今週のアイデア10個 2020/11/22

 毎週日曜夜にアップしています。
 私が思いついたところで、私には実現できないことばかりなので、公開しています。

01 クリーニングのハンガーを紙製にする
 クリーニングから帰ってきたときについているハンガーはプラスチック製か、金属(被覆で覆われた針金)製である。
 自宅でずっと使い続けるほどの耐久性もなく、クリーニングに出すたびに新しいハンガーがやってくるので家にはハンガーが余る。
 なので、プラスチックや金属ではなくて、紙で作ったハンガーにすれば処分や再生がしやすいのではないか。
 紙をこより状に丸めた針金ハンガーのようにするとか、厚紙から型抜きで作るとか。
 でも、ハンガーってクリーニング店で回収して、再利用されているから、あえて紙で作ったところで、あんまり環境にメリットはないかも。

02 月末でイエローカードがチャラになるサッカー
 サッカーはラフプレーなどを行うと、レフェリーが選手にイエローカードを出す。
 イエローカードは何枚か累積すると、途中退場とか次戦出場禁止などの処分を受ける。
 そこで、イエローカードの累積に期限を設けて、月を跨いだら0枚にリセットされるようにすれば、イエローもらってでも積極果敢にプレーするようになるのではないか。

03 サーキュレーター付きファンヒーター
 冬場、閉め切った部屋でファンヒーターをつけても、暖かい空気は天井近くに上って溜まるので、テーブルや足元など、人間の生活空間が暖まりにくい。
 部屋の空気を攪拌する、サーキュレーターを併用することで、暖房の効率を上げる方法がある。
 であれば、ファンヒーターの天板部分にサーキュレーターが埋め込まれた一体型のファンヒーターを作ればよいのではないか。
 天板に温度センサも取り付けて、天井付近と足元の温度を監視しながら、自動で攪拌してくれれば完璧。

04 ディープフェイクで俳優の顔にマスクを付けさせる
 映像の中の人の顔を、別の人の顔写真で置き換える技術があり、ディープフェイクと呼ばれている。人工知能や機械学習の発達によって行えるようになった技術である。
 ディープフェイクの技術を応用し、昔の映画の中の俳優にマスクを装着させて、コロナ禍における、マスク着用を啓もうする動画を作るというのはどうか。
 マスクがあれば、口元の動きが見えなくなるので、台詞も自由にしゃべらせても違和感が少ないはず。

05 無限落ち葉
 無限プチプチや無限枝豆というのがある。
 人間が心地よいと思う感触を何度も味わえるおもちゃである。
 私が個人的に心地よいと思うのは、道に落ちている大きめの落ち葉(カエデなど)を踏んだ時のパリッと感、サクッと感である。
 なので、あの感覚を何度でも楽しめるような、おもちゃがあると楽しい。

06 スプレーボトルは180°回転させた方が使いやすい
 アイロンスムーザーやガラスクリーナー、浴室洗剤などのプラスチック製のスプレーボトルはアルファベットの小文字のaのような形をしている。
 通常はこの形のまま手に持って、トリガーを引いて使うが、実はヘッドを180°回転させて、中指・薬指・小指が、ボトルの膨らんでいない側にかかるように持って使う方が使いやすい。

07 ゲーム配信動画で振動も配信する
 ユーチューブで人気のあるジャンルに、ゲームのプレー動画がある。
 他人がプレーしているゲームの映像を(場合によっては、そのプレーヤーの実況・解説付きで)見るというものである。
 自分がプレーするよりも、上手な他人がプレーした方が手間もかからずに、そもそもゲーム機やソフトを買う必要もないので、人気があるのだと思われるが、ゲームをプレーすることとの大きな違いのひとつがコントローラーの振動が見てる側には伝わってこないという点である。
 もし、見ている側にも何かしらの方法で、振動まで配信することができれば(それは映画における4Dのように)、ゲーム配信はさらに魅力あるコンテンツになるのではないか。

08 選手全員がピンマイクを付けているプロ野球
 テレビで見ているとあまり伝わらないが、球場で生でプロ野球を見ると、選手一人ひとりの掛け声や息遣いが聞こえてくる(こともある)。
 なので、選手全員(フィールドにいる選手も、ベンチの選手も)にピンマイクを付けさせて、選手の声を視聴者に届けるようにしてはどうか。

09 中古車紹介チャンネルをシステム化する
 ユーチューブで車両を紹介している中古車販売店はすでにある。
 でも、人間が撮影して、人間が登場し、人間が説明し、人が編集している。
 撮影や説明や編集の上手い下手はその人次第なので、属人性の高い業務になってしまう。さらに人間がやるとなると、品質にむらが出るし、他社よりちょっとでも目立とうとして逆に見にくい動画になってしまうこともある。
 なので、大手の中古車販売店ならば、そのすべてを無人化し、システマチックに動画を大量生産するような方法を考えた方がいいのではないか。
 まず、車を所定の位置に置く。ここは人が運転せざるを得ない。車をターンテーブルで回転させるか、もしくは車の周りに配置されたカメラが周囲を回転しながら、車両を撮影する。
 (そして、何らかの方法で車内を撮影する。ここが無人化に向けての最大のネック。)
 撮影された動画には、スペック表から自動生成された原稿をAIが読み上げるナレーターをかぶせる。
 以上の手順を踏めば、ほぼ自動で、ほぼ属人化をさせずに中古車紹介動画を作ることができる(はずである)。

10 動画だけのSNS
 動画を扱うSNSは多くある。というかほぼすべてのSNSで動画をアップすることができる。
 動画がメインであるSNSであっても、タイトルや説明は文字で投稿される。
 一切の文字情報を排除し、動画だけでコミュニケーションするようなSNSというものは作れないだろうか。投稿するのは動画だけ。投稿に対するコメントや返信も動画だけ。
 一番問題なのは、アカウント名をどうするかである。アカウント名はどうやっても文字でしか表現できない…。

 この記事はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。

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