もうすぐ8月31日
小学生の時に1年~1年半おきに転校をしていた。
親の転勤が理由ではなく、親の身勝手な理由ばかりだった。
学校や地域に慣れる暇もなく、学校で友達ができる間もなく転校を繰り返していた。
小学校にあがる以前も引っ越しを繰り返していた。
中学生になる時も高校生になる時にも引っ越しをした。
小学生の夏休みの思い出で鮮明に覚えていることがある。
新しい学校で夏休み期間中に通わなければいけない学校のプールがとても苦手だった。
大人になってからゆっくり自分のペースで自由に泳ぐ水泳は大好きになったけれど、小学生の頃は水に顔をつけるのがとても怖かった。
小学2年生のある日、どうしても学校のプールに行くのが苦しくて、
でも、休むことを絶対に許してくれない母に叩かれるのを恐れ、
家を出た後で学校へは向かわずに町中をふらふらして時間を潰した。
そして公園の水道で水着とタオルを濡らして絞り、帰宅した。
母には休んだことがバレてそのあと叩かれひどく叱られた。
恐怖からそれ以後はどんなに嫌でもプールも学校も休むことはなかった。
あの頃の小さな私に言ってあげたい。
「休んでもいいんだよ」と。
学校に足が向かないのには必ず理由がある。
そのことが解決するまで納得のいく方法を身近なひと(家族等)とじっくり話ができたら、それが一番良いと思う。身近なひとがだめならそれ以外の大人が話を聞いてあげられる世の中であってほしいと願う。
どうしても解決しなければ、環境を変える、思い切ってしばらく「休む」等、決して無理はしないこと。
人生は楽しいことばかりじゃない時もあるけれど、生きてきたから、こんな私でも今こうしてnoteで表現をすることができている。日々のささやかな出来事に感謝をすることができている。
立ち止まることが大切なタイミングに突き当たったら、まわりに助けを求めること、ためらわないでほしいと心から願います。