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結婚には『タイミング』ってありますよねー……

今回は、このタイミングじゃなかったら『絶対ないw』のままだったという”タイミングの話”です。
Bさんと私は出会ってからセフレたる関係になるまでに15年もの月日が流れてまして、
彼30代&私20代の頃にそういうことになっていたら、決してプロポーズを考えるに至ってないと思います。

「それはない、絶対ないw」は”無い”とつくづく思った34の秋①
猛禽女子vs肉食女子
「それはない、絶対ないw」は”無い”とつくづく思った34の秋②
「それはない、絶対ないw」は”無い”とつくづく思った34の秋③
肉食女子たちの饗宴
のシリーズです。

まだ彼と話し合ってませんし、プロポーズのYES・NOも貰ってませんから、
彼の方が今どう思ってるかは置いておいて、とりあえず私のジャッジ目線での話です。その点は色々「上から~」ですが、前提としてご了承ください。

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さて、私が20代の頃は「男女」の土俵にすら立ってなかったわけですけど、
当時その土俵に立っていたら完全に関係が切れていたと思うので、
今この関係になったで良かったなと思う限りです。

そもそも、彼が30代(私が20代)の頃は、彼はフリーターでした。
(フリーター=軽蔑とは言ってない!怒らないでもう少し読んで!)
人を惹き付ける・人のしてほしいことを想像できる人なので、社長やってるような人から面白がられたり可愛がられたりするレベルが当時から尋常ではなかったです。
(後から聞いた話では"当時から"どころか小児期からのお父上の教育でしたビックリ。)
よって、仕事はいくらでもあって食いっぱぐれることは無いんだろうなぁとは想像されましたが、
こういう男が彼氏だと、女として選ばれる圧倒的自信、そして経済力(自立性から持てる自信)が要りそうだなぁと思って見ていました。
(事実、ヒモではないんだけど、だいぶお金出してもらってそうだなって女性とか、彼女さん以外にいました…)

ちなみにその当時は私たち舎弟(ゆかいな仲間たち)は、
年下だったけど奢ってもらうこととか覚えがありませんw
(舎弟7人中2人だけ女子だったのでもしかしたらちょっとはあるかも?)

一方、その頃の私はまだ恋愛経験がめちゃくちゃ少ない。

「べき論」「普通こうでしょ」が無意識下にガッチガチにあり、
真面目な優等生から抜け切れていない。

30代でフリーターをしている彼について、
ゆかいな仲間たちのボスとしての牽引力は崇拝しているけど、
社会人や男としてはダメンズの部類だと思っていました。
(ただ、あんなユルユルな感じで生きてて就活に苦労しない感じはすごいなとは一応当時から思ってました)

フリーター=ダメ、と当時の私の貧困な想像力・狭い世界観では思っていたし、
今でさえ『その自由さを安定より重視する姿勢』には不安や畏怖を感じます。
(致し方なくフリーターにしかなれなかった、では無さそうで、自ら選択してそれだからです。)

私自身も仕事楽しいひゃっふー、彼氏いなくてもリア充サイコー★という時期でして、『好きなタイプってわかんないよねー、好きになった人がタイプじゃない?』『結婚するなら優しくて頼りがいのある人★』等、恋愛については脳みそふわっふわのスフレ状態。

更に、
女として自分に成功体験や自信が少ないから、
遊び人のおもてなし口説き・天然モテ男の彼女自動補充機能にポワンとなっては失敗を繰り返す時期でした。

ですから、自分の男性を選ぶ基準の中で
・絶対に譲れないもの
・譲っても良いもの
等まったくハッキリわかっておらず、
聞かれたら「尊敬できる人」とか答えていたものの何を尊敬するのか具体性はなく、経験値もないから「あ、これ譲れないんだ私」とか「ああ、これは全然いらないこだわりだったわ」とかも分からない。

