見出し画像

完結した好きな漫画を紹介していくだけ

綺麗に終わった作品も打ち切りも関係なく10巻以下のただ好きな完結作品を紹介というか語るだけ。
10巻以下なのは、もし俺が20年近く前の全30巻タイトルなんてものを勧められたらぶん殴ってしまうため。

①その淑女は偶像となる

『アイドルマスター』というコンテンツにハマって以降、様々なアイドル物に手を伸ばした結果、俺は頑張ってる女の子が好きなんだと気づいた。
アイドルがステージでファンサービスしている姿や同じユニット内での百合百合しい光景、ましてやこれぞ芸能界の闇wのような作者のニチャりではなく、裏で汗水垂らしてゼーゼー言ってるアイドル物が好きなんだ。

この漫画はそんなアイドル達を見せてくれる熱い王道アイドル少年漫画だ。

何度も読み直したくなる作品は名作。
さらに涙なくしては見られない名作なので名作と名作が合わさり最強。
が悲しいことに打ち切り。
歯ぎしりしながら悔しがっている。
俺は今でもジャンプ+を憎んでいる

こんなアイドルを応援していきたいんだ

②異剣戦記ヴェルンディオ

厳密には完結ではなく第一部完。
キャラクター達のセリフや会話のテンポ、雰囲気がとても小気味いい。
俺はめちゃくちゃ強いロリババアが好き。
主人公の釣り合わない相手と並ぼうとする姿を見るのが好き。
この作品のキャラは厳密にはロリババアではない気がするがまぁ親戚みたいなものでしょう。

友人に教えてもらった作品。
月日が経てば経つほど短くなっていく自分のアンテナを伸ばすためには定期的に他者におすすめを聞くのが一番である。

半分スローライフ、半分剣・魔法バトル

③くりことびより

ここ最近読んだ作品で一番こういうのでいいんだよこういうのでとなった。
読む精神安定剤。
次号最終回の文字が目に入った時は夢でも見てるのかと狼狽えてしまった。

ほのぼのとして笑える雰囲気はやっぱり『よつばと!』に近い。
普段だったらイラつきポイントの昔何かあったであろう不穏な空気の匂わせもあるがそれを打ち消すくらいの明るさがくり子ちゃんにはあった。
ありがとう。

しあわせ

④モンスターの婚活屋さん

普通に生きていたら普通の人間だけでは物足りなくなると思うのでそういった方におすすめ。
『ダンジョン飯』や『異種族レビュアーズ』などと同様、人外種族に対してそういう目線もあるのかと思えるのでモンスター図鑑を読んでニヤニヤしている人は読もう。

作者は『こどものじかん』等の私屋カヲル先生。
あまり作者の話をするのは好きではないが何年も数多の作品を生み出してきた作家が時代に合わせアップデートした話を作れるのはすごいことだと思う。

白ぼかしのルールは知らんが副乳は見せていいらしい

⑤このゴミをなんとよぶ

登場人物全員の情緒が壊れている。
歪な関係性をテーマにした作品は煽るだけ煽って尻窄みする作品が多いが、この作品はとても好きな終わり方だった。
ハッピーエンドでもバッドエンドでも愛の重いヤンデレの結末ほど見ていて心揺さぶられるものはないからね。

余談だが気になったヒロインの一人称がボクだと「ボクっ娘かぁ……」となる。
黒髪ロングがポニーテールに結わいたりメガネキャラがメガネ外したりと同様、ボクっ娘が切羽詰まった時自分のことを私と言ったらとてもギャップに刺さると思うがまだ出会ったことが無い。

鼻血出してる子が好き

⑥往生際の意味を知れ!

情緒のぶっ壊れている作品が続いてしまった。
惚れた弱みに付け込むクソ女LOVE。
俺は現実での目力がある女性に弱く(ここでは本当に苦手という意味)睨まれると「あっす……しゅみませっ……」となる。
その反動なのか創作での目力がある女性に弱い(こっちは性癖に刺さるという意味)。
この作品のヒロインはまさに理想のクソ女だった。
振り回すだけ振り回し姿を消す。
そして最後には……という満喫した読了感を味わえる作品だった。

ヒール役がただただ本当に悪いやつで罰せられるのは現代風っぽい。
悲しき過去を求めてるわけではないが悪の美学文化が薄れているのはなろう小説を筆頭にここ最近では多いと思う。

1話のここを見て単行本を購入しました

⑦つばめティップオフ!

第一部完となっているが果たして……。
女バス漫画。
スポーツ漫画なんてのが一番頑張っているキャラを見れるからいい。
190cm近い高身長運動音痴実家茶道教室後輩、150cm褐色ハーフ低身長エース先輩のカップリングは可能性の塊だった。

話は王道といえば聞こえはいいがテンプレ展開といってしまえばそれはそう。
とはいえスポーツ漫画は変に拗らせるより王道ストーリーの方が好みなので叶うのであれば続きが読みたい。
きっとその王道に加えるワンポイントが必要だったのだろうがその答えを出せるのであれば俺は編集になっている。

でも俺が好きなのはライバル高の四白眼キャプテン

⑧僕と君の大切な話

捻くれ拗らせた変な男と若干ストーカー気質な変な女のラブコメディ。
ろびこ先生は『となりの怪物くん』といい素晴らしいカップリングを描く。
序盤の駅でのちょっとしたやり取りがとても好きだったのでもっと見たいが、学校や私生活での交流が増えていったのは2人の距離が縮まったということなのでこちらが我慢する。

個人的にもっと続きが読みたかったと思いながら完結した作品が本当に良かった作品だと思っている。
本当にもっと続き、早く終わってくれなんて思い始めたらもう好印象は抱けない。
もっと続きが読みたい、そんな作品だった。

果たしてこの変な二人はどこに向かうのか

おわり。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?