エルの肺葉捻転記録①

先日やっと肺葉捻転の治療が終了したので、ここまでの経過を記録したいと思います。エルの場合、治療が遅れていたら最悪の結果になっていたので、今後同じ病気に苦しむ子のための情報になれば嬉しいです。術後の経過も難しい病気なので、予後についても出来るだけ詳しく書いていきたいと思います。

2020年6月7日、エルはいつも通り起きて元気に朝食を食べていました。普通に歩き回ることも出来ていたのに、食後2時間ほどした午前9時ころから突然様子がおかしくなってしまいました。ぐったりとして立ち上がるのも辛そう、トイレにも行けない様子でした。何より咳がぴたっと止まっていたので、脳の発作に関連していると思いました。(エルは脳の病気の調子が悪いときだけいつも咳が止まります)
すぐにかかりつけの病院に電話をすると、脳の軽発作かもしれないと言われました。痙攣や意識を失うなどの症状が出ていないなら、もう少し家で様子を見ているようにとのことで、その通りにしていました。一日中眠っていましたが、夕飯になると起きて完食し、おしっこも一度しました。
次の日になると、立ち上がってトイレに行く回数も増え、咳も少しずつ出てきました。発作状態が緩和してきたと思い、少し安心していました。でもその日の夜からエルの体が少し熱いような気がして気になっていました。

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エルの調子が悪くなってから2日後の6月9日、やはり熱っぽいことが気になり、呼吸状態もいつもより悪い気がしたので、病院へ。この日は旦那が仕事でいなかったので、歩いて行ける近所の病院に連れて行きました。
そこですぐに検温やレントゲン、血液検査をしました。診断結果は「重度の肺炎」。レントゲンを見ると右肺が真っ白になっているのが分かりました。血液検査の結果も非常に悪く、炎症の数値もかなり高かったです。なぜか肝臓の数値も総じて上がっており、それが少し疑問だと言われました。かなり危険な状態なのですぐに入院と言われ、頭が真っ白になりながら手続きをしました。

家に帰ってすぐにかかりつけの先生に電話で状況を伝えると、総合病院への受診が必要になるかもしれないから、入院させるならうちに連れてきた方が良いとのこと。その病院までは車で30分近くかかり、自分で運転して行ったことも無かったのですごく不安でしたが、近くに住む犬友さんが付き添ってくれることになりました。事情を説明して近所の病院からエルを連れ戻し、そのままかかりつけ病院へ。

後々考えると、この時この判断をしていなかったらエルは亡くなっていたかもしれません。

続きます。

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aya
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