ドリオ巨人3弾振り返りと4弾評価(暫定)
※10/11 坂本についての裁定が完全判明したため編集
お久しぶりです。4年ぶりのリーグ優勝で少し浮かれている巨人デッキ担当G.Lucaです。
ちょっと3弾環境は色々と苦しんでおりましたのでなかなかnoteに書けるような結果も残せませんでした。
とりあえずは尊敬するエアーマン先生の構築を参考にして手応えは掴めるようになっていたのですが、結局店舗予選も3勝1敗止まりと悔しい結果に終わってしまいました。とても不甲斐ないです。
3弾振り返り
というわけで3弾環境の振り返りですが、やはりどの球団も新テキスト「コンボ」を採用しているケースが多いですよね。特に楽天浅村のミートバッティングコンボはなかなかに厄介な存在でしたし、他のコンボでもDP16とか17とか出さないと守り切れないケースがあり、その部分のケアをどうするのかというのが悩んだ部分でした。
まあ元々僕自身のプレイングスタイルが守備に課題が残る感じでもあったので、その課題点を補うためにも「投手12覚」を採用しました。「先中中抑」の4人×3枚=12覚醒というわけです。
パターン①:先発SD戸郷→中継ぎ1中川→中継ぎ1西舘→抑え1大勢
パターン②:先発SD戸郷→中継ぎ2中川→中継ぎ1西舘→抑え0大勢
この2パターンで回していましたが、最終的にはパターン②がしっくり来たので、4弾でもこれを軸に組んでいくつもりでいます。
何だかんだで12覚、意外と使いやすいですよ?特にSD戸郷はミートAP3/ミートDP3なので降板後に引いても使いやすいですし、何よりバニラなので西舘の効果を発揮しやすいというメリットもあります。
そこから中川に継投していくわけですが、2中川か1中川かは正直好み次第です。僕自身は2中川の方が使いやすいと思っているのでパターン②を使っていますが、大勢がDP6になってしまう難しさがあるので、オススメはパターン①です。
野手は結局3坂本に帰結してしまいました。
だって強いもん。素AP6が。
そしてフルスイングコンボが強いのなんのって…丸や梶谷が得点源になるケースが非常に多かったです。
そのおかげか、初回三者凡退でも2回以降に得点できたり、4番に1岡本を据えてみたりと攻撃に柔軟性が生まれたのは良かった感じがします。
さあそんな3弾では巨人がどう変わっていくのか。公開された4弾のカードリストを見ていきましょう。
菅野智之 SR 3コスト 先発投手
評価:使ってみたいが、プレイングスキルや構築による。
昨シーズンは4勝と奮わなかったものの、今シーズンは再びスガコババッテリーで15勝を上げるという復活を遂げて優勝の立役者となった菅野。最多勝と最高勝率のタイトルも獲得し、今オフにはメジャーリーグにも挑戦するとのことで、今とても注目度の高い投手の一人です。(多分)
今回登場したSRは、相手の先発投手が降板していればDP7に、中継ぎ投手も降板していればDP8になるという、「中9覚」系のデッキに対して強くなる性能を持っています。併せて覚醒DP+1も持っているため、上の効果未発動でも覚醒DP13、効果が乗れば覚醒DP15になるため、コンボ持ちの相手にも対応しやすくなります。
そんな2弾で登場した2菅野とは何だったのかというくらいなかなか凄い効果を持つ一方で、こちらも迂闊に投手交代ができず、手札を増やす手段が限られているため、2枚出しをしづらいというのがネックです。その点は2弾のロッテ・佐々木朗希(3コスト、DP7、先発+6)と同じような感じだと言われていますね。まあ他の3コス先発も似たような部分はありますが…。
ここは4弾で新登場した戦術カード「不屈」や、後述の4弾尚輝やスタートデッキ(SD)尚輝、1中山などのカードを使って手札を維持していくのも手かもしれません。
僕は菅野を使ってみたい気持ちもありますが、なかなか難しそうなので無難に中9覚か12覚にしようかなと考えている所です。
小林誠司 SR 2コスト 捕手
評価:微妙。構築次第では入る
今シーズンは菅野専用の女房役として大活躍した小林。守備や強肩に定評がある一方で普段あまりヒットは少ないですが、「世界のKOBAYASHI」の異名の通り、WBCのような国際試合や、オールスターゲームといった注目度の高い試合では打撃面で大活躍することの多いという不思議な選手です。
シーズン0本のまま出場したマリスタでのオールスターでは初打席初球ホームランを放ち、ベンチに戻ってくるとコーチとしてベンチ入りしていた高橋由伸監督(当時)に頭を引っ叩かれたこともありましたね。
そんな小林の不思議な能力を再現するかのような覚醒能力ですが…
これ、2コスト割くような性能ですかね…?
