「推し」の配分
こんにちは。Suです。
先日、娘とがっちり話し込んだ中で、なるほど!と気づいたことがありましたので書かせてください。
そもそもの話の端緒なんですが、娘は右手にスマホがくっついているかのように、ずーっとずーっと何かしらを見ているんです。
さらに、テーブルにiPadを立てて、そこからも何かしらの動画が流れています。
もう、恐ろしいくらいGAFAの餌食です。
で、もちろん私は、「目に余る、他にすることあるでしょ!!」
「え~ないよ」「勉強あるやろがい!!」
ということで、説教です。
Youtube見るのは別にいいよ、面白いのは分かるけど、ただひたすら、受け身にぼ~っと見るのはよくない。
無自覚に時間が流れているだけで、受け身で時間を過ごしているだけはよくない。
そこで、話し合い。
「そもそもあんたは何を面白いと感じるの?何が好きで、動画見てるの?」
そんな話からだんだん話が広がって、本人も気づいていなかった、なぜ自分はこれが好きなんだ?ということを掘り下げてみた。
推しの理由
まあ、好きに理由なんてないんだろうけど、どんな部分が好きだと感じるのか?ということを言語化するのはやってみる価値ある。
そうしたら、たくさんいる、ジャニーズや、K-POPアイドルのなかで娘が
「好き!」と感じる人に型があった!!
いわゆる、「アイドル」としての姿、キラキラしてカッコいい!!ところを見せてくれる部分と、時々、失敗したり、ボケてみたり、「ダサい」ところを見せられる部分の配分が、6対4で出してくれる人に惹かれることに気づけた!!
これまで、娘が好き!と言ってきた、4人のタレントさんがいるんだが、ある時急に冷めてしまった人、ずーっとファンです!の人、今めっちゃファン!!な人、にはっきり、違いがあったんですよ。
見た目はもちろんある程度の共通点があるんだけど、違いって何?となったとき、
この「ダサい」部分を出せる出さない、の配分が100%出せる面白味のある人と、ずーっとカッコいいところを見せたい、と頑張ってて「ダサい」0%の人で、ファンでいたいと思えるかどうか境目だと気づいたんですね。
さらに、考えてみる
じゃあ、アイドルでいる、自分のカッコ悪い部分を出せる人って、何が違うんだろう?
そりゃ、アイドルになるくらいだから、見た目がカッコいい、歌える、踊れる、そんな自分を見てもらいたいんだから、できれば、カッコ悪くて見せたくない部分はできるだけ外に出さないようにしているとは思う。
素の部分とか、ギャップを感じさせる部分って見せるのに勇気もいるだろう。
そして、娘と話し合っているときに、私は、ぱぁぁぁ~~~ん!!と気づいた!!
自分にある程度、自信がなければ、ギャップを晒すのに勇気が出ないだろうなと。
自信はみんなそれなりにあるんだろうけど、「自己信頼」と言ってもいいかも。
そして、外へのコミュニケーションなんだから、これは絶対関わっているであろう、
社会や外部への信頼。
「受け容れてくれる人たちだ」と信じられるかどうか。
もっと簡単に表現すると、「場」への信頼度。
このメンバーになら、「ダサい」部分を出しても笑ってくれる。
「え~??ガッカリ」とは反応しない。
自分の良さが伝わるだろう、とゆだねられるかどうか。
ということで、表現の豊かさというか幅って、
自分への信頼度 + 場への信頼度
ということになりました~。