と宣言すれば良かったですね。
合格発表は「12月」とだけ記載があったのでいつ来るのかドキドキでした。
試験日が同じだった社会人募集の方は12月4日に合否発表がありましたが、一向に連絡が来ず…
合格のみ連絡パターンか…と思いながら、
12月の営業日最終週になっても連絡がなかったので、念のため問い合わせました。
次の日に連絡があり、試験の結果は合格でした。
これによって、博士では医歯学系に所属、専門職学位では理工学系に所属となります。統合の恩恵を一番受けられている学生の一人かもしれません。
専門職学位では40単位と修論相当のレポートの執筆が必要です。
博士の研究の方すら進捗が遅く危ういのに
さらにやること増やしてどうするんだと自分でも思いますが、とりあえず挑戦してみます。
他の研究室にも所属することで、現所属の研究室をより良くするヒントも掴めれば尚更いいなと思ってます。