悪口を言いそうになったら思い出したいこと
一時期、友人だった相手から何度も同じ悪口を聞かされることがあった。
彼女は「愚痴」だと言っていたけど、どう考えても「悪口・陰口」。
何度も変わらない悪口を聞かされて、とても辟易していた。
急に、そんなことがあったことを思い出した。
今はもう縁が切れているので、彼女がどこで何をしているのか知らない。
そんな経験をしたおかげか、私はなるべく人の悪口を言わないようにしている。
誰かの悪口を言い合って、共感して、スッキリするタイプの人もいるのかもしれないけれど、私は悪口を言い合いたいとは思わない。
別に聖人君子だからということではない。
めちゃくちゃ腹立つ時もあるからね!
それに、私がこれまでの人生で一度も悪口を言ったことがないかと言えば、そんなことはない。
学生時代は他の子と一緒になってクラスメイトの陰口を言ったこともある。自分から持ち掛けたこともあった。
大人になってからは、学生時代ほど周囲の人が気にならなくなったから、自分から悪口を言う機会は減った。
それでも、他の人の悪口に「あの人そういうところ確かにありますね」なんて同意をしてしまったことがある。
いま思い返してみて、あの悪口の共有でなにか得られたことはあったのだろうか。
一次的にスッキリしたり、仲間意識のようなものも芽生えたかもしれない。
たったそれっぽちだ。
誰かを悪く言うよりも、推しのことを考えている方がハッピーで楽しい。
単純だけど、悪口を言い合うことを避けるには充分な理由だ。
それでも、正直めちゃくちゃに言いたくなる時もある。
そんな時に思い出す画像がある。
分かりやすい上に、動物たちがめちゃくちゃ可愛い。
「口は禍の元」とは、こういうことなんだろう。
人を悪く言いたくなった時は、この画像を思い浮かべるようにしている。
そしてなるべく安全と思われる発散方法でなんとかする。
誰かに聞いてもらうのは危ない。
いくら匿名でもネットはもっと危ない。
となれば、最強なのはアナログだ。
コピー用紙にイライラの原因を書き出す!
そしてすぐさまシュレッダーにかけて、ゴミ袋に突っ込む!
読み返せる状態だと、思い出してイライラするから、すぐ捨てることが大事だ。
無印のハンドシュレッダーでバラバラにしている。
それでもダメな場合、美味しいものを食べるか、体を動かすようにしている。
そうすると、だんだんムカつくことが馬鹿らしくなって、
「こんな時間があるんだったら、推しのことでも考えよ」と切り替えが出来るようになる。
まあ、上手くいかない日もあるけれど。
相談はすれど、悪口は言わない。
人を呪わば穴二つ。
繰り返すけれど、聖人君子でもないし、そうありたいとは思っても、まあ無理だろうとも思っている。
ただ悪口を言わないことで、ちょっとでも「徳を積めないかな」っていう下心はある。
ガチャ運に良い影響してくれ。
いや、下心があったらダメかぁ……。