分かりやすい上司・先輩・おもてなし上手に惹かれ、良い男はみんな既婚者!とうなだれる社会人デビュー恋愛初心者あるある(笑)
ぱぷりこさんの言うところの『DDDDサイクルを回す迷走の女王枠』
です。

ちなみに、1人暮らしを始めたばかりで体型の維持方法とかも分かってないし、自炊はこの当時はまだまだ下手でレパートリー少なめでした。(突拍子もないようですが、関係あります、後述します)

「今で良かった」と思うタイミングの部分は、
【1】時代が変わったこと
【2】自分が変わったこと
【3】彼が落ち着いたこと
追加で偶然&ご縁がやはり「タイミング」なのかなと思うのが
【4】同じ時期に同じ場所へ引っ越したこと
です。

【1】時代が変わったこと
いくらバブル崩壊時代を生きている我々とは言え、
2000年代までは大企業信奉がまだ生きていた(今も生きてはいる)と思うんですが、数々の大企業の経営破綻・吸収合併などを経て、
サバイバル能力(とつぜん勤め先がなくなっても動じないかどうか)や、
時代に合せられる対応力・サバイバル力を重視しようと思うようになった時代背景。
(ここら辺は「動じない」じゃなくて「遊び尽くさず貯蓄を残しておける堅実さ」とかに行く人もいると思います)

【2】自分が変わったこと
婚活を頑張ったり躓いたり悩んだり、女友達が増えて恋バナのサンプリングが増えたりすることで、
「仕事では男女平等でいてほしいのに奢らない男はあり得なくて恋愛はグイグイ引っ張ってほしい」という矛盾理論から脱却。
いらないこだわりと、譲らないこだわりが分かるように。
また、『こうあるべき』とか『こうじゃなきゃダメ』がグンと減って、人にも自分にも寛容さができた。

また、今回の台風案件でいくと、
私が料理を美味しく作れていたことはマストで、そこのスキルは以前より格段に高くなっている。
私たち二人の間に於いてはこの変化はきっかけとして必要だった。

最初の一人暮らしで太って肌荒れした食生活を見直し、
働きながら己のスキルと金で美肌・体型を維持(10年前と比べたらブラッシュアップ)していた変化も、きっとマスト。

【3】彼が落ち着いたこと
結婚相手に求める条件は絞り込んだとは言え、[清潔感]だの[仕事してる]だの[暴力的じゃない]と言った”恋愛以前の問題”の部分はもちろん前提。

仕事をしている、の基準に自分と同じ年収以上(日本の平均よりやや下。人口比率的には全く無茶は言ってません。年下なら自分より低くても「30代前半で同水準を見込める確度」見ます)という基準を敷いていまして、
フリーター時代の彼は(たぶん)それが不安定だったと思います。
今回転職したことで彼は定職を得ており、『不安』を感じる部分が消えました。
しかも全然関係ない話題からだいたい似たような年収であることも知ることができました。
年収は持ってるに越した事ないけど、この彼の場合持ってれば持ってただけ使うと思うので、とりあえず私と同じだけあればいいです。
結婚したら世帯年収が倍になるわけだから。

しかも例の台風の日、前回驚いたエピソード以外にもまだ驚かされたことがあって、
「台風の日って子供の頃ワクワクしなかった?」(←これは彼です。私はしない)という話題から、
「男の子ってアホで良いよなぁ、俺 男の子はほしいなぁ。」
と、自由を愛し結婚をあんなに嫌がっていた男とは思えない発言まで飛び出しました。

普通に会話してましたが、私 驚愕。
今この人、子供ほしいっつったの?本気で?え?誰が産む想定なの?
40代で20代に相手にしてもらえるのは主に芸能人よ?え、何?この人って子育てする生活とか考えられるわけ?…と。

