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“ポジポジ病”

多くの方々が陥る病気です。
 
ポジポジ病とは、
**「相場を見てるとついついエントリーがしたくなる」

「ポジションを持っていないと不安になってしまう」**

などの思考に陥り必要以上にポジションを持ってしまうことです。

特にFX初心者にこのポジポジ病になってしまう方は多く、私もFXを始めた当初は沢山トレードをしたほうが稼げると思い込み、寝る間を惜しんでFX中心の生活を送っていたことがあります。
 
 
ポジポジ病にかかってしまう原因は、
いろいろ考えられます。

その中で最も多いのが、
『稼ぎたい気持ちが強すぎる』ということです。

利益を取りたいという気持ちが強すぎると、自分の許容できる範囲以上のポジションを持ってしまい、リスクの高い危険なトレードをしてしまいます。

そして、その危険なトレードによって損失を出してしまい、その損失を取り戻すために、
また危険なトレードをしてしまう・・・

そんな悪循環に陥ってしまうケースが多いんです。

原因は
「今、ポジションを持たないと稼げない」
という不安からだと思います。

しかし、エントリーしたら確実に勝てるわけではありません。

ときには損切りとなり、資金を減らすこともあります。「資金が減るかもしれない」というところに目を向けずに、勝てる根拠も特にないまま、ただ感情に任せてトレードをしてしまうと、さらに負けてしまう確率だけが増えてしまいます。

明日も来週も相場はあって、もっと良いエントリーチャンスがくるかもしれないのに、
「今」そのチャンスを逃すとおしまいのようなそんな不安が根底にあるからこそ、
ポジションをどんどん持ってしまいます。

皆さんは過去にそのような経験はありませんか?

私はもちろん、多くのプロトレーダーもトレードで感情的になってしまい、ポジポジ病になった経験はあります。

人間ですし、どうしても感情というものあります。

もし、ポジポジ病になっているなら、感情的になって失敗したときのトレードを振り返り、自分の過去の過ちに目を向けて、
同じ失敗をしないように意識づけをしていきましょう。

そうすることで、自分の感情をむき出しにすることなく、相場と向き合えるようになっていきます。

トレードをしていくにあたって、過去検証は欠かせないこと。

過去のトレードを見直すことで、必要以上のポジションを持つことも少なくなってきますし、より効率の良いトレードができていきます。

根拠のない自信からもポジポジ病になってしまうことがあります。

根拠のない自信とは、
「このあと相場は上昇するはず」と勘に頼ってしまうときです。

過去にその勘があたって勝った経験があると、またあたると思って、勘を頼りにしてしまうケースですね。根拠のないトレードは
ギャンブルと同じ。

相場の流れを見極めて、安全性と勝率の高いトレードをしていくことが大切となります。

そのためにも、日々の学習は欠かせません。

継続的な学習が、勝ち続けられるトレーダーへの近道ですからね。