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櫻坂46「Start over!」

このblogは2023年8月22日にLovely♡ChannelにてUPしたものでnoteでの再掲載になります。

世界で羽ばたく彼女達。こんな未来を誰が想像出来ただろうか?
そして、彼女達はどこまで進化するのだろうか。言葉にするのは簡単だが、人間は簡単に進化など出来無い。
いや…出来るとすれば彼女達かもしれない。「進化」を具現化したのがこの数ヶ月を綴りたい。

2023年6月1日 櫻坂46「3RD TOUR 2023」が最高の形でフィナーレを迎えた。

 私は去年に引続き今年も大阪公演1DAYだけの参戦となった。しかし今年は気合いの入り方が違う。昨年は大阪公演(丸善アリーナ)2日目に参戦したが、会社を休めず仕事終わりに猛ダッシュし開演から15分遅れで会場に到着したことを覚えている。確か「Dead end」が流れている最中に連番オタクが待つアリーナ席に突入したような。いつもながら、チケットはこの連番オタクに取ってもらい去年なんてアリーナB3で華道から4列目。推しメン天夏鈴だけじゃなく、るんるんやほのすやれなあまでもが近くで踊ってくれて幸せな瞬間。そんな連番オタクが東京からチケット取ってくれてわざわざ大阪まで来てくれたのに、仕事の都合で日帰り確定😭帰りの新幹線がギリギリとのことで規制退場になる前に退出。アンコールを聴かずにコンサート会場を去るというなんともストレスが貯まる不完全燃焼なTOURになってしまった。(誰も悪くない。悪いのは自分)

そんな昨年を経験したが、今年は一味も二味も違う。何が違うって?
今年は何と言っても「3RD TOUR FINAL DAY」!!千秋楽は何かが起きる。だから今年は万全の準備。会社は半休申請。会場の大阪城ホールには開演1時間半前には到着。推しメンの天ちゃんタオル(欅黒い羊時代仕様)持参。連番オタクは大阪にホテル予約済。とまあ容易万端でTOURに望んだ。

容易万端なのは私だけではない。当然、彼女達もそれを嘲笑うかのようにTOUR集大成を1曲目から見せつけてきた。セトリはこちら👇

影ナレ

山﨑・小島

Overtue

Cool (C:大園)
半信半疑(C:山﨑)
摩擦係数(C:森田・山﨑)
それが愛なのね(C:山﨑)
恋が絶滅する日(C:山﨑)
ブルームーンキス(C:森田)
五月雨よ(C:山崎)
もしかしたら真実(C:守屋)
無念(C:松田)
夏の近道(C:谷口)
魂のLiar(C:守屋)
魂のLiar(C:守屋
Nobody’s fault(C:森田)
なぜ恋をしてこなかったんだろう?(C:藤吉)
流れ弾(C:田村)
Dead end(3期生version 村井)
条件反射で泣けて来る(C:山﨑)
BAN(C:森田)
桜坂(C:守屋)

〜アンコール〜
Start over!
Buddies
櫻坂の詩
セットリストを開演前に見てしまい1曲目に大園玲がくるのはわかっていたがドキドキが止まらない。不敵な笑みで我々を魅了する彼女達のダンストラック。そしてFinal StageのStart。自然と流れ出る涙。「集大成を拝める」そう思っただけで涙腺が緩む。曲が進むにつれて高まるボルテージ。私が求めていた櫻坂46はこれだ‼️かっこよさの中に可愛さがある。比率7:3くらいが丁度いい。

どの曲もカッコいいし可愛いさもある。今回は3期生の披露曲が3曲(2曲+1・2期合同1曲)もあり休む暇なんてなかった。時間を刻み終演が近づく。一抹の寂しさと何かを期待し心躍る感情。ここまでならいつものLIVEとあまり変わらない。
そう、ツアーファイナルは何かが起きる!その「何か」もbuddiesは皆知っている。6thシングル「Start over!」のお披露目。
イントロのベース音が流れた瞬間の悲鳴に近い歓声があちらこちらから聞こえてきたのを覚えている。心地良いビート。肌に響く足音。そして藤吉夏鈴の苦悩な表情がスクリーンに映し出される。
「これだ‼️これを求めて私は今日この会場に居るんだ」
そんな感情が今日何度目になるかわからない涙を流す。

