まほやく5周年アニバシナリオ9話〜16話
ディートくんがシノの知り合いだったところから続きのお話が始まります。
相変わらずネタバレあり実況形式で行いますのでご了承おば。
ネタバレあり実況形式感想、スタート!
シノのせっかくの親愛を袖にするディートくん。強い。
わかりやすいディートくん。結構東の人たちってこういうところあるよね。「相手が自分が好きか」より「自分が相手にどんな印象を持っているか」の方が大切みたいな…。警戒心が強いが故なのだろうけどさ。
シノ。君のこと可愛くてつい甘やかしてしまいそうになるけど、年上の人達に対する態度は少し改めた方がいいよ。子供の頃いい大人に巡り会えなかったから尊敬の念とか抱かないの分かるけど。みっともない態度になってる事あるからね。レノックスを見習うといい。
第2部でファウスト先生とあんなに絆を深めたのに!?でもシノの「怖い」は割と褒め言葉なのかもね。かなり捻くれてるけど。
ディートくん。傷つくのが嫌だからか無闇に優しい人に惹かれがちだな…。優しい人が好きならもう少し愛想良くしてもいいのに。
4周年だっけ2部でしたっけ。たしかにネロぽんは愛称で呼びやすいよな。
精霊たちは「混沌」を好む。そこに秩序を与えるのが「魔法使い」ってことなのかな?それとも「混沌をもたらす魔法使いが好き」ってことなのだろうか…。
ミスラちゃんもムルもこう言う時活発よね。
他人に大事にされたければ他人の親愛にも誠実であれ。
この鳥は何かの伏線?まほやく第1章も「人が変化した怪鳥」が事件の鍵を握っていたし、2部も人が変化したインコが物語のキーマンになっていた。今回のシナリオの展開に関わるのか、それとも3部に繋がっていくのか…。
決して完成には屈しない。時の権力者に反抗した炭鉱夫魂がいまだ消え失せていないレノックス。かっこいい。
羊の件は反省してほしいねブラッドリー。仲間をすぐ脅そうとするでないよ、割とレノは割り切りいいから「やりたくない」と本気で思ったらフィガロやオズや双子先生に相談するだろうし。ちょっと軽く見過ぎだと思う。
意外と北まほは人間より妖精とか妖怪とか神霊に近いので、自然豊かな場所とか精霊のエネルギーとかが好き。綺麗なものも音楽も大好き。そんな「好きなもの」「楽しいもの」「綺麗なもの」のためならば一致団結できる。
北まほは楽しい事なら統率取れるのよね。気まぐれが過ぎる時あるけど。
何故か張り切りオズ。
アーサーはどの国の精霊にも愛されそう。
こういう弱気でオドオドしてるタイプ。いじめたくなるし、目が離せなくなっちゃうし。ちょっかいかけたりおせっかいしたくなるんだよね。
本人はそれを「意地悪」だと思ってるけど、あからさまに動機が「心配」や「思いやり」で本来「世話焼き」なのが歪んで「意地悪」になってるだけなんよな。
いつかシノはそのことに気がつくだろう。今の大人への舐めた態度も、今のヒースへの依存心も。きっと今だから抱けること。ちょっと口うるさく言いたくなる時もあるけど、シノはちゃんと「汚らしい孤児」の自分も「生意気な若者」の自分も、全部抱えて。きちんと”大人”になれる人な気がする。
大人になったその時には今の自分を思い出してやっぱり「恥ずかしい」と思って過去をあまり語りたがらない人になるんだろうね。
私はここのミスラちゃんとラスティカのやりとりが好き。ミスラちゃんの物言いは、時々「金子みすずさん」の詩みたいになる。あるがまま、何も縛られることなく、永遠に無垢でいられるミスラちゃん。
ラスティカと一緒の時はそんなミスラちゃんの側面が強く出るような気がする。
多分二人とも根っこが「寄り添い」系だからかしらね。その反面二人とも、突拍子もなく自由気ままだったりもするのだけど。
自分でも本心がわかっていないし「悪巧み」をしているが。オーエンはお気に入りの子達を「監視」してる節がある。きっと「観察して、弱みを握ってやる」って気持ちなのだろうけど。その割にその「観察結果で脅す」ことはせずに短絡的な行動をとっているので、今回も「お気に入りのヒースが夜中に起きて何をしているのか気になった」だけに見える。
オーエンちゃんはヒースがお気に入り。でも「からかっていじめる」だけで本当にヒースの心をズタズタにしたい訳じゃない。
ヒースは繊細で共感性高いのでオーエンの「悪意」が「悪意の形をしていない」のをわかっている気がする。本当の悪意は、ヒースのことを無理解の棍棒で叩くけど、オーエンは「きちんとヒースの性格も分かっててお腹が空いているのも気がついてくれている」のかもね。
そういう意味で騎士様はマジでデリカシーゼロで残酷すぎる。
自分のことがわからないオーエンちゃんだがカインには「ちゃんと考えて理解」してほしいらしい。理解してほしい自分が分からないのにね。まずは頑張って自分を見つめ直してみよう。
騎士様は相変わらずの無神経なのでヒースがめちゃくちゃ困惑し何故かオーエンがフォローを入れるという。絶妙なコメディ。面白いね君たち。
都会の華やかな社交場って緊張するし!周りが愛想良くしてくれても自己肯定感がはちゃめちゃに下がっちゃう時、あるよね〜!!
