オタ活の一環でフィギュアスケートNHK杯を見た
2024年11月8日・9日に開催されたフィギュアスケートNHK杯をテレビで観戦しました。
フィギュアスケートっておもしろい。
推しのこと
いま最も夢中になっているキャラクターが、『18TRIP(エイトリ)』というソシャゲに出てくる神名雪風くん。
彼はフィギュアスケート男子シングルの選手。
プロフィールだけでも見てほしい。プロフィールから最高なので。
作中で雪風くんがスケートをしているシーンがあるんだけど、
フィギュアスケートの知識がない私は「推しがなにをやっているのか分からん」状態だった。
推しのやっていることを知りたい。
フィギュアスケートについて調べていくうちに、6種類あるジャンプの名前と難易度、スピンのバリエーション、フィギュア用のスケート靴のブレードの構造……などなどちょっとずつ覚えてきた。
実際の動きが見たい
NHK杯を見る前に、いくつかフィギュアスケートの動画も見た。
雪風くんが言う4回転って、いったいどんなものだろうと。
調べていく中で、イリア・マリニン選手という「4回転の神」がいることを知る。
何度も見過ぎて、曲が頭から離れなくなった。
めちゃくちゃ凄いことをしている。……らしい。
正直なことを言うと、すごいのは分かるんだけど、そのすごさが私が初心者すぎて分からない。
人間ってあんな風に氷の上で飛べるんだ……。みたいな感想しか出てこない。
私はプロ野球が好きで某球団のファンクラブに入っている。試合もよく見ているので、大谷選手のすごさが分かる。
でも、野球を見たことがない人が一番最初に大谷選手を見て、はたしてそのすごさが分かるのだろうか。
そんなことを考えているうちに、グランプリシリーズが始まったことを知った。
見るしかない。
NHK杯見た
観戦する人間から見た自国開催のメリットの1つは、見やすい時間に放送があることだと思う。
カナダ大会も件のイリア選手が出場するというので意地で起きたけど、かなり眠たくてしっかり見られなかった。
NHK杯は日本開催。放送も午後から。普段起きている時間帯だからしっかり見られた。
めちゃくちゃ面白かった!
作業しながら見ようと思ったけど画面にくぎ付けになって無理だった!
ジャンプの見分け、唯一前から飛ぶアクセルしか分からない。
オイラーを挟むことでコンビネーションの幅がひろがるらしいけど、そもそもちょっとしたジャンプがオイラーっぽいことしか分からない。
回転数も「4回転っぽいな……?」としか分からない。
スピンの時、足かえてるっぽいけど、本当にかえたかどうか分からない。
女子シングルの解説の方は「足かえ」じゃなくて「チェンジフット」って言うんだなあ。
コレオシークエンスとステップシークエンスはなにがなんだか……。
今の私には難しすぎた。
……こんな感じで、分からないだらけの観戦だったけれど、とても面白く見られた。
その理由を考えたんだけど、衣装や音楽、振付の部分が大きいのかもしれない。
中でも衣装は一目で惹きつけられた。キラキラして華やかで、個性豊か。女子の選手のひらひらしたスカートのなびきがとってもキレイ。
特に「こんなのアリなんだ⁉」と思った選手が、女子のエカテリーナ・クラコワ選手。フリーの時に猫耳をつけていて、それだけで「かわいい」のに、演技の途中で衣装の色が変わった⁉
深い紫が、あっという間に白くなって驚いた。いま試合中だよね⁉
それから、結果発表を待つキス&クライの様子もおもしろく見ていた。
ハートマークをつくっている方が多くてかわいかった。なにか理由があるのかな?
もっとフィギュアスケートが見たい
野球もそうだけど、見ている観客側がジャッジするわけじゃない。
だからフィギュアスケートも、ただ観ているのだってじゅうぶんに楽しいことだ。
点数や順位をつけるのは、審判の仕事なのだから。
それはそうとして、技術的なことも分かりたい自分がいる。
分かることが多い方が見ていておもしろい。やっぱりこれも野球で学んだこと。
特に今回まったく分からなかったコレオとステップ。
フィギュアスケートを構成するおもしろさの一つなのだろうから、そこも楽しめるようになりたい。
見て知っていくのがいいのだろうと、野球観戦をはじめた時の経験から思う。
来週はフィンランド大会。その次は中国大会。テレビ放送の時間は幸いなことに見やすい時間帯だ。
予定があるのですべては見られないけれど、なるべくテレビの前に居られるようにしたい。
フィギュアスケートっておもしろいね。
推しのことも含めて、もっとフィギュアスケートのことを知っていきたい。
余談。
放送を見ている時、滑っている時の音が心地いいなと思った。氷の中にマイクがあるらしい。
実際の会場では、どんな風に聞こえるんだろう。
観客席からは、いったいどんな風に選手が見えるんだろう。
いつか会場でも見てみたい。