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しょぼい起業って面白いね、とても素敵です。
えらいてんちょうという人のnoteを読んだ。
物事をシンプルに捉えて、ひとつの行動原理に忠実に従って、周りの人を上手く味方にする。
自分の仕事をしょぼい起業、と言ってるけれど、スモールステップから着実に行動のできる素晴らしい人だと思った。
そういえば、就職したばかりのとき、はじめて来た東京でなにかと遊ぶのに金がかかるのに辟易して、遊び仲間みんなで安い部屋借りて、ゲームやマンガやお酒やなんか持ち込んで、わいわいできる場所を作れないかな、と思ったことがある。
ちょうど、大学のサークル部屋みたいに。居心地のよい空間が欲しかった。
結局、あんまり暇もなく、部屋は借りなかったけど。
東京に、たくさんの人が同じようなことを考えて、似たような集まれる場所を作ったら、お金がそんなになくても、仲間といっぱい遊べる楽しい時間が過ごせるんじゃないかな、と思う。
そこで、お店を始める人がいてもいいし、マンガや本をシェアするミニ図書館として使ってもいい。
ひとりで部屋を借りるとお金や維持費はかかるけれど、みんなでお金を出せばそんなにかからない。
今でこそ、そんなシェアの考え方は当たり前になってきてるけれど、当時から同じようなことをしていた人はやっぱりたくさんいて、みんな逞しく遊んで生きていた。
かれが「しょぼい」という言葉を使うのは、「意識高い」への反発でもあり、心理的なハードルを低くするため、だと思う。実際には、全然しょぼくないし、誰にでもできることでもないかもしれない。
でも、まだまだ東京にはそういう需要はあるような気がする。気軽に、自然にみんなが集まってこれるような心理的安全性の高い場所が、もっとあるといい。
「えらいてんちょう」は、はじめは見せかけで作った名前からもしれないけど、立派に「えらい」なぁと思った。
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