メンタルテンポ
-音楽と健康-
気分が良い時、体が軽い時は軽快な音楽が聞きたくなるように、音楽と気分や健康には密接に関わりがあります。
心と体のバロメーター、音楽と健康との繋がりをご紹介します。
先日、娘が年少の時の音楽発表会のビデオを見ていたのですが、
見事にリズムが合っていない…というか、曲に付いて行けていない様子。
普段、リズム感は悪くないし、歌も大好きな娘。
どうしたことか…と当時びっくりしたのを覚えています。
今回は、メンタルテンポのおはなし。
人には特有のメンタルテンポと言うのがあります。
【メンタルテンポ】
人には日常生活の中での話し方、歩き方など特定のテンポがあり、個人個人の特徴があります。音楽心理学ではそのようなその人固有のテンポを「固有テンポ」、「精神テンポ(メンタルテンポ)」と呼びます。
何も考えずに膝を叩いて、今刻んでいるテンポが自分のテンポなのです。
遅い人もいるし、早い人もいる。でも、だいたい年齢が低い方がテンポが速く、年齢を増していくと遅くなる傾向があるようです。
当時年少の娘のメンタルテンポは、80くらいでした。
80は高齢者と同じくらいです。子供にしてはちょっと遅いですね。
音楽発表会の曲のテンポは100。
軽度のASDを持つ娘なので、周りに合わせることが当時は困難だった事でしょう。
ちなみに、今現在娘は年長になり、メンタルテンポは100です。今では、周りに合わせる事も出来る様になりました。
他にも対人関係でなんとなく、合うな〜と思う人はテンポが合っていたり、癒される音楽や、活性される音楽もメンタルテンポが関係しています。
癒される音楽については60前後が最も癒し効果があるとされています。
ちなみに最もリラックス効果がある音楽は
マルコニ・ユニオン作曲 「ウェイトレス(weightless)」
なんだそう。
この曲が最もリラックス効果があるといわれているのには理由があります。
イギリスの研究機関マインドラボではリラックス効果のある音楽を決めるために実験が行われていました。
40人の女性を対象にパズルを時間内に解いてもらい、ストレスレベルがたまったところで「リラックスできる」と評価のある曲を1曲ずつ聴かせて、ストレスレベルの変動を測るという実験でした。
その実験で使われた曲の中に「weight less」があり、
この曲はイギリスの音楽療法学会と演奏グループ「マルコニ・ユニオン」がプロのサウンドセラピストと『聞いた人をリラックスさせるため』に合同制作したものでした。
実験の結果、
「weight less」は他の候補曲と比べてストレスレベルが65%も低下し、
これはコーヒーや紅茶を飲むよりもリラックス効果を得られるということなのだそうです。
癒される音楽についてお話しましたが、
性別や年齢、さらに経験によっても感じ方が変わるそうなので一概には言えないかもしれませんね。
まずは自分のテンポをはかってみると良いかもしれません。