2023年 平安ステークス 注目血統
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血統記事担当のKIDです。
平安ステークスの注目血統について触れたいと思います。
他にも様々なnoteを更新しています。是非ご覧ください。
京都ダ1900mコース解説
当コースの解説はこちらをご覧ください。
コース解説にも力を入れていますので、是非参考までに。
各馬考察コメント
レース戦歴による各馬の考察はこちらをご覧ください。
血統の要素は考慮していないものです。
新装京都ダートの傾向
新装の京都ダート。路盤が新しくなり、明確にパワー傾向にシフトしている印象です。5/7(日)は水が浮き出るほどの不良馬場で、ここまでいくとスピード傾向の血統が好走していましたが、5/14(日)を見る限り、重馬場まではパワーが要求されるようです。さらに、京都ダートは直線平坦かつ下り坂から勢いをつけて大雑把に回って走ることができるコース形態なので、ズブい持続力傾向の馬が走りやすい。中京や阪神などでは厳しい馬たちが京都で躍動するパターンも多くみられます。
注目血統 A.P. Indy
A.P. IndyはベルモントSやBCクラシックなどG1を4勝し年度代表馬にも選ばれた活躍馬。父Seattle Slewと母父Secretariatは共にアメリカ三冠馬。母のWeekend Surpriseも重賞馬で、Somethingroyalの2×4という強烈なインブリードを持ちます。Bold Rulerの同系配合という形になり強烈な持続力に富んだ血統で、現代でもPulpit-Tapitを代表とする様々な系統が活躍しています。
A.P. Indy系種牡馬 マジェスティックウォリアー
A.P. Indy系種牡馬としてマジェスティックウォリアーを取り上げます。父は先ほど紹介したA.P. Indyで母方の血統はSeeking the Gold, Dixieland Band, Secretariatと続き、Secretariat3×4のクロスを持ちます。アメリカダート界の良血ハッピーセットとも言える構成で、A.P. Indy系種牡馬の中でも特にパワーと持続力に優れた中距離ダート血統です。そのため、性別による差はありますがとにかくズブくてコースや馬場を選びます(特に牡馬)。なので、京都ダートはかなり適性が高いと考えています。
血統注目馬 ①サンライズホープ
父 マジェスティックウォリアー (A.P. Indy系)
母父 スペシャルウィーク (Tサンデー系)
マジェスティックウォリアーは紹介の通り。サンライズホープはSeattle Slewの3×4のクロスを持ち、母父スペシャルウィークの在来牝系によるパワーや、Theatricalなど父から更にパワーや持続力を強化されています。血統が示す通りズブく馬体重も540kg近くあり、京都ダートにはかなりの適性を感じさせる1頭です。みやこSから新味を発揮し後方競馬にシフト。チャンピオンズカップは4コーナーを外から動き出す禁忌を犯しながらも、直線でバテることなく上がり2位の6着と評価できる内容。東京大賞典は地方馬の捲りに付き合ってしまい4着に沈みました。直近2走の凡走は時計が出る馬場状態によるものだと考えているので、パワーの要求される新装京都では見直しできると考えています。鞍上も京都であれば大雑把に回しても問題ないので、不安はありません。逆に言えばここでダメならもう見限りですね…。
※最終見解はTwitterでレース前に公開します。当日の馬場状態を考慮して印を決めますので、ご了承ください。ぜひTwitterのフォローもよろしくお願いします。
文責 KID