11月2日、上野のハローキティ展に行ってきました
2024年11月1日、上野の東京国立博物館で始まったハローキティ展。
まあ東京だし関西の展覧会とは比べものにならないほど混んでるだろうなと思いきや、混雑なんて言葉がかわいく思えるほどの阿鼻叫喚の地獄絵図だったそうで…あの日現地にいたわけでもない自分がここに書き起こすのも違うと思ったので現地の様子は省略しますが、ただ現地にいた方の心情を考えるとかける言葉も見つからないほどの酷さでした…何か救済してほしい、本当に。
そんな惨状を知りながら、昨日11月2日にハローキティ展に行ってきました。
正確には既にチケットを買ってしまっており、帰りの新幹線も予約してるしこの日を逃すと首都圏に来ることも当面なくもう行かざるをえなくて…
ハローキティ展どうしようかな、と迷う人の参考になればと思います。
◎待ち時間
私が現地に着いたのは11月2日午前11:00頃。傘がないと雨が気になる程度には雨が降っていました。入館40分待ちのボードを持ったスタッフの方がいて、並び始めてからだいたい50分ほどで中に入れることに。時間にして12:00前くらいかな。
待ち時間は案内よりもかかると思った方がいいかもしれません。雨で人が少ない分まだスムーズな方でもボードよりも時間はかかったので。
ただ、閉館時間より早く入場制限かかる場合もあるとのことなので公式情報はチェックした方がよさそうですね。
◎グッズ販売
今日、一部グッズの受注販売が検討されていることが発表されましたね。恐らくこれで転売ヤーたちが落ち着いてくれるといいのですが…
私のときは展示の終盤あたりまで列が伸びていました。この時点で13:00頃になっており、物販コーナーに入るまで約1時間待ちでした。
あと雨天でも紙袋カバーはないようだったので、きれいに紙袋を保管したい人は予備を買うかエコバッグ持っていく方がいいです。
並んでいる途中でシークレットマスコットチャーム2種とも完売のお知らせが…!このとき係員の方が「本日分は完売いたしました!」と言っていたのが引っかかっていて。
このことから少なくとも会期序盤は日割りで在庫管理している可能性があるのかも…?自分の待機位置は係員の方から遠くて直接聞くことができず、あくまで予想ですが…
そして目玉であろう16種のマスコットは1人2個まで(全体の個数は30点まで)、そしてお買い物は10分で選ぶよう言われます。
マスコットの個数制限はまだいいとして、WEBに載っているグッズ以外もある中で10分はキツい。早く回したいのは分かるけどそれでも物販コーナーの広さに対して人が多すぎて…
物販コーナーに入ったのはレシートの時間から考えるとたぶん13:40頃。一応販売していたものの種類と大まかな位置は、物販入口から①→④の順で奥に行く感じです。
①アルファベットとあいうえおに扮したキティちゃんのグッズ
物販コーナー入ってすぐ左側にあったので意外と見えにくい気がする。でもどの商品もありました。この絵柄めっちゃ懐かしくないですか?
②①の隣にシークレット前髪クリップ
品薄感はなし。恐らくシークレットマスコットチャームもこの周辺だったのかな?ないものはないであまり見てなかったからわからない…
③マスコットホルダー
私が行ったときには全衣装のキティちゃんがいました!ただ同じ日の夕方には一部売り切れがあったようですね…
④キービジュアルのグッズ
WEBで見れるもの以外だとクリアファイルとか靴下、各キャラクターごとのロゼッタがあったと思います…!ただもう全然見る余裕なくて…なんかピンバッジぽいのもあったように見えたけどちゃんと見えなかった…でもどの商品も在庫はどれも普通にありそうでした。
⑤日本画×キティちゃん
④の近く、レジ側にありました。缶バッジ(5種)、Tシャツ(何種か覚えてない)がありました。トートバッグもあった気がするけど、日本画じゃなくて違うシリーズだったかもしれない…
だいたいデザインはこの5種類だと思うので、探すときの参考になればうれしいな…!
