「ばあちゃん新聞」発刊する人、大熊さんとその取り組みを紹介します!
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引用:https://baachanmeshi.com/products/grandmas_newspaper_12
ばあちゃん新聞」発刊!挑戦する大熊さんを紹介します!
みなさんは、「ばあちゃん新聞」という、今話題の新聞をご存知でしょうか?
75歳以上のばあちゃんに関する情報や写真がたくさん登場する新聞です。
https://baachanmeshi.com/products/grandmas_newspaper_12
その新聞を発行している会社が福岡県うきは市にあります。
2月14日に下記の「福岡の未来を作るnight」という、福岡県地域の未来を考えるワークショップに参加し、福岡で挑戦を続ける活動、うきはの宝株式会社の代表取締役、大熊充のお話を聴くことができました。
今回はワークショップで拝聴した話について書いて行ければと思います。
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うきはの宝株式会社の代表取締役、大熊充は40代のデザイナーさんです。
大熊充さんは若い頃にばあちゃんと出会い、過疎地域になっていく地元うきはに疑問をもち、活動し始めて、2019年に、うきはの宝株式会社という、75歳以上のばあちゃんたちが働く会社を創業しました。
うきはの宝 公式サイト
https://ukihanotakara.com/about/
*ばあちゃんとの出会い
うきは地域に生まれ、10数年前にバイクに乗り大事故を起こしました。対人対物事故にはならなかったそうです。整形外科や精神科入院時に同じ部屋の認知症ばあちゃんと入院生活をしていました。
(これは自分の話ですが、男女混合大部屋ってあるかな、と思いませんか?あるんです。看護師詰所の目前には緊急時の患者専用の大部屋があります。私が2019年再々再発して外泊中に、血液がん細胞の脳内浸潤原因により緊急入院した時の大部屋には、男性患者3名と私でした)
大熊さんはばあちゃんから「あんたどこから来たとね」「若いけん病院を出たら働きなさいよ」何度も同じ質問をされる入院期間があって、笑いながら答えていたそうです。
その頃の本人の心は落ち着つくようになり、笑顔を取り戻すことができたそうです。
入院中の朝、隣のベッドばあちゃんが居なくなっていてとても驚き、看護師になぜかと質問すると、症状が悪化し亡くなった、と返事を受けて大ショックを受けました。
ばあちゃんとの出会いと急な別れが彼の人生に鮮明に残ったようです。
*うきは 田舎地域の特徴とは
若者は進学すると高校生からうきは市から出ていってしまい、出て行った若者は帰ってこないそうです。20年後には若者のいない地域、つまり過疎地域になっていることが予想されます。今はフルーツ栽培が多い観光地になっていて、外資企業や工場が入っているそうです。
大熊充さんは入院時ばあちゃんと出会ったこと、進んでいる過疎地域うきはで何かできないかと考え、2019年にうきはの宝株式会社という、75歳以上のばあちゃんたちが働く会社を創業し活動を続けているのです。
おわりに大熊充さんの講演を聴いて、「地域のために人のために、私ができることってなんだろう,,,。」と考えるようになりました。
私が田畑のある古い地域に住んでいて思うことは、近年は農作放棄地、空き家、閉店したお店、葬儀屋の広告などが増えており、閉店したコンビニの跡地は、放置されたままだったり、会社の事務所や駐車場、コインランドリー等に姿を変えています。
地域や人のために活動をしている大熊充さんをこれからも応援したいです。
ここからは、関連情報を載せていきます。
こちらは、うきはの宝さんで運営しているユーチュー婆というYouTubeアカウントです。
ユーチュー婆/ばあちゃんby うきはの宝 株式会社
ふふふっと笑っちゃう元気なおばあちゃんを見てみよう
https://www.youtube.com/channel/UCvb-akfh3dX6zfO-03hMg8Q