素AP4ですし、覚醒して強振🎲+2になるとはいえAP8にしかなりません。せめて3大城同様に覚醒時にAP+2も付いていればマシだったなあという印象です。だってAP4だし(大事な事なので2回言いました。)
守備面では本領発揮込みで両面DP3になるのは優秀だと思いますが、個人的にはこの小林を使うくらいなら、0小林か大城を採用するかなあと…。
ただ、3菅野が2小林1枚出しで両面DP9〜11になるって考えたらアリです。その上0小林に関しては菅野降板後はミートDP3しか効果が残らないですが、こちらの2小林は菅野降板後であっても効果が使えるという点では分があります。オーダーのコスト配分と相談しましょう。
吉川尚輝 R 2コスト 二塁手
評価:使いやすそう。個人的には採用圏内。
鉄壁の二塁手として今シーズン全試合で先発出場し、ゴールデングラブ賞獲得が期待される尚輝。打撃での貢献度も高く、ようやく他球団ファンや記者にもその存在が認知されてきたなという感じがあります。
今回の尚輝はサポートにバニラのカードを置くだけでドローできるという使いやすい性能を持っています。
もちろんデッキにバニラのカードがどれだけ入っているのかにもよりますが、SD尚輝の覚醒ドローよりは、相手に邪魔されずにドローできるこちらの尚輝の方かなあという気がします。
覚醒AP10とはいえミート🎲+1も持ってますし、割と上位打線に置いておける選手です。2コスト割くほどか?という評価があるのはわかりますが…。
坂本勇人 R 2コスト 三塁手
評価:おそらく採用!!
今シーズン不調気味ではあったものの、大事な場面ではやっぱり頼りになる前キャプテン坂本。何とか3000本打つまでは引退してほしくない…。
4弾でこのカードが出たことで0〜3コストコンプリートとなりました。巨人の三塁はプロモの長嶋茂雄を除いて坂本しか選択肢が無いとはいえ、かなり柔軟に組めるようになりました。
そして気になるのはそのテキスト。
「このカードはカード番号が異なる《坂本 勇人》としても扱う。」
この裁定を巡ってはプレイヤーの間でも意見が割れていましたが、ドリオ公式が10/10に投稿した対戦動画などでその挙動が判明します。
別のカード番号の《坂本 勇人》をサポートに置いても覚醒できるが、上がる数値はメインエリアのカードの元のAP/DPを参照するため、AP6である1弾の3坂本を置いた場合でも、覚醒時効果込みでAP11(=5+5+1)になる。
また、相手のサポートエリアに「勝負師」が置かれている場合、自分のサポートエリアに置かれた《坂本 勇人》はカード番号に関わらず全てレストエリアに送られる。
というのが正しいようです。難しいですね。覚醒はてっきりサポートに置いた同カードの数値を足すのかと思ってましたが違うんですね。(ただ、これまではそれで支障は無かったため特に問題にはなりませんでした。)まあこれを機にドリオのルールを再確認出来たのは良かったのではないかと思います。
一応僕が公式に投げた質問と回答も一緒に置いておきますね。
ちなみに坂本はこれでSD0コスト、1弾3コスト、3弾1コスト、4弾2コスト、プロモ0コスト(遊撃)の5種類となったため、最大で15枚も覚醒札を積めるわけです!やったね!(なおやるメリット)ちなみに巨人には2024年シーズン現在、同姓同名の坂本勇人選手(捕手、育成、背番号006)が居るのですが、彼が将来支配下登録され、ドリオに実装されるくらいに活躍するようであれば、その坂本勇人をサポートに置いても覚醒できるようになる…というバグが発生することになります。
まあそれでどうすんねん?って話ですが、流石に採用していいと思います。
そもそも3坂本はサポート値がミートAP3/ミートDP4かつバニラということから、メインデッキにのみ積んでも非常に優秀なカードなので、そのカードを残しつつ覚醒札にも転用できるというのはなかなか凄いのではないかと。
もちろん3坂本自体が素AP6なので、3坂本の方が強いのは言わずもがなですけどね。ただコスト圧縮の選択肢としては後述の岡本同様にアリではないかと思います。
長野久義 R 0コスト 外野手 代打
評価:代打としてはまずまずの性能。構築次第。
チームを支える最年長野手である長野。代打での起用が多かったこともあり、4弾から追加された新ルール「代打」の能力を持つ選手として収録されています。
