2023年 安田記念 注目血統
Twitterアカウントもあります。フォロー等よろしくお願いします。
重賞以外の予想も頑張って更新しています！
血統記事担当のKIDです。安田記念の血統予想noteです。
是非参考にしていただければ幸いです。
東京芝1600mコース解説
当コースの解説はこちらをご覧ください。
コース解説にも力を入れていますので、是非参考までに。
安田記念のラップ構成
府中マイルG1のラップに関しては大まかに上記の記事にまとめてあります。結論としては、NHKマイルCと安田記念は前傾ラップになりやすく、牝馬限定G1であるヴィクトリアマイルは後傾ラップになりやすいという話です。
去年の安田記念は例外として道中が緩んでソングラインがスロー差しで勝利したレースでした。こういうレースになったら仕方ないのですが、今年はメンバーも揃っていますしジャックドールやウインカーネリアンなど前に行きそうな馬も多いです。そのため、道中が緩まない例年通りの安田記念のラップを想定して予想を構築します。
血統注目馬 ⑫ナミュール
父 ハービンジャー (欧州ダンチヒ系)
母父 ダイワメジャー (Pサンデー系)
ナミュールを本命とします。ハービンジャーは欧州のダンチヒ系でスピードの持続力に優れている種牡馬です。牝系にはキョウエイマーチがおり、近親にBCディスタフを勝ったマルシュロレーヌや、半妹にオークス4着のラヴェルがいます。瞬発力には乏しい反面、持続力には優れていることから安田記念には向いていると考えています。母父のダイワメジャーは稍重~良という中途半端な馬場状態での適性が高く、母父のフレンチデピュティも府中マイルとの相性が良い。以上のことからナミュールを本命とします。
前走のヴィクトリアマイルは不利があったのに加えて、道中12秒台と緩んでしまったので度外視。東京新聞杯は流れが向いた中でウインカーネリアンの2着となりましたが、調整の難しい冬だった点、初の斤量56kgという点を考慮すればよくやった方なのではないかなと考えています。ハービンジャーの成長力に期待しつつ人気をしていないのであれば狙ってみたい1頭です。
対抗としては⑤ソダシを。父クロフネで府中マイルとの相性が良いのは言わずもがな。基本的には持続力で戦ってきた馬で今回本命としても良かったのですが、前走のヴィクトリアマイルを見る限りやや瞬発力に寄ってきた感があります。そのため、良くも悪くも安定感はあるのですが勝ち切るかと言われると…。そのため対抗としました。
次に評価するのは③ジャックドール。瞬発力はなく持続力で勝負する馬で、とにかく溜めてはいけないタイプ。鞍上の武豊騎手が馬のことを深く理解しており、大阪杯は完璧な騎乗でG1を制覇しました。懸念点はマイルへの対応で、テンのスピードに対応できるかだけが鍵ですね。
以下は⑦, ⑮, ⑰と続きます。持続力に秀でた馬をピックアップしています。
シュネルマイスターやソングラインは溜めた方がいいと思っているので評価を下げました。
最終予想印
◎ ⑫ナミュール
○ ⑤ソダシ
▲ ③ジャックドール
△ ⑦, ⑮, ⑰
ナミュールが人気していないのでワイドでも十分。ワイドを本線としつつ、単勝や馬連で上振れを狙う馬券構築にしたいですね。
文責：KID