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ローカルに生活して、グローバルに働く12 ハヤ五月

今日は5月の一日。お天気でした。カンレンダー通りの勤務で、本日もお仕事


半導体不況も深まり、DRAMもNANDも全く投資が動く気配はありません。
DRAMのトップシェアはSamsung、二位はSK Hynix、三位はMicronこの三社でDRAMの94%を生産している。
NANDのトップシェアもSamsung、二位はKioxia+WestingDegital、三位がSK Hynix(IntelのNAND事業を買収 二位と三位は肉薄),四位がMicron
メモリー不況が止まりません。

 1位以下の会社は、ホント厳しい。一位のSamsungは体力があるけど、それでもかなり厳しそう。二位以下は、下手すると潰れかねない。まして、昨年のアメリカで発動されたCHIPs法が色々なダメージを引き起こしている可能性がある。注意して見ていきたい。

 それにしても、この不況の出口が見えない。GAFAMがリストラを断行しており、需要が伸びない。スマホも売れない、PCも売れない、GAFAMがDC(データーセンター)を造らない。メタバースよりも世間はChatGPTに眼が行ってしまい、しばらくそれで話題沸騰だが、設備投資には向かっていない。

 世界のデーター量は伸びているが、DCが伸びないのは、ある一定の古いデーターは何らかの処理がされているのかしら?圧縮技術が進んだのかも?分からない事だらけです。

 そんな中、補助金で半分以上助成されたTSMCの熊本工場は、建物として、形を現わし始めました。現在、事務棟と開発棟、そして工場(Fab1)を建設中。新聞でFab2の構想は知っていたけど、Fab3,4の構想も既にあるとか。それも熊本。

 Sony熊本も新しい工場を近所に建設予定。

 三菱電機も旧液晶工場をPowerDevice工場に造り替える投資をするとか(合志市)。

 熊本がエラいことになっていますが、目先の半導体不況を生き残らなくてはならない。ファイト!

 アメリカが、6兆円越の補助金をバラマキ、中国に建てる予定であった半導体工場をアラバマなどの砂漠地帯に全部引き込んで、その上でCHIPs法の発動だから、政治は怖いね。中国は、生産もおぼつかない状況になりつつあるようで、それはそれで報復が怖い話である。アメリカに建つ予定の半導体工場は、Intelはもちろん、TSMC、Samsung、SK Hynix、Teaxs。これらの工場が2024年末~2026年に掛けて、立上がり、とんでもない設備需要が生まれる。それに備えて、半導体製造装置メーカーは増産体制を構築しつつある。どうなってしまうのか?よく分からない話である。

 さて、さて、どんな流れはあるのだが、どうしましょうかね?色々考えて、生き残り策を考えて、実行していきましょう。

 五月も頑張るぞ!

 

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