見出し画像

ニート生活は幸せなのか

「無職っていいよね。何でもできるじゃん」
ものすごく言われるこの言葉

確かに働いていると
勤務8時間、休憩1時間、行き帰り1時間として
計10時間が仕事で削られるからそう考えると
無職は本当に時間に余裕がある

じゃあ自由な時間がいっぱいあって幸せか
と言われると「うーん…」って思う自分がいる

なんで素直に幸せだと思えないか考えてみたところ
大きく3つ理由が出てきた

お金の不安が常にある

これは1番想像しやすいんじゃないかなと思う
無職である以上、働いていないためお金が増えることは絶対にない

退職して3か月ほどは退職手当がもらえたのと
ボーナスを使わずに貯金していて学生の頃から生活スタイルを変えていなかったこともあり
そこまでマイナスになることはなかったけど
数か月後には退職手当がもらえなくなるから……
と心配はあったし、退職手当がなくなってからはなおさらその思いが強くなって
生活費やちょっとしたコンビニでの買い物でも気を遣うし旅をしているからその移動費などでも
新幹線だと高いから電車にする、夜行バスを使うなど時間はあるから安い方を取るということは結構気を付けている

私の場合は一人暮らしで親からの仕送りゼロだからこそ金銭面についての危機感は強いかもしれない

正直、実家暮らしの人や「なにかあったらお金出すよ」と言ってくれる親がいる人が羨ましい…

時間がうまく使えない

時間あって自由でいいって思われがちですが
自由って難しくてむしょく大学という無職の人のコミュニティーに入っているのですが、そこでも時間の使い方について考えている人が多くいます

そのコミュニティーで話を聞いている中で主に
時間はあるけどやりたいことがないパターン
やりたいことはあるけどダラダラ過ごしてしまう
という2つのパターンに分かれているように感じます

私は後者で退職前からやりたいことリストは作っていてその他にも今月やる事、今日やる事なども決めています
ですが結局やらないまま過ぎてしまいがちです

たぶん理由としては余裕があるから後回しにしてしまうのとオンとオフの切り替えができないからやる気が出にくいのが原因だと思っています

やりたいことはあるのに何もせずに終わった…
という自己嫌悪に陥るので負のループです

働いていると仕事でほとんどの時間が奪われるけど
自由過ぎても結局やらないからそこの塩梅が難しいですね

働いているからこその楽しさがある

働いていた時は楽しくもない仕事のために時間を削られるのが嫌だと思っていたし
退職して2か月くらいは仕事という呪縛から逃れた解放感や本当に何をしてもいいという自由感で幸せに満ちていました
しかし、3か月を過ぎたあたりから定職だからこその楽しさを感じ始めました

仕事って「やりたいこと」より「やらないといけないこと」というニュアンスが大きくてだからこそ義務感がして嫌になるけど、その嫌なことを乗り越えているからこそ夜の自由時間や休日などのちょっとしたことが幸せに思えるし
旅行やライブについてもニート生活になってからたくさん県外へ行くようになりましたが
働いていた時と比べると、気軽に行けないのと自分へのご褒美という感覚もあるからか
1回の遠出の満足感が大きかったように思います

あと他業種の単発バイトや
知らない土地に行き短期の住み込みバイトなどをしてみて、決まった人と決まった仕事をするって刺激はないかもしれないけど安定感や安心感があるし
自分の成長の実感も湧きやすかったなぁと思います

また私の性格上、自分を出すまでに時間がかかるタイプなのもあり関係の築き方が狭く深くで、色んなことを卒なくこなすというよりかは時間をかけてコツコツと実力をつけていく方が向いている
ということもあってか決まった職場という世界のが合ってたし楽しかったなぁと思うことがあります


以上3つの理由について書きましたが
働き始めたらこの生活が羨ましく思うんでしょうね

結局はないものねだりだろうし
そこの塩梅が難しいなと思う日々です

最後まで読んでいただきありがとうございました



いいなと思ったら応援しよう!