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「型破りな教室」 エウヘニオ・デルベス
おはようございます、なおねえです😺
この作品を見つけたのは偶然でした。
初めてミニシアターという劇場に行ってみた時、予告で流れてきました。
なんの前情報もなく、でも数十秒の予告で「絶対観る」と決めました。
自分が今、新規事業や社会課題に取り組むプロジェクトに参加して
教育について向き合っていることも惹かれた1つの理由ですが
「学校の先生になりたい」という憧れ❣️
不思議ですね・・・
その気持ちを認めて、色々情報を探し始めた途端、自分のアンテナが反応するものが集まってくる感覚。
そういうことで、観ました!
エウヘニオ・デルベスという俳優さんのことも、この作品が映画祭で受賞したことも、実話が基になっていることも、何も知らずに観ました。
日本という国では想像もできない話です。
貧困と戦うというような話は珍しいものではありません。
私が惹かれたのは、子供達の表情、そして学びたいという気持ち。
自分は教育現場にいる人間ではないので、知らないことの方が多いし、
「それは違うよ」という内容もあるかもしれないです。
あくまでも私の感想です。
「探究学習」が取り入れられていて、よく「探究のテーマ」なんて言葉を聞きます。私自身が学校に通っていた頃のカリキュラムとは全く別物。
子供達の考える力、主体的に取り組み、問題解決能力を身につける・・・
素敵な取り組みであることには間違いない。
先生が教科書を読んで、ノートに板書して、テスト問題を解いて・・・ではなく、実社会に結びつくような学び。
ただ、どんなふうにこれを実践させるのか、子供達の中から「引き出す」
ようなテーマ、進め方になっているのか。
やり方は1つじゃない。
ずっとシリアスな話ではありません。
生徒たちとの楽しい時間、あはは😆と笑える場面もたくさんあります。
先生が1人1人と向き合って、急かすわけではなく、でも必要なサポートをするために寄り添って見守る。
不思議ですが、先生が「これをやりなさい」と言わなくても、学びたい!知りたい!という気持ちを持ってしまった生徒たちは、どんどん先に進むんです。観ていてワクワクです!!!
でも、日本では考えにくい環境が生徒たちの未来を阻みます・・・
大人が変えなければいけない現実がたくさん。
子供達を変えようとする前に、大人達が変わらないと。
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