0門脇や後述の0萩尾のように、下位打線のAP4で特にバニラのカードや菅野降板後の0小林などの代打として起用するのが良さそうです。AP4に対して相手がDP5の投手に替えてきた所で、代打を出してAP6強振🎲+1で打ちに行く…なんていう奇襲をかけることもできるので、なかなか頼りになるカードではないでしょうか。
但し、この長野を使う場合は1長野や2長野をスタメン起用できない点には注意しましょう。
また構築や継投策次第ですが、タイムポイント(TP)を消費しなくてはならないため、後述の2佐々木との併用か、3菅野などを使って投手3枚以下で継投する際の余りTPの使い道としての使用をオススメします。
しかし長野は2弾の2長野といい、TP消費先の選択肢になりますね。10/10のドリオ公式の動画でも、ボシマックスのセイギさんがいきなり2長野のTP消費効果を使うプレイングを見せていました。
佐々木俊輔 R 2コスト 外野手
評価:採用したいが、勝負師が怖い
シーズン中盤以降は奮わなかったものの、オープン戦からシーズン序盤は調子の良かったルーキー佐々木。代打ルールの実装に合わせて各球団に実装されたTP獲得手段のカードに選ばれています。
お手軽な一方でネックなのは条件が「覚醒」であること。
ダブル覚醒すれば一気にTPを2個増やせますが、勝負師を当てられると失敗してしまいます。
そこで3弾同様に3大城(覚醒時AP+2、強振🎲+2)や2岡本(覚醒時強振で二塁打なら本塁打になる)、SD2尚輝(覚醒時1ドロー)、上述の2坂本(覚醒時AP+1、別のカード番号の坂本で覚醒できる)といった、覚醒時に強力な効果を発揮するカードと佐々木を並べることで、佐々木に勝負師を撃たせにくい状況を作るというのも選択肢の一つになります。
獲得したTPは代打はもちろん、0コス中継ぎや2長野に割くこともできます。
個人的には増やしたTPを使って、
SD2戸郷(7枚)→1高梨(4枚)→1中川(3枚)→0菊地(2枚)→1西舘(2枚)→0大勢(2枚)
と継投して合計20枚ドローというのをやってみたいです。
まあ流石にそこに頼るのは危険なので、代打や0中継ぎを追加で構えておくための手段と考える方がいいですね。
A.バルドナード C 2コスト 中継ぎ投手
評価:2中川>2バルドナード>2大勢 という印象
大勢が離脱している間は守護神としても活躍し、勝ちパの一角を担っていたバルドナード。
2コス中継ぎとして実装されましたが、若干使いづらいなあという印象。
というのもこの効果は3回以降の守備でしか発揮されないため、それまではただのDP6です。
使いやすさの点では1弾の2中川に分があります。が、3菅野を採用して2イニング投げさせる前提であれば2バルドナードを抑え投手代わりに使うのも選択肢の一つに入りそうです。その場合は余ったTPは代打、もしくは0菊地や0大勢の継投に割り振ることになります。
あるいは1横川から2中川-2バルドナード-0大勢と2コス中継ぎリレーにするのもアリかもしれません。
大城卓三 C 0コスト 捕手 代打
評価:不採用。小林か岸田を捕手に据えた上で代打2枚構える前提でようやく選択肢になり得る。
今シーズンは岸田の台頭もあって一塁手としての起用も多く、どちらかと言えば打線の要として使われていた印象の多い大城。
しかし、だからといって代打で大城を刷るのはなあ…という印象ですね。代打でAP5、両面🎲+1、1ドロー付きの効果自体は悪くないですが、素AP4なので覚醒させてもAP9しかありません。また、そもそもの話として他の大城が強く、常に捕手枠の第一候補に挙げられるほどなので、自分の中では採用圏外です。もし小林や岸田などを捕手に起用していたとしても、代打を2枚使いたい!という場合でもなければ先程の0長野の方が良さそうです。
岡本和真 C 0コスト 一塁手
評価:これを使うくらいなら他の岡本を使いたいが、0コストの性能としてはかなり強いので、コスト圧縮の選択肢になる。
主砲でありながらファースト、サード、レフトの3ポジションをそつなくこなし、今シーズン打撃はやや低調気味ながらも殊勲打も多かった頼れるキャプテン岡本。もっと評価してあげてください。
そんな岡本が遂に0コストになったことで、坂本同様に0〜3コストコンプリート。しかもフルスイングコンボ持ちです。
他のフルスイングコンボ(2丸、1梶谷)との兼ね合いや、1岡本との比較を考えると採用には微妙な部分はあります。特に3種類とも採用した場合はフルスイング2枚出しの選択をとりづらくなってしまいますし。
とはいえテキストの内容は1梶谷と同じです。フルスイングコンボが発動していれば勝負師撃たれてもAP10強振🎲+1なのは強みです。これが0コストで出ると言うんですから、コスト圧縮の選択肢としては一考の余地があります。