ちなみにそれらを落ち着いたなぁと見なすものの、
女遊びはたまたま収まっているだけで、マインドはいつまでもモテていたいと思っていると思います。

【4】同じ時期に同じ場所へ引っ越したこと
これについては、彼が首都圏へ来ようとしていたのは知っていたけど、私の方が先に急な転勤がかかったため、かなりの偶然。
これ自体がご縁で布石だったら良いなと勝手な理想を抱いていますが、
まぁどうなるかは話をしてみてからです。

何度も出してしまいますが『結婚相手』の条件は
①普通論やべき論が少ない人
②話し合いができる人
③結婚後も出産後も私が働くことに反対しない人
④家事を平等に分担してくれる人
(順不同)です。

実はこの条件が即答できるようになるまでに、
私はいろんな条件を積み重ねたり、条件が決まっていなさすぎたりして
紆余曲折しながら婚活をしていました。

アプリ婚活でデートしてみて嫌だった時に何がダメなのか?を考えたり、
それを女友達と話し合った時に客観的に言われて気付くことがあったりして、まあ3つには絞れてないけどこれでいこう、と決めたのが上記4つです。
強いて3つに絞るなら②ができれば①も話し合いで何とかなるだろうってことで②③④でしょうか。

ちなみに元の私自身に「べき論」が無自覚にたくさんあったので、
そういう世の一般論などに振り回されていた頃ではこの条件には絞れません。
何なら分布図も理解せず「年収600万★私1000万とか言ってないから謙虚★」ぐらいのことは言ってたような気がします(50代じゃない年収600万は競争率激高)

そんな頃にうっかり、間違った条件枠(一般的に羨ましがられるかもしれないけど自分と合ってない)に当てはまる人と奇跡的に結婚出来ていても、絶対離婚するか不幸になるかしてたと思う。
(まあ条件絞れてないからそんな男の人は「地球上にゼロです」みたいなことになってたかもしれません…)

彼と一緒に過ごしながらこの最新版の条件を頭に思い浮かべることができて、
更に「ん?もしかして合致してるんでないか?」と思えたのは、
そもそも明確な条件があってこそだし、
その条件が作れるまで私が年齢と経験を重ねたからでした。

条件③を入れた分、相手の年収に求める(つまり条件外の前提)レベルもハッキリくっきりしましたし、
1人で生きてく人生も視野に入れた分、こっちの年収も20代を上回ってますし…。

条件の中に入れていないから伝わりにくい部分なんですが、
「浮気はしないに越した事ないけど、この際浮気性の人でもいいから家庭内のチームとして話し合いができる人がいい。というか友達婚して嫉妬せずに済むならそれも良い」
という優先順位を決めたこともありました。
(恋愛至上主義の頃は「浮気ダメ絶対」派)

今回の彼は浮気癖については『まぁ…全然やっちゃうだろうな。つかそこ許せますって伝えとかないと”結婚は無理だゴメン”言いそうだな』って感じで見ています。
ただ、条件の中に「絶対浮気しない男!」と入れていないため、そこの不安をスルーできる。

Cさんとの会話の中では「大好きじゃん彼のこと」と煽られていますが、
冷静に考えて友達婚要素の方が強い。
好きは好きだけど「ラブ!愛してる!好き好きチューあなたを独占しなきゃ精神グラついちゃう!」ではない。
私にはたくさんの女友達や職場という依存先がある!

もちろん自分で再三言ってる通り「絶対ないは無い」ので、嫉妬に狂う日がくるかもしれないんですけれども。
べき論がない分”普通じゃないあなたが好き”ぐらいには思っているので、
モテはまあ追求してくれて良いです、今のところ。

そう言ったわけで、
16年も身近にいる”手近なところ”で手を打った感あるかもしれないけど、
本当にタイミングとしては奇跡的。絶妙。

結婚の条件に当てはめてはいるけど、
制度としての結婚をしたいからじゃなくて、あなたといたい。だから制度を使ったお約束がほしい。

はい、整頓終わり。
さぁ、いよいよ次週(笑)、伝わるか。

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