やさしい手ほどき On Elegance⑩ フランスの家庭料理、ケーキのレシピ
パリに住む方々をベルサイユにお招きして「大人のエレガンスについて座談会」をしたシリーズの最終章です。
第一回はこちら↓
このは、典型的はフランスのお手軽ランチメニューである、キッシュ&サラダをお出ししました。サラダはカリフラワーとローストしたひよこ豆というちょっと珍しいもの、キッシュもカレー風味というひねりあり。レシピも書いたので、良かったら試して下さい。美味しいですよ~。
今回のnoteではデザートをご紹介します。
あの日は、フォンダン・ショコラと、こちらのアーモンドとフルーツのケーキを用意しました。(フォンダン・ショコラは写真を撮り忘れたので、また別の機会にご紹介しますね)
このケーキは、ボウル一つでできます。焼き込む果物は季節毎に変えています。この先は、杏、ネクタリン、サクランボ、ラズベリー、桃にプルーンと移り、秋には洋梨、いちじく、冬は林檎。果肉がしっかりしているものであれば、美味しくできます。
下の写真では、マルシェで紫色の桃があったので勇んで買ったみら、渋さが強くてイマイチ、でも焼き込んでみたら渋みもコクに変化して嬉しいという、昨年8月のインスタ投稿です。これもケーキ生地は同じです。
では、レシピ、行きます!
直径24センチのタルト型に合う分量です。
オーブンを180℃に温めます。
バター、130グラム (室温に、でももし冷たいようでしたら、ボウルに入れて、予熱炊きしているオーブンに5分ほど入れて溶かしたらいいかも)
白砂糖、130グラム
塩、ひとつまみ
……まず、これをよく混ぜ合わせます。電動ミキサーを使う必要はないけれど、うっすら白っぽくなるまでぐるぐると混ぜてください。
全卵2コ
……これもバターと砂糖のミックスに混ぜ込む。
アーモンドプードル、130g
……これも加えて混ぜる。
薄力粉、70g
……加えて混ぜる。
このミックスをタルト皿に広げ(うちのタルト皿はブロカントで買ったので、サビかかっています。ので、クッキングペーパーを敷いて使っています。お皿に移すときに楽です)、お好みの果物を、「これじゃ多いかな?」と思うくらい埋め込みます。焼くと果物が収縮するので多いくらいの方が美味しいです。
仕上げに、茶粗糖(Cassonade ←リンク画像で確認してください)をたっぷり振ってください。これ、キーです。美味しいメロンパンのようにケーキ部分がカリカリっとコーティングされます。
これをオーブンで30~40分くらいかしら、こんがり色に焼けたら出来上がりです。
笑っちゃうくらい簡単なのに、スィーツに煩いフランス人にもものすごく評判いいので、是非お試し下さい。
*******************
さて、秋からは、本格的にサロンを開きます。
フランスのサヴォアフェールをテーマに、参加者と一緒に語らう、そういうサロン。
大人としての知識・常識・流儀を確認しアップデートして、女を、人間性を磨く、そういうサロン。
見知らぬ方々との一期一会を楽しむサロン。
……そういうサロンを目指しています。
夏はその準備・練習で忙しくなりそう。
物書きも、もちろん続けますよ。
インプット&アウトプット、呼吸する、生きる。しなやかに生きる。
できるかな。できるといいな。