悪夢の朝でも猫様がNo.1
今朝方、怖い夢を見た。
私は追われる身だった。より正確なニュアンスでいうなら、迫害を受けている身という感じ。
家族でファミレスのテーブルの下のようなところに隠れていると、ケーサツの人たちの声が聞こえた。みんなで息を殺した。
場面は飛び、私ひとりで祖母の家に行くことになった。
かなり急な坂道を下って駅方面に行こうとすると、物凄いスピードで物凄い形相でおばさん2人組が駆け下りてきた。誰かを追っているらしい。
いや私を追っているのかも。捕まったら大変だ。別の道を回って向かうと、先日解散した雨上がり決死隊の2人が道行く女性を追いかけ回していた。
これはやばいと思い、駅に入ってしまおうと思った。駅入口のエスカレーターを上る。すると、宮迫もずんずん上ってきて、あの野心的な眼差しで「なぁ、遊ぼうや」みたいな陳腐な文句を言ってきた。江戸川乱歩の「火星の運河」のように、目の前いっぱいに宮迫の顔が大きく見えている。ホトちゃんの方は私に気づかなかったようで、来なかった。
エスカレーターを降りるとそこは駅ビルになっており、なんと槇原敬之がいた。警備員的な役割をしているらしい。
私は「マッキー助けてよぉ!!」などと訴えたのだが、マッキーはオロオロするばかりだった。
3人でそのまま立ち往生していた。
ウーンと目を覚ますと、猫が腹の上で丸くなっていた。
やはりそうか、と私は思った。たまに朝方お腹の上に乗ってくるのは嬉しいのだが、しっかりとした重さがあるため、いささか寝苦しく必ず変な夢を見る。先日は体育館の中に閉じ込められ殺されかける夢を見た。
そんなわけで、熟睡してる時はできれば足元にいてくれた方がいいのだが、腹の方が多分収まりがよいのだろう。そしてあったかいのだろう。
逃げたりして怖い夢でしかなかったけど、文章にすると後半部分は少し笑えるな。宮迫には申し訳ないけども。
【今日のおすすめの一曲】
槇原敬之「No.1」
復帰おめでとうということで。この歌詞すごくないですか。子供の頃聴いて少し怖かったw
君を笑わせたい
力ずくでも笑わせたい
そして年をとり
いつかしわくちゃになったら
そのわけは僕のせいだと
言わせたいんだ
「力ずくでも」「しわくちゃ」「僕のせいだと」「言わせたい(言われたいではなく!)」。
・・・執念というか・・・すごいよwそんなさ、「笑わせたい」は分かるけど、その先、笑いジワはお前のせいだって言わせる老後まではちょっと頭になかったよ。やっぱりなんか、気持ちの重みの乗せ方が凡人とは全く違いますよね。改めて凄いと思う。
それと、この歌詞の「僕」は「君」と老後も一緒にいる未来を疑ってない、つまり当たり前のことだと思ってますね。そこが興味深い。私個人は「あたりまえじゃなくてありがとう」(「五つの文字」)って歌ってるような仏教的マッキーの方が印象強かったので。若かったからこそのグイグイくる詞ですね。こういう変化はおもしろい。我ながらいい発見をした。
マッキーってさだまさしとかみたいに、歌詞だけじゃなく小説も書ける人なんじゃね?やってみてくんないかなと思うのですが、それはまた違うのかなとも思いますね。そこらへんをインタビューしてみたいものです。