櫻坂46「桜月」
このblogは2023年3月18日にLovely♡ChannelにてUPしたものでnoteでの再掲載になります。
欅から品質改良した櫻が満開になろうとしている。
それぞれの蕾が春を待ちきれず閉じていた羽を大きく広げる。
櫻坂46の5th single「桜月」が2月15日にリリースされました。初週売上34.9万枚で櫻坂46に改名してから5作連続で30万枚を記録しました。もうあれから1ヶ月も経過するんですね。
今回センターを務めたのはれなぁこと守屋麗奈。櫻坂46に改名してから表題曲4人目となるセンターを務めました。桜月は「別れ」「出会い」が交差する桜舞う季節を感じる楽曲です。「儚さ」「尊さ」「切なさ」、色々な感情を桜の散りゆく情景が表現しています。
「桜」は日本を代表する樹木で歴史的に日本文化に馴染みの深い植物です。スポーツや政治でも日本の桜を全面に出してアピールすることがあります。それだけ桜の印象が世界で認知されているし好印象なんだと思います。この曲も世界中の人に聴いて欲しい1曲。
まずこの曲を聴いて思ったことは「いい曲だな〜」でした。これまでも櫻坂の楽曲は表題曲に関わらずいい曲は沢山あります。だからと言って全ての楽曲が好きだとも言いません。どちらかと言うとブリブリのアイドル曲は苦手な方です(好きな方ごめんなさい)
桜月は私が好きなバチバチのダンスナンバー曲でも無いですし、私が少し苦手なブリブリのアイドル曲でも無い。この評価でいくと普通の曲になりそうな感じなのにである。この曲が心に刺さるのはどう言う訳か。実は櫻坂46のsingleについてblogを書くのは「流れ弾」以来なんです。だいぶ遅くなってしまったけどそれでも描きたかった。それくらい好きになっちゃったんですよねこの曲が。それが本音です。
最初に聴いた時、乃木坂46テイストな曲だなと思った方いません?
まあ坂道グループは作詞が秋元康氏なので不思議では無いし当たり前と言えば当たり前なんですが。でも何回も聞いていくと「あ!櫻の曲になった」って瞬間があるです。何回もこの曲を聴いてると、「今、れなぁが歌った」「今、保乃が歌った」って(そらそうだ)。簡単に言うと、この曲を乃木坂46が歌ってたら彼女達の曲に日向坂46が歌えば彼女達の曲になってた思うし、櫻坂46のメンバーが歌うからこの曲に命が宿って櫻色に染まって耳障りの良い曲になるんです。彼女達を推しているのもあるんですが、彼女達の歌声は凄く耳障りが良くて好きなんです♪理解してくれる人いるかな~。
今回センターを務めた守屋麗奈。ルックスやアイドル適正は櫻坂トップクラスと言って過言では無い。正統派アイドル。コツコツアイドル。アイドルらしいアイドル。欅坂46に入ってきた時はグループ間違えてませんか?ってくらいぶりぶりの正統派アイドルでビックリしました(笑)
2018年8月19日、坂道合同オーディションに合格。しかし、彼女はどのグループにも配属されず坂道研究生として活動を開始する。今となっては理由は判らないが(関係者にしかわからん)、守屋麗奈が何故研究生なのか。当初ダンス経験が無いのが理由かと勝手に思い込んでいたが実はダンス経験者。ルックス良し、ダンス経験有り、アイドル適正高め。そんな彼女が研究生?私の中で坂道七不思議のひとつである。「そこ曲がったら櫻坂?」で放送された研修生時代の映像。彼女だけで無く悔しい思いをした研究生達を想うと映像観るだけで泣けてくる。
そんな不安や悔しい経験(この経験が今後もっと生きてくる)を積んで、2020年2月16日、欅坂46新二期生として配属が決定。2020年10月14日櫻坂46に改名を経験し、今回5th singleで初センターを任されました。坂道Gでも研修生からセンターになったのは守屋麗奈が初とか。Buddiesからすると祝福&納得のセンターだが、世間的には大抜擢の大出世コース。でも自信が無い彼女は喜びより不安が大きかった。桜月のアー写(アーティスト写真)の撮影会やMV撮影でも涙する場面がありました。センターというプレッシャーが大きかったは当然、その重圧は計り知れません。
そんな彼女に寄り添ったのはやっぱり苦楽を共にするメンバー。隣には頼もしい一期生、後ろにはセンター経験者二期生、そして新キャプテンが支えてくれている。どこを見渡しても頼もしい仲間達、決して一人では無い。研修生期を支えあった同期にも背中を押され彼女は一皮剥けた。もう何処に出しても恥ずかしくない自慢の櫻坂46のセンターです。そして素晴らしいMVが出来上がった。本当に綺麗で儚い守屋麗奈センターにぴったりな守屋麗奈らしいMVです。「桜月」彼女達の魅力がいっぱい詰まった素晴らしい作品になりました。
作曲ナスカ。この名前聞いたらもう間違いありませんね。イントロで心鷲掴みされました。ナスカさんには今更何も言うことはありません。何故って?何故ならいつも最高の曲を彼女達にプレゼントしてくれるからです。大好きな作曲家さんです💕いつかナスカさん達についても語りたいです。
こんなに誰かを好きになったこと
いままでなかった
そんな気がするんだ
自分を傷つくことより
君を傷つけたくないって
思い込んでしまった
冒頭から自己犠牲満開の愛情表現。こんな恋愛いつしただろう?ふと学生時代の淡い恋を想い出しました。恋愛ソングに多い自己犠牲の歌詞。うん、よく聴くフレーズかもしれない。でも彼女達が表現するから心に響く。
君を想う桜
風に吹かれて 心の中を舞い上がる
愛とは身勝手なボール
投げれば自分だけは楽になる
どうやってキレイに
散ればいいか考えたんだ
君のその声 耳を傾け
記憶の中 残そうとした
本気の秋元康氏はやっぱり天才だと思う。言葉のセンス&チョイスはかなり好みです(笑)
そして桜月の中で一番大好きな歌詞。
大人になって
夢や理想が思うようにならなくなっても
あんなに美しい散り方ができたならな
歌詞も素敵なんですが、この時の夏鈴ちゃんの後ろ向きに歩くシーンが大好きなんです。MVは引きの映像ですが歌番組だとよく抜かれます。夏鈴ちゃんの醸し出すオーラは日に日に無双化しています。心持ってかれる・・・。
私の大好きな曲がある。欅坂46『二人セゾン』です。セゾンとはフランス語で季節を表す言葉。二人セゾンの「季節」と桜月の「別れ」は違うジャンル?と思われるかもしれません。しかし、四季(季節)とは変わりゆくもの。その季節その季節で出会いと別れがあり、その全てが儚く切なく尊い。そういう意味ではどちらも似ていませんか?
欅と桜、種類は違えど彼女達が表現する樹木はいつ観ても美しく儚い。大好きな曲の仲間入りです。今から次のTourでの生Liveが楽しみで仕方ありません。
皆さん桜(櫻)は好きですか?
私は花見も推すのも大好きです❣️
三期生が加入し更に魅力的になった櫻坂46。三期生が融合した時、考えただけで今からワクワクします。
永遠に満開の彼女達をずっと追いかけたい。