もうね、10分じゃ満足に見きれないです。ここまで書いてるけど正直全部見きれてないので不足しているものもあるだろうな…
だって展覧会なら絶対あるであろう図録がどこにあるかわからなかったんだもの…転売ヤーも手出さなさそうな商品だしないわけないよね…
あと1回きりと言いつつ、特に対策されてないというか色々とザルだったのでその気になれば無限ループできると思う。なんのために入口で白い券もらったのか最初から最後まで説明がなくわからなかった…てっきり白い券はループ対策と思ってたんだけど…
もし絶対これがほしい!っていうものがあれば、午前中には館内に入場できてる方がいいかもです…
◎展示について(ただの感想文)
中に入ってすぐのとーってもかわいい装飾からして、表慶館の美しさとキティちゃんの可愛さが両方味わえて眼福でした。そんなに建築に詳しいわけではないけど、本当に近代建築っていい意味での重たさというか情熱を感じられる素晴らしい建物があっていいよね…いや現代に作られた建築だって凄いのはたくさんあるんだけど!
話がそれた。展示自体は天候のおかげか比較的余裕を持って見れました。展示終盤は物販列が被ってしまいゆっくり見れなかったのが残念。ちなみに物販並ばない人は、スタッフさんに声をかけるといいかも。時と場合によっては無理かもしれませんが、物販列を通らず出口を案内してもらってる方を見かけたので。
そして触れ込みどおりのグッズ量の展示!懐かしいあの子たちや欲しかったけど買えなかった子、今も現役でそばにいる子も含めてまさに大集合!!幼稚園・保育園から今に至るまでの友達がたくさん集まってくれた、例えるなら結婚式の友人席みたいな感じ!!
展示の仕方も可愛くて楽しい工夫が。公式ホームページにもあったトルソー展示はファッション系の展覧会みたいで可愛かったな〜!私はホームページに載っていたコギャルトルソーちゃんが好きです♡できたらこれのお部屋バージョンの展示もやってほしい、絶対かわいいよ…
工夫といえば撮影OKの看板を見てほしい!
キティちゃんが持ってるカメラ、あの懐かしのかわいすぎるカメラ!他のサンリオ展含め過去のサンリオ系展覧会でこのカメラ持たせてる看板見たことない気がします。記憶違いだったら恥ずかしいけど…
東京国立博物館ということで骨太というか硬派な内容かと思ったら、かなりポップでポエミーな展示で意外でした。読ませる展示も少なめでさっくり終わる人も多そう。キティちゃんオタクの私ですら、数時間並んでも見るべき内容かというとちょっとそれに応えるには荷が重いと感じたし…もっと言えばキティちゃんに思い入れがない人からすれば、ただの映えスポットと思う人もいるだろうな…
私はどうしてもオタクからの目線になってしまうから、もっと一般的かつ様々なモノを見てきたその目線からキティちゃんが社会にとってどういう存在たりえるかを聞いてみたかったなとは思うんですよね。開催地が百貨店なら別にカワイイだけでいいんだけど、東京国立博物館ならそういう語りを期待しちゃったな〜
でもこういうライトなものから常設展や他の美術展に行く人がいたらいいよね!と思います。ハローキティ展は普段行かない人でも行きやすい、間口を広げてくれる展覧会という感じ。こうやって今まで縁がなかった人とモノ・コトの縁を繋いでいくキティちゃんってほんとキティちゃんですよね(?)
題材もとっつきやすいし撮影OKな時点でそういう役目なのかなって思いました。内容も難しいものではなくて、どちらかというとファンの情緒を文字起こししているような展示で。まさしくキティちゃんのようにファンに寄り添うような内容だったのは、キティちゃんらしいといえばらしいなとも思うんですよね。「それな!!」「わかる!!」と友達と喋るような気持ちで鑑賞してましたから。笑
キティちゃんが大好きな人は展示だけでもみて欲しい!!サンリオ展を更にキティちゃんに特化した感じの内容で楽しいよ!!!
ちょっと個人的な話をさせてもらうと、約25年ぶりくらいに小学生の頃使ってたリュックと再会してしまいまして。
「うわああああ〜〜!!!久しぶり〜〜!!!元気〜〜???!!」って久しぶりに会った友達に話しかけるテンションで脳内で話しかけました。笑 ありがとう、また会えてうれしかったよ。
たぶんキティちゃんが好きな時期があった人ならこんな感じで懐かしいお友達に会えるんじゃないかなぁ。
もっと時期が後ろになれば少なくとも展示は落ち着いて見れると思われますし、東京だけでなく全国巡回予定(京都開催も決定しましたね!)ですし。
キティちゃんが好きな人はもちろん、興味がある方は人波が落ち着いたら行ってみてほしいな…!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?