9月の覚書(9/28更新)
映画の覚書です
ネタバレにご注意。
小説もそうだけど人が死ぬ映画を見がち。
多分、自分では書けないものを見がち。
好きな映画はグレムリン
コールドケース Season1.2
2016年、吉田羊、永山絢斗
一話完結。未解決事件を再捜査していく話。一話ごとの出演者が今となっては豪華。吉沢悠さん、松本若菜さん、田中圭さんなどなど。
事件自体は様々あり、気分の良いものじゃないけど。絡まった糸が解けて解決されるストーリーは見終わるとすっきり。‥‥しない事もあるが。
Season3鑑賞中ですが、Season3の2話で泣けた。
#コールドケース
The100(ハンドレッド)
2014—2020
核戦争で地球が壊滅し97年。宇宙ステーション(アーク)で暮らしていた人類だが、そのアークも壊滅の危機に。
地球壊滅から約100年経った今、アークの100人の少年院収容者達が、地球の大気が回復したか確認のために地球に降ろされることに‥‥。
住める状態だった地球だが、そこには先住民が。生きる為の戦いが始まり‥‥。
うっかり見始めてしまった海外ドラマ。
9月の頭に見始めて09/28見終わりました。シーズン7まであるんだけど、最後の3話はほぼほぼ泣いてました。
途中話が難しかったり、時空を行き来して、良く分からなくなることがあったけど。
最初から見直しても飽きないドラマかもしれない。‥‥約一ヶ月はかかるが。
昨日敵だった人が今日には味方になり、味方だと思ってた人に裏切られる。自分が生きるために、人としての禁忌を犯さざるをえなくなる。
仲間達を守るために、敵を殺さなければいけない。時にそれは、人格を乗っ取られた自分の母親であったり、思考が変わってしまった親友であっても。
何気なく見始めたけど、テーマが壮大だった。
生きるためのサバイバルから始まり、民族同士の戦いだったり統一だったり。
時には進化したテクノロジーに自分の人格を閉じ込めて、肉体を乗り継いて永遠の命を手に入れる事を選んだ人だったり。
でもそこには、いつも戦いがあった。
人はなぜ戦うのか。
戦うことの意味を問うお話でもあり、最後は仲間たち全員で戦いを止めることが出来た。
主人公のクラークは、いつでも仲間を守るために厳しい選択をして罪を犯してきた。
故に、最後は神なのか自分の心なのか。難しすぎて不明だが、自分のしてきたことの審判がくだされる。仲間たちはみな審判を通り、痛みのない世界へ行ったけれど、主人公のクラークだけが元の星に残される。
誰も居ないはずの星に残されていた犬とみんなを探し回るクラークだけど、ここには誰もいない。
でも途方に暮れたクラークのもとに現れたのは、審判を無視してクラークのいる地球に戻ってきた仲間たちだった。
痛みもあり、子孫も残せず死んでいく。
それでもいいと、すべての仲間が寄り添いあって生きていくであろう‥‥という
感動的で、納得のできる嬉しい結末だった!
痛みがあり、子孫が残せず生きていく世界が嬉しい結末とはどういう事か。それだけ、辛くくるしい世界を主人公達は生きてきたから。だからこそ、戦いのない世界が幸せだと思える、そんなお話だった。
あわよくば、実はベラミーが生きていた結末も欲しかったけど、彼はあの時点で達観していた感じだったから仕方ないのか‥‥。
人同士の戦いや殺し合いが多いが、そこも受け止めつつ、傷つきながら生きていく主人公と仲間たち、仲間になっていく過程をじっくり見てほしい。
#The100