2023年 新潟大賞典 注目血統
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血統記事担当者です。
新潟大賞典の注目血統について触れたいと思います。
NHKマイルや他の重賞に関しても記事を書いています。
ぜひご覧ください。
新潟芝2000m(外)コース解説
当コースの解説はこちらをご覧ください。
コース解説にも力を入れていますので、是非参考までに。
各馬考察コメント
レース戦歴による各馬の考察はこちらをご覧ください。
血統の要素は考慮していないものです。
春開催の新潟競馬場
新潟大賞典は第1回新潟競馬で行われるのが通例です。新潟競馬場は通年野芝だけで行われていますが、野芝は気温が上がらないと生育が進みません。よって、春開催の新潟は野芝の生育が十分に進んでおらず、短くてすぐに路盤が見えてしまうことが多いです。
この場合、日本古来の血統を持つ馬が活躍する傾向にあります。また、荒れた馬場への適性にも注目したいところです。荒れ始めると一気に荒れてしまいますし、直近の血統傾向も見逃さないようにしたいところです。
コース形態から考える
新潟芝2000m(外)は、2000mコースで唯一のワンターンの形態です。スタートからコーナーまで非常に距離があり、ラップ以上に息が入りにくくなります。そこから新潟特有の急カーブで強制的に息が入り、馬群が詰まる。それによって後ろからも届く、そういうコースです。2021年は展開が展開なので例外ですが、早い上がりも要求されやすいですし、直線が長く平坦な新潟だからこそ輝く馬を選択したいところです。
注目血統 Nureyev ≒ Sadler's Wells
Nureyev持ちが過去5年勝利しているのでピックアップ。Nureyevと3/4同血のSadler's Wells持ちも併せて紹介したいと思います。Special由来の重厚なパワーを持つ馬が好走しやすいのかもしれません。今年の新潟大賞典は雨の影響で馬場状態が悪くなるのが濃厚なので、意識したいです。と言っても、対象馬が多いのでこれ一本で絞れるものでもないですが…。
血統注目馬◎カラテ
トゥザグローリーを父に持つカラテを血統注目馬として本命に推します。トゥザグローリー自身がNureyevの3×4を持つので注目血統に該当します。牝系はロイヤルサッシュなので、ステイゴールドと同じ。欧州の重厚な血脈を積み重ねてきた牝系で、持続力や荒れ馬場への対応力に富んでいます。ノーザンテースト由来の成長力の影響かまだまだ充実していますし、斤量は59㎏と背負わされている感はありますがやれると考えています。
正直なところ、雨の影響で新潟の馬場は読めないですし、難解なハンデ重賞なので馬券を買いたいかと言われたらあまり…というようなレースです。
以上で、新潟大賞典の注目血統の紹介を終わります。
重賞予想の助けとなりましたら幸いです。
了