オズは「愚民」なんて難しい言葉は使いません。
礼節を重んじるファウスト先生なので切り替えが上手い。たぶん、ファウストの中ではフィガロに対する疑問と不安と、尊敬と諦観が入り混じっていて、今の人が変わった様なフィガロの中にある「弱さ」に気がつき始めている今。あの時のフィガロにとってファウストとアレクも革命軍のみんなも、ひたすらに「重荷」でしかなかったのかも知れないと思っているのかもね。
僕たちは自分達の居場所ばかり求めて、この人に居場所を与えようしなかったのでは無いか、みたいな。
ただフィガロが居なくなったタイミングが悪すぎた様な気がしないでも無いが。ちゃんと建国まで見守れば良かったんに……。
優しそうな子とはお近づきになりたいのか、意外と年上らしいので子供の面倒を見たいのか。どっちだろう。
怒ると本当こわいねヒース。凄みがあるんでなく確実に間合いを詰めていく感じ。
ここオーエンも覗き見してるの味わいがある。
そして全然悪気なくクロエと姿を交換するっていう。ちゃんと事情を説明して、相手の都合もちゃんと聞こうね!
だいぶネロに懐いているオズ。ネロぽんもちょいちょい敬語取れてたし。可愛いね。個人的にオズにとってネロはお子様枠でなく「魔力の薄いフィガロ」的立ち位置にあると思われ。
叱られて拗ねてるし。昔からこういう拗ね方してたんだろうな…。
ミスラちゃんにとってはなんだかんだ「親戚のおじさん」的立ち位置でまま甘い所あるし、双子先生。でもなんだかんだ「賢者の魔法使い」は仲間なので我らが面倒見ねば!という気概を感じる。
だから余計に「賢者の魔法使いではなかった」頃と「賢者の魔法使いの仲間として扱ってくれる」今の態度の違いに虫唾が走るのかもしれない。
割と、ブラッドリーは若いのもあってその辺の視野は広いというか。
まだ「この世界には取るに足らないことが多すぎる」と達観したように吐き捨てていた双子先生の気持ちは、きっと分からないんだろう。
リケちの潔癖で「自分たちは優れている」と信じきっているところ!たまに差別的すぎて苦言を呈したくなってしまうのだよな…。
兄でありフィガロの弟子でもあるファウスト先生にとって、ミチルは弟弟子にも当たるし内心とても可愛いんだと思う。
フィガロから教わったことを宝物のように大切にしているミチルと、その言葉を「宝石のよう」と表現するファウスト先生。とても暖かい絆がそこにありますよね……。その存在に、ミチルくんが気がつくことは、もしかしたら永遠に無いのかもかもしれないけれど。
この辺、ちょっと機能不全家族の子供っぽくて少し同情しちゃう。されるとフィガロは怒るだろうが。
「子供はかすがい」という言葉を聞くたび、「ああ、自分はきっと失敗作のかすがいだったんだろうな」と思ってしまった時代、自分にもあるからね。
フィガロの場合は村人たちの「神様」でいられなかった方が傷になっているけれど、双子先生が本当の意味で一心同体であった頃を忘れられない。本当に「思い出」の世界に生きてる人だなって思う。フィガロって。
前のファウスト先生を混乱させる言い方もなんだかんだ「二人に石になって欲しくない」って気持ちが割と入っている気がするのだよね。どう?
うん。自由っていうのは孤独で、無価値で、無意味なこと。なんの重みもしがらみもないってこと。普通、人はそれに耐えられないけれど。一人でも生きられる力がある魔法使いは、どうなんだろうね…。
いつもの余裕綽々フィガロ状態が解けてて無垢な青年のようになっているぞ!フィガロ!!還月草食べてないのに🤣
今回はシャイロックがフィガロをたぶらかして悪いことさせてる。北まほしてる時より南の優しい医者先生している時より、それこそ神様を気取っている時よりも。
純粋に「双子先生にずっと仲良しでいて欲しかったな」と素直に語っている時の方が、なんだか素のフィガロになっている気がするんだよね。
優等生で平和主義、負けず嫌いで嫉妬深く、争いが嫌いで均衡のとれた平和で秩序だった世界が好き。誰もが己のように慈悲深く賢くあれと願っている。そんな少年のような心を確かにフィガロは持っているよ。きっとね。
そしてとても「愛されたがり」。でも別にちやほやして欲しいわけじゃない。ただ、「俺を愛しているのなら、俺が嫌がることはしないで欲しい」と訴えている。双子先生はずっと仲良しでいて欲しい、南の国がいつまでも平和であって欲しい。己を愛した者たち皆が幸せになってほしい。そんな強欲の化身のような人。
それこそ、己の死を悼ませることで。2000年もの間人々に「隣人愛」を解き続けた。かの救世主のようにね。
さてシャイロック特製の「毒(薬)入りホットドック」を食べた双子先生の運命や!如何に!?
ひとまずここで区切りといたします。