ちなみに岡本の4種類のカードを比較すると、
・3コスト(SD)→AP6、強振🎲+2、バニラ
・2コスト(3弾)→AP6、覚醒して強振で打撃判定を行った結果が二塁打(🎲補正込みで8以上)ならば代わりに本塁打になる。
・1コスト(1弾)→AP5、強振🎲+1、打順が4番なら更にAP+1を得る。
・0コスト(4弾)→AP5、戦術「フルスイング」をサポートに置いて強振を宣言すると更にAP+2と🎲+1を得る。
こうして並べてみると、岡本は割とどれも強く刷られているのが分かります。
プロモの王貞治を除いては、4弾時点でも一塁手の選択肢が岡本だけですが、0〜3コストそれぞれあるためデッキタイプに合わせて柔軟に対応できるようになりました。岡本のユーティリティ性の高さがドリオにおいても再現されたとも言えるのではないでしょうか。まあこれは坂本も同じですけどね。
丸佳浩 C 1コスト 外野手
評価:2丸が強すぎるので不採用
今シーズンは途中から1番に定着すると素晴らしい活躍を見せた丸。特に夏場辺りの活躍は物凄かったですね。オールスターでもホームランを打ち、きっちり丸ポーズを決めてました。🙆♂
肝心の効果はというと…まさかの1弾2秋広と同じく、「好球必打」を内包する効果を持つカードとして実装。1梶谷や後述のオコエと合わせて、「秋広くんがかわいそうになるカード」の1つです。というか1コストの性能としてはかなり強いですこれ。特にSD0丸や3弾2丸が強振推奨のカードだったこともあり、ミート🎲+1付きというのはかなり珍しいというか違和感がある感じもします。
…ですが、その3弾のフルスイングコンボ持ちの2丸が強すぎるせいで残念ながら不採用です。フルスイングコンボに頼らないデッキならば選択肢はありそうですが…。
いっそのこと2秋広と一緒に打撃判定マイナスされない打者を2人並べるというのも面白いかもしれないですね。(打撃判定ができるとは言っていない)
萩尾匡也 C 0コスト 外野手
評価:採用!!!巨人デッキ使いは確実に積め!!!
今シーズンはそこまで目立った活躍は無かったものの、来シーズン以降の飛躍が期待される萩尾。そんな萩尾くんが巨人初の強振DP4として実装されました!!しかもバニラで!!(ここ重要)
この時が来るのをどれだけ待ち望んだことか…!
…正直萩尾くんはあまり守備のイメージはなく、1弾の0重信が強振DP4、打撃判定補正無し、こちらの萩尾が強振DP3、ミート🎲+1と逆なんじゃね?という気もするのですが…。まあ巨人デッキ使い待望の強振DP4が実装されたので文句はありません。4弾巨人の最大の強化と言っても過言ではないと思います。
サポート値がミートAP3/強振DP4とかなり優秀なので、オーダーに編成しなくてもメインデッキに3積みする価値は充分にあります。外野警戒の代わりに入れる感じです。
個人的には0岡田の代わりになるかなとは思ってますが、あちらはあちらで強振🎲-1する効果が強いため、併用する手もアリといえばアリです。
オコエ瑠偉 C 1コスト 外野手
評価:不採用だが、バニラ軸なら採用圏内。
春先に二軍落ちしたものの、一軍復帰したシーズン中盤以降は覚醒の気配を見せ、攻守に渡り貢献してくれたオコエ。現役ドラフトからの移籍2年目でまさかここまで来るとは思いませんでした。
肝心のカード効果ですが、1コスト、AP5、バニラ…までは良かった。せめてそのミート🎲+1を消してもいいから強振DP4にしてくれませんかね…?というのが正直な所。
まあ萩尾くんが強振DP4バニラで採用されたのでいいんですが。でもオコエの方が守備が上手い印象があるので、オコエでDP4を刷ってほしかったなと思います。
とは言いつつもDP3ありますし、性能としてはスタートデッキの1秋広より使いやすそうではあるので、バニラ軸で1秋広を採用しているのであれば、そこと入れ替えるのも手かもしれません。
総評
3弾からそこまで大きく入れ替えなくても戦えそうな印象。ただ、2坂本、2尚輝、2佐々木、0岡本辺りは色々と実験してみたい所。あとは3菅野の使い心地がどんな感じにもよるかなと。この辺りは我々のドリオ監督としての腕が試されているような気がします。
あと個人的には船迫やケラー、泉口辺りのカードが実装されないかなと思っていたのですが、それは次弾以降に期待しましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?