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日々の生活に簡単に取り入れられる北欧教育3点


北欧と言えば、、、世界の幸福度ランキングで、フィンランド、デンマーク、スウェーデンが上位を占めています。

この心の豊かさを育む背景には、子どもの違いや個性を引き出すことに重きを置いたり、美術や演劇、音楽といった「 正解のない科目 」を大切にしたりと、北欧ならではの教育、政策、生活があります。

今回は私が北欧教育を学んだ上で、実際に日々簡単に実践できている3点を紹介していきたいと思います。

[この記事はCOTETE Laboに掲載されています]



① 子どもに選ばせよう

北欧では、親は子どもを子ども扱いせず、対等な人間として扱って子育てしています。

「ああしなさい、こうしなさい」と、親から子どもへ指示を出すのではなく、「あなたはどうしたい?」「あなたはどう思う?」と問いかけられ、育つことで自分で選択していく経験を積み、自分の軸が見えてくるのです。

まずは選択肢を2つあげて、子どもたちが「自分で選ぶ」場面を意識的に作ってみることをオススメします!どんな些細なことでも十分です。今日着る服や、今日のおやつ、帰り道の道順、、、などなど

小さな選択を重ねるうちに、自分の好きなことや価値観、自分のあり方、といった個性が輪郭を帯びてくるのだそうです。

今日着る服を自分で選ばせると、時には場に適さない服装や、天候に適さない服装の日もあると思います。その際は、親としての意見を伝えることも大切!

考えを押し付けるのではなく、親がありのままの自分の意見として、言葉に出して説明していきましょう。


②能動的に話を聞こう

北欧では国全体で「主体性」を育む教育を行なっています。

幼少期は、親が子どもをコントロールしてしまいがちですが、能動的に話を聞くことで、あなたの話を理解しているよ!というメッセージを子どもに送ることができ、安心して発言できる、自分の意見に自信を持てるといった主体性に、繋がっていくのです。

能動的な話の聞き方と聞くとなんだか難しそうですが、簡単に言うと、子どもの言ったことを自分の言葉で言い換える ということです!

「〜なのね」「〜なんだね」と子どもの発言を繰り返してあげることで、子どもはきちんと話を聞いてくれているんだと実感することができます。また、子どもも再度自分の発言を見直せ、新しい発見ができるかもしれません。



③外遊びを積極的に取り入れよう

北欧では、「森のようちえん」と言って、園舎や園庭を持たずに野外、森林の中で過ごす幼稚園があります。

普通幼稚園出身者よりも森の幼稚園出身者の方が、小学校入学後の成績が良好だったという報告もあり、特に「やる気」「耐久力」「集中力」「協調性」での評価が高くなっていたそうです。

幼少期からゲーム、スマートフォン等、受動的な刺激が身近にある世代の子どもだからこそ、デジタルデトックスも兼ねて、自然の中で、五感を使い、自分で考え、自由に遊ぶといったことが重要視されます。

外遊びは、創意工夫を重ねて、想像力、思考力を発達させる効果があるとともに、体力作りや、心身のリフレッシュ効果もあり、親も一緒に育児のストレスを解消することができます。

最後に。

北欧教育は、親と子どもが対等に関わり、対話することが重要視されています。対等な関係だからこそ、親も完璧でなくてもいいし、様々な感情を子どもと分かち合って共に成長していけるのだと思います。

様々な国の素敵な教育があり、その良いところを見つけて、自分の子育てに取り入れていけたらいいなと私自身思っておりまして、これからも様々な国の教育の良い点をご紹介していけたらと思います。

▼今回のnoteはこちらのマガジン内記事となります。

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