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見た目のデザインの分解|デザイン苦手さん、非デザイナー必見

↓↓↓↓↓ こちらの話の続きです!

「デザインとアートは違う」

「デザインは見た目だけがよくてもダメ」

よく聞きます。

ですが、私は逆に

「表層(見た目)が苦手なデザイナーが多い」

方が気になります。

ということで、今回は見た目のデザインの分解をしてみます。

見た目のデザインの分解

  • レイアウト

  • 文字

  • 画像

  • 図形(線・面)

この5つの要素に分解します。

それぞれを

  • 機能

  • イメージ

によって、調整する作業が表層づくりです。

それぞれをもう少し分解します。

レイアウト

  • 位置

    • 規則的/不規則

    • 関係性

  • 大きさ

    • 優先順位

    • 読みやすさ

    • ジャンプ率(大きさの差で強さを伝える)

  • 余白

    • 関係性

    • 強調

    • イメージ(盛り上がっている/落ち着き、ゆったり、高級感)

    • 読みやすさ

  • 色相

    • 色み(赤、橙、黄、緑、水色、青、紫)

    • それぞれの色相が持つイメージ

  • トーン

    • 色あい(彩度+明度)

    • 強弱(彩度)

    • 重い/軽い(明度)

    • トーンが持つイメージ

  • 配色

    • 色相・トーンが近い…なじむ(同系色、類似色、同一トーン、類似トーン)

    • 色相が遠い…印象的になる(アクセントカラー)

    • 有彩色/無彩色(白・黒・グレー)

    • 背景との明度差が低いと文字は読めない(視認性)

文字

  • 書体

    • 読みやすい書体(可読性)

    • 見やすい書体(視認性)

    • イメージの再現

  • 太さ

    • 太さ…力強さ

    • 細さ…洗練、美しい

    • 文は細くないと読めない

  • 文字間・行間

    • リズムよく読ませるために文字間・行間を調整する

    • 高級感を伝えたい時は文字間・行間はゆるめる

    • 新聞、雑誌、小説等の本文は文字間をツメない(ベタ組み)

画像

  • 写真

    • 文字では表現しきれない複雑な表現(・色 ・形 ・質感 ・雰囲気)

    • 情報伝達が早い

    • 情報量が多い

    • 具体的にわかりやすい

  • イラスト

    • ぬくもりを与える

    • 自由度が高い

  • ピクトグラム

    • 情報伝達が早い

    • 言語の壁を超える

  • 表・図

    • 複雑な仕組み、流れ、変化、差を見える化できる

文字ばかりのデザインになると単調になるので、画像には単調さを防ぐという役割もあります。

図形(線と面)

  • 情報のグループ化

    • 分ける

    • 区切る

    • つなぐ

    • 囲む

  • 優先順位の定義

    • 強調

    • 補足

  • Webサイト、アプリケーションのリンク、ボタン

    • 線(文字の下線)…リンク

    • 面(文字の囲み)…ボタン

  • 形によるイメージの伝達

    • 規則性

      • 通常、規則性のある形(水平線、垂直線、長方形、円)を使う

      • 不規則な形を使うとぬくもりや柔らかさが表現できる

    • 太さ

      • 太い…力強い、元気、こども

      • 細い…洗練さ、美しさ

      • 区別するための線は一番細い線(印刷物は0.25〜0.3ptや0.1mm、Webは1px)の使用が多い

    • 鋭い or 丸い

      • ぬくもりを与えたい時は丸くする

まとめ

という感じで、見た目のデザインを分解してみました。

今回は超簡潔にまとめているだけなので、実際には一つひとつ掘り下げてお教えさせていただいています。

求める機能やイメージに合わせて、それぞれをどうするかが決まっていきます。

そういう意図がない状態で以上の要素を決めているとすれば、それは「当てずっぽう」と言わざるをえません。

再現性がないものは能力ではなく、たまたまです。

ということで、今回羅列した事柄について一つひとつ、後日お話させていただきます(時間がかかると思うので…)。

乞うご期待✊

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