櫻坂46「流れ弾」
このblogは2021年10月19日に「Lovely♡Channel」にてUPしたものでnoteでの再掲載になります。
起きたらテレビを付けてYouTubeでMVを観るか、音楽番組で披露されたパフォーマンスを観るのが私の毎朝のルーティンになっています。それ位『流れ弾』にどハマりしています。全員で踊るラスサビのリミッターが振り切れた舞いが私は大好きなんです。カップリング曲の「Dead end」(森田ひかるセンター曲)や「無言の宇宙」(渡邉理佐センター曲)のMVも凄く良い。
1st single 「Nobody’s fault」、2nd single「BAN」を二期生の森田ひかるがセンターを務めました。改名後、初センターは誰か。ファンのみならず世間の注目も集めていましたね。
「THE LAST LIVE」では櫻坂46新センターとして堂々と新曲お披露目をした森田ひかるの姿はとても素敵でかっこよかったのを思い出します。身長は少し小さめですがそれを補う力強いダンスと表現力。森田ひかるの実力も人気もルックスもトップクラスだと感じていましたので、新しい風を吹かせる意味でも二期生のセンター抜擢は正解だと思いました。カップリング曲を含めどの曲も櫻らしさを表現していて、森田ひかるだけでなく他メンバーも新しい挑戦をしているなと感じました。
その一方で信頼していたはずのファンからも批判的な声が少なからずありました。欅坂46の後ろ姿が見え隠れして時に涙した時間もあったでしょう。
欅坂46が終わるなら解散してほしい
欅坂46の魂(曲)を継承してほしい
欅坂46とは全く違うグループにしてほしい
そんな声がオタ界隈からも聞えてきました。私もかなりのケヤオタなので、色んな感情が交差し改名という現実を受け止めきれなかった一人です。それだけ欅坂46の存在が私にとって大きな存在だったのは間違いありません。でも一番身に染みてそれ感じていたのはメンバーの彼女達でしょう。
最初から完璧に出来るなら誰も苦労はしません。ましてや新しい「0」からのスタートでは無く欅坂46という大きな「頂」を乗り越えスタート地点に立った彼女達は、想像を絶する努力をしてきたでしょうしこれからも続けるでしょう。そして彼女達だけでなく櫻らしさをファン達も必死に模索していたと思います。
今回の『流れ弾』はそんな世間の声やファン達の不安を弾き飛ばすような歌詞とダンスで私達を魅了しています。しかし新センターの田村保乃抜擢には度肝を抜かれました。今思えば写真集発売(1st写真集『一歩目』)があったので可能性としてはゼロでは無かったんですが、私の予想は森田ひかるセンター継続でした。超個人的希望で山﨑天もしくは藤吉夏鈴なら嬉しいなと・・・。
『田村保乃センターは正直どうなの?』
私の率直な意見(保乃ごめん)はこれでした。ダンスや表現力もまだまだ発展途上だし、そもそも彼女は欅から櫻に改名して迷いを断ち切れていない一人でした。そもそも完全に断ち切れていないメンバーなんて一人もいないんですが、彼女は立ち振る舞いに「それ」が出ていました。とても正直で素直な子なんでしょうね。特典映像( SAKURA BANASHI ~いま、話したいこと~)の藤吉夏鈴との対談ではそれが露出していました。
今回の新曲『流れ弾』のダンスは社会と個人の対立をテーマにしており、田村保乃が『個』を見事に表現していました。私が勝手に不安視していた「それ」は、キレキレなダンスと表現力で払拭されました。凄まじい努力をしてきたことは聞かずとも分かります。彼女の新センターの意気込みと責任感が全面に表れていました。吹っ切れた表情がとても清々しく嬉しかった。まだまだ悩みもたくさんあるだろうし新センターとしての責任や重圧はこれから圧し掛かってくる。だがその笑顔で櫻坂46を日本一のアイドルグループへ導いてほしい。
櫻坂46『日本一のアイドルグループになるぞ!』