「Start over!」
櫻坂46の6thシングル。作詞:秋元康、作曲:ナスカ、藤吉夏鈴が表題曲初センターを務める。
イントロで心を鷲掴み。途中の櫓の上で舞う藤吉夏鈴。他のアイドルとは一味も二味も違って観えるのはTAKAHIRO先生が構築した考え抜かれたダンス。
もうMVは観られただろうか?もしまだの方が居たのなら是非観て欲しい。
TAKAHIRO先生は楽曲に寄り添ったダンスをいつも考え、歌詞のひとつひとつの意味合い、彼女達1人1人の役割まで考えている。全然MVに映ってないってところまで練りに練って細部まで拘りがあるからこそ彼女達も何列目関係無く楽曲に向き合えるし本気になれるしその気持ちが観ている側に伝わる。そして今回は櫻坂46として初となる1・2期生の全員選抜(休養中の遠藤光莉を除く)。これが本当に嬉しかった。個人的に全員選抜を推奨派で、本当の意味でのbuddies一体感。buddies全員が自分の推しが何列目だろうと関係無く心の底から一緒になって盛り上がれのは推しがそこにいるからである。人数的にも今回は17名(遠藤光莉が復帰したら18名)が多過ぎず少な過ぎずでダンスフォーメーション的にも絵になるし私は好きだ。
それにしてでもある。この曲はやはり藤吉夏鈴に目がいってしまう。センターなのだから当たり前だが、そういう表現では追いつかない何かが彼女にはある。作曲がナスカの時点である程度この楽曲は成功なのである。どのメンバーがセンターを担ったとしても良曲にはなっていた筈だ。しかし、極端な話をすると良曲止まりで終わっていたかもしれない。藤吉夏鈴だからこそ生み出せた神曲だと思う。

藤吉夏鈴は、表題曲のセンターこそ6thまで経験は無いが、その表現力はメンバー内でも抜きに出る。
1thカップリング曲「なぜ恋をして来なかったんだろう?」では可愛らしい10代の等身大の女の子を表現し、カップリング曲としては異例のMV1,200万回を超える数字を叩き出している。この数字を聞いただけでも私だけでなくbuddiesウケしているのは間違いない。なんせこのMVの夏鈴ちゃんはとても愛くるしくてとても可愛いのだ❤️

そして2thカップリング曲「偶然の答え」。
同じ恋詩でも「なぜ恋」とはガラリと変わり同性愛に悩む思春期の女の子を演じている。このMVで私は藤吉夏鈴の本物を感じた。MVラストの涙は監督から要求されたものでは無く役に入り込んだ夏鈴の自然な涙だったのは有名な話。憑依型と言う言葉は昔から好きでは無いが、彼女も役になりきる天才肌なタイプなのだろう。

櫻坂46のMVだけでは無く2022年に放送されたドラマ「あざとくて何が悪いの?」にも出演し演技の幅を広げた。本人も「演技という世界への好奇心が強くなってきた」と発言するくらい演じることが大好きなようだ。しかし、彼女は主役や楽曲のセンターだけ輝いている訳では無い。5thシングル「桜月」でのMVや歌番組での表現力には光るものがある。そのあたりは前回のblog櫻坂46「桜月」を一読頂きたい。

話を6thに戻して・・・
今回も秋元康が天才だと思う歌詞が私のハートを踊らせる。え?これ私に言いっての!ってくらい刺さる。

「コンビニのレンジで 弁当温め どんな奇跡待っているの?」
「いつの間にか諦めてること だけど気づかないふりをして・・・」
「自動ドアを出た瞬間 別人にもなれる」
「見栄張るなカッコつけるな 冷めたら二束三文のプライド」
「君に向かって 全否定してやりたい 結局同じ穴の狢」
「大事なのは どこからやり直すか? そりゃ諦めかけた数秒前」

1番好きなフレーズは、夏鈴ちゃんのラスサビ前の、
「今さらはダメかい?遅すぎるのかい?」
です。凄く心に刺さるし、色っぽい声が大っ好き❤️
そして鼻血を垂らしたこの笑顔が怪奇過ぎて、す、す、好き😍

7月11日
キャプテン松田里奈の想いには少し時間が経過したがYouTube再生回数が500万回を超えた。櫻坂46に改名して、どの曲もそれぞれ持ち味があって素晴らしい曲ではあるが、この曲は櫻坂46の代表作になることは間違いない。
キャプテン松田里奈を筆頭にメンバー全員が「勝負の年」と宣言した通り、彼女達の躍動振りは目を見張るものがある。(そして運営の力の入れ方が今までと全然違うのは言うまでもない)
6th発表を皮切りに、彼女達のスケジュールは凄いことになる。

イベントでは「新せ界」開催、コラボでは「『HUNTER×HUNTER』(冨樫義博)×「Start over!」(櫻坂46)」コラボMV」、フェスでは「OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2023」「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023」等々、我々buddiesを驚かすイベントや試みも今でと何かが違う。

なかでも1番驚いたのが7月15日に出演した「Japan Expo Paris 2023」の出演だ。この公演には過去に姉貴分の乃木坂46が出演しており次に指名を頂いたのが櫻坂46だ。

ここからは、私のHPでご覧ください。
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