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東京優駿“7か月前から期待を寄せられていた貴女”
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いつもはTwitterにてレース発走10分前までに予想を公開しておりますが、事前に狙っている馬などを今後、レース当日朝までに公開しようと考えています。
なお、レース発走10分前に当日の馬場傾向や好走血統などを加味して予想印が全く変わる可能性がございますので予めご了承下さい。
イメージとしては、
①前日予想でレース予想の大枠を組み立てる。
↓
②レース発走前に組み立て直した場合はツイートして最終見解といった形で出しますので宜しくお願いします。
東京11R G1 東京優駿 日本ダービー 芝2400m
土曜日の東京芝は時計やや遅い~標準で差しも届く状況。
決して高速馬場ではない。
今年は皐月賞をレコード勝ちしたジャスティンミラノが有力視されている。
皐月賞では時計が出やすく、先行有利の馬場傾向であった。
前半57.5秒とHペースであったが、先行有利な状況であったため4角4番手から押し切る形となった。また3着にも4角2番手と前目に運んでいたジャンタルマンタルがあわや押し切れる内容。
2着には中団から運んだコスモキュランダがクビ差の惜敗となる結果であった。
皐月賞で先行して勝った馬たちがダービーで勝った記憶がなかったため下記条件で調べてみた。
過去10年において皐月賞で4角5番手以内で先行して押し切る競馬で好走(3着以内)した馬たちのダービー成績。
1,6,1,9/17 ←これが皐月賞で先行し好走した馬たちのダービー成績。
唯一の勝ち馬は記憶に新しい23年タスティエーラ。
タスティエーラが勝った23年日本ダービーはペースが比較的スローで内で立ち回った馬たちでの決着。
しかし、他馬たちは好走は出来ているが勝ち切れていないケースが多い。
上記データからジャスティンミラノに逆転できる馬を探してみる。
今回あまり注目されていないが面白いデータを見つけた。
それは“3歳馬5大特別競走登録馬名簿”である。
それはなんだ?という方に簡単に解説すると、
クラシック競争に出走する場合はクラシック登録料を3回にわたって払う必要がある。
登録をしていないとそもそもに3歳クラシック出走することが出来ない。
1回目の登録締め切りが2歳10月になるが、1回目の登録締め切りに見合わせた場合も3回目(3歳クラシック当該競走開催2週間前)に追加登録料を支払うことによって出走が可能。
ただ、追加で登録した馬がこれまで日本ダービーに勝利したことはない。
基本的に牡馬は皐月賞、日本ダービー、菊花賞に登録するケースが多い。
牝馬は桜花賞、オークスに登録するケースが多い。
※皐月賞、日本ダービー、菊花賞にも登録可能だが登録馬は殆どいない。
第1回登録出馬登録馬名簿には現3歳牝馬が1275頭登録が行われている。
※詳しくはJRAのHPを参照して下さい。
さて、前段が長くなってしまったが現3歳牝馬で皐月賞と日本ダービーに1回目(2歳10月時点)の登録時点で登録していた馬が下記の通り。
・チェルヴィニア 24年オークス勝ち馬 ※生産ノーザンF
・テンダーデイズ 未勝利馬
・レガレイラ 23年ホープフルS勝ち馬 ※生産ノーザンF
・ロンギングドルチェ 未勝利馬
・シャガールブルー 未出走馬
なんとノーザンFで皐月賞、日本ダービーに登録していた2頭ともG1馬になっている。
他のノーザンF牝馬は登録されていないように素質を認められている牝馬のみ、皐月賞と日本ダービーに登録されていることが分かる。
そして、24年日本ダービーに出走する牝馬はレガレイラ。
先週にオークスを制したチェルヴェニアも日本ダービーに出走する権利はあったが、ノーザンFや木村厩舎の選択はレガレイラになったことからも大きな期待を感じざる得ない。
レガレイラは23年のホープフルSを勝ち、皐月賞では1番人気を背負ったもののルメール騎手の負傷によりギリギリまで騎手が決まらないまま北村騎手が代打騎乗した経歴がある。
人気を背負ったが、先行有利な皐月賞の馬場状況もあり後方から差し届かず不完全燃焼の0.5秒差6着であった。
今回は鞍上にルメール騎手を配して巻き返しが期待される。
これまで見せてきた能力はもちろんのこと、牝馬ながら皐月賞・日本ダービーに2歳10月時点で登録される期待の大きさを買って本命とする。
相手についてはギリギリまで馬場の状況を考えた上で決めたい。
担当:はまの