カクヨムコンテスト応募してみた。

 そろそろ死に体となっていたポメラ君で執筆作業をするべきだと思い、一本の短編を書いてみた。

個人的には趣味的にやっていたことを小説ネタに転換してみただけのお話なのだけれども、やっぱり小説を作るのは難しいのだとより理解を深めた結果となった。

 つまりはテーマってなぁに? それにつきる。

 理由としては、自分がいつも愛用しているサイトに書かれていたことなのだが「小説家はテーママスターとなれ」ということ。まず、テーマが理解できていないのだからテーマ使い、ましてやマスターランクとなればいかんともしがたく。私の拙い理解力を持ってしても、やっぱり書きたいことを書きたいって気分で綴ればテーマが勝手に生まれてくるはずもなく。他とは違うんだよってアピールを意識したとしても、やっぱりそれは汎用なネタに過ぎないのだと、心持ちがげんなりと下がってしまう。

 自信ってなんなのと私は思い至る。人は面白いことを突き詰めれば、けっして諦めることもないし夢を閉ざすこともないだろうと声高らかに言ってはくれるけれど、自分がこの短編を一万文字以内に収めようとしてもあふれかえる思いは綴りきれない。なんて強欲なことは言えないのだ。そもそも足りないのだ。全く足りてない、こういったときに若さの重要性をはたと思い出す。躍起になる、それがどれだけおっさんとなった私にとって一番ほしいものだと今になって突きつけられる気分だ。落ち込んでいるのだろうか、その現実に私はどうしても感情が追いつけないでいた。

 さて、ここまで私はつらつらと愚痴めいた文をやけっぱちに書き連ねてしまっているが、割と殆ど、そこまでショックを受けていない。だって一歩目なので、死んでいたポメラ君を動かしただけのお話なのでテーマ云々はこれから学んでいけば良いだけなのである。

 私が今回学んだことはただ一つだけ、「ポメラくんマジで優秀じゃん」だった。あたらしく新型のポメラ君に乗り換えたのだが、前回までのバージョンがいかにくそだったのか思い知らされるものだった。今後は割と頻繁に執筆活動していくので、他の趣味がおろそかになっていくことをここで